睡眠をとっているのか、睡眠時間にあてているのか
皆さん、こんにちは。
前回までは「睡眠時間が自分にとって適切なのか?」という話をしましたが、その続きです。
一日のスケジュールを立てるとします。
勉強時間がこれくらい、食事の時間と休憩がこれくらい、風呂に入って寝る時間がこれくらい、朝起きるのはこの時間。
といった感じで決めるでしょうか?
スケジュールの立て方については、また後日話したいと思います。
今回は、睡眠時間です。
例えば、「夜11時に寝て、朝6時に起きる」とします。
ちなみに、これは私の生活リズムです。
7時間の睡眠をとる様にしています。
ここで検証として重要なのは、
「夜11時までに横になる事が出来ているか、出来てないのか」
「朝6時までに目が覚めるのか、覚めないのか」
「この生活を継続出来ているかどうなのか」
「その生活を続けて、日中のコンディションはどうなのか」
という部分です。
これらはコンディション維持・向上に必要とするベース部分です。
「夜11時に寝る」
そう決めた時、皆さんは、どういうタイミングで布団に入りますか?
①「あと10分で11時になる。さっさと布団に入らなきゃ」
②「11時になったな、トイレにいって寝るか」
③「やべぇ、11時過ぎちゃった。寝よう寝よう」
④「しまった、12時を過ぎた。寝なきゃ」
どれに当てはまりますか?
①から④の方向に進むにつれ、翌日のコンディション、翌朝の目覚めに影響を与えやすくなってしまいます。
もちろん、悪い意味です。
これは、「11時に寝る」という事に対し、準備を整えているかどうか?という事になります。
皆さんは、布団に入ったら、すぐに眠りにつく事が出来ますか?
漫画のキャラクターでは、3秒くらいで昼寝が出来るという男子もいます(調べたら、0.93秒でした)が、少し時間はかかると思います。
たまたま睡眠をするための環境が悪く(暑さで眠れなかったり、カフェインの影響が残っていたり、寝る前にテンションが上がり過ぎて眠れなかったり)、布団に入っても10分前後、30分くらい、たまに1時間くらい寝付けない時もありますが、ほとんどの人間は、ガンガン走り回った後に、突然スイッチが切れたように眠る事は出来ません。(小さい子供は、そのコントロールが未熟(?)のため、突然の寝落ちが発生しますが)
他のサイトでも、「質の高い眠りのためには・・・」という様な感じで
・食事やアルコールが・・・・
・寝る時の気温が・・・
・部屋の明るさが・・・
・パジャマにきがえると・・・
・寝具にこだわると・・・
・呼吸を整えると・・・
・睡眠のリズムが・・・・
という言った感じの事が掲載されています。
言ってる内容はともかく、「睡眠」に導入されるためには、少し時間が必要です。
その時間を差し引いて、「睡眠時間は7時間とっています」という話をしているかどうなのか?という所です。
時間の割り当てとして、7時間を睡眠にしているとしても、寝つきが悪く実際には6時間しか寝てなければ、それは6時間睡眠です。
そのような生活リズムをしていて、「身体が重い」「疲れが取れない」「集中出来ない」「眠気が取れない」というのであれば、睡眠をしている時間を長くする必要があります。
皆さんは、
「自分にとって快適な生活を送るために必要な睡眠をしている時間」
を、ちゃんと確保出来ていますか?
今回は、ここまで。
勉強しようとする時に眠くなってしまう事について
皆さん、こんにちは。
前回、タイトルのような話を軽い気持ちで始めてしまいましたが、考えれば考える程、「あれ?これって正しいんじゃないか?」と得意気な感じになってきていますので、少し冷静に話をしていきます。
「机に座っての勉強という状況下では、集中している時は呼吸も脈拍も落ち着き、動きも小さくなるため、睡眠時と近い環境下に置かれる。そのため、身体がかかえる疲労度が大きくなればなるほど、睡眠で疲労を取り除こうと働くため、眠くなりやすい」
まとめるとこんな感じの話をしました。
これをベースとして考えると、色々な事に応用できるような感じがしますが、今回は睡眠についてです。
この、「勉強しようとすると眠くなる」という現象が起きるため、学習を進めるのに支障が生まれている皆さんに、
とっておきの方法
というか、
これしかない!!
という解消方法があります。
それは、
「しっかりと寝て、睡眠不足を解消して下さい」
です。
まず、睡眠時間が、自分にとって適正なのかどうか?という事を検証しないと中々解消できません。
私は、結構な割合の人が睡眠不足ではないのかな?と考えています。
(ここでは、食後の睡眠については省きますし、その内容は後日投稿するか、以前にも似たような内容を投稿しているので、気になる方は探すか待つかして下さい。)
多くの人が、6~7時間程度の睡眠をとっていると思います。
中には4時間程度の「ショートスリーパー」と呼ばれるような人もいると思いますし、「9時間寝るようにしているよ」という人もいると思います。
ここでは、その「平均的」「一般的」と呼ばれる(?)6~7時間程度の睡眠をとる人に、焦点をあてていきます。
例えば、いつも6時間の睡眠を摂る様にしている人がいるとします。
普通の生活リズムなら、日中眠くなる事も無いですし、快適に活動出来ているとします。
その人が、普段よりも強い強度の肉体労働とか、健康のためにとトレーニングをしたとします。
そうすると普段よりも疲労度が大きいため、回復にかける時間も必然的に多くなると思いますし、そう仮定して話を進めます。
「それでも6時間の睡眠で大丈夫なのか?」という事です。
また、この人が少し夜更かししてその日だけ1時間少なく5時間の睡眠になってしまったとします。
翌日以降は6時間睡眠をしっかりとったとしても、1時間少なかったというのは身体に残っています。
「睡眠負債」という考え方です。
分かりやすいのが、「徹夜」をした時に、翌日の睡眠時間は通常通りですむのかどうか?という事を考えると、イメージしやすいと思います。
絶対に途中で寝たり、普段よりも長い睡眠時間になるはずです。
病院とかでも、大けがをした人が昏々と眠り続け、身体の治癒に専念(意識の有無は別の話ですが)するという姿は珍しくないと思います。
普段しっかり睡眠をとっていると考えている人が、休日になると
「休みだから少し遅くまで寝ていたい」
という考えが生まれるのであれば、普段の睡眠時間が不足しているという可能性が、非常に大きいです。
そういった人は、睡眠のリズムが崩れやすくなってしまうために、翌日の出勤日の朝に「ブルーマンデー」を迎えやすくもなってしまうのですが…。
いずれにせよ、勉強中に眠くなる人は特にですが、自分の睡眠時間について少し見直す必要がある人は多いと思います。
「本当に、今の睡眠時間は、自分にとって適切なのか??」
検証してみてはいかがでしょうか?
今回は、ここまで。
呼吸を忘れてしまうという事について
皆さん、こんにちは。
今回は仮説というか、ふと考えた内容についての話をします。
検索サイトで「呼吸 忘れる」と入れると、「無呼吸症候群」といった内容が出てくるのですが、そうではないです。
皆さんは、集中している時に、呼吸を意識しますか?
「集中するための呼吸法は、コレだ!!!」
というようなサイトはよく見かけるのですが、実際、集中している時は、呼吸を意識すらしていないと思います。
私も同様です。
ふと気付くと、大きく息を吸ったりして、周囲の事を意識するようになったりもしますが、皆さんはどうでしょうか?
私の気付きの話をします。
集中している時ですが、呼吸は浅くなっていると感じます。
周囲の勉強している人・作業している人を見てもわかると思いますが、自習している人は、機械のようにただ淡々と作業をこなしているように見えます。
ここでは「勉強」という事に焦点を置いて話をしていますが、集中している人の呼吸が荒かったり、身体を大きく動かしたりしている人が集中しているかどうかというと、それは違うのかなという印象を受けます。
ため息ばかりをしている人が、集中しているとは感じにくいというのもありますね。
ここで勘違いをしてほしくないのは、「息を止める」ではなく、「呼吸が浅い」です。
呼吸はしているので、継続できます。
息を止めたら20~30秒程度しか続かないと思います。
先述した「集中するための呼吸法」として、よく挙げられるのが「深呼吸」というキーワードです。
方法論の話は、それぞれのサイトをご覧ください。
深呼吸をする事で、脈拍も落ち着きやすくなるし、血行が良くなったり、気分転換・リラックスに繋がりやすくなると思いますし、「呼吸」も通常(日常)に戻ります。
そこ(通常の状態になった)から集中しやすくなるというのですが、その集中が解けた時(緊張と言って良いかもしれません)は、どのような行動を取っているのか??という所に着目します。
「深い深呼吸」「安堵のため息」(絶望のため息かもしれません)では無いでしょうか?
大きく深呼吸であったり、伸び(ストレッチ)であったりすると思います。
緊張をほぐすために伸びをしたりすると思いますが、共通するのは、「大きく息を吸ったり吐いたり」では無いでしょうか?
では、なぜそうなるのか?
「呼吸が浅くなる」
からでは無いでしょうか??
集中する
→ 呼吸が浅くなる
→ 動きも小さくなる
→ 血流が悪くなったり、血中酸素量も少なくなるし、血中二酸化炭素濃度は高くなる
→ 身体の中に抱えるストレスが大きくなる
→ 呼吸を大きくすることで酸素・二酸化炭素の入れ替えや血流促進・ストレス解消のために身体を動かしたくなる(伸びや貧乏ゆすり)
→ 集中が切れる(低下する)
という事なのかな?と、ぼんやりと考えています。
集中を高めるのであれば、呼吸を浅くすれば良いと考えます。
ちなみに、寝ている時も、活動中(日中)より呼吸数は少ないし浅いです。
そして、寝返りをうったりして身体を動かしたりした時に呼吸が大きくなったりします。
これと似ているなと感じる訳です。
ですので、「勉強に集中しようとすると、眠くなる」というのは、正しい姿ではないかと思います。
身体の使い方での共通点が多いからです。
という事を考えていたという報告でした。
次回は、睡眠について、少し触れたいと思います。
今回は、ここまで。
出来るまでやる
皆さん、こんにちは。
前回、少し触れましたが、今回は少し「出来るまで」という事について話をします。
皆さんは(そろそろ?)学習を進めていると思います。
その学習も、「目安」というものが設けられているものがあります。
偏差値であったり、難易度であったり、総学習時間で表現されているものは多いです。
そういったものに自分で勝手に「壁」を作って、「こんな難易度だったら、自分には無理なのかな・・・」という豊かな想像力を膨らまし、自分にはできないと思いこむ事で、それに挑む事すらしないという行動を取るような人も生まれてしまいます。
ある意味、これを明示する事で「足切り」を行なっているのかもしれませんね。
ですが、これはあくまでも「目安」であり、自分に当てはまる内容では無いのは当然です。
私は、その目安があるのであれば、「その目安よりも、少ない期間・時間で合格してやるぜ」と意気込み、モチベーションアップにしています。
基本的には、目安よりかかる事ばかりで、実現したのはごくわずかなのですが(涙)。
さて、管理栄養士国家試験です。
目安の学習時間として、200~300時間という事のようです。
皆さんは、これをどう受け止めますか?
「毎日忙しいのに300時間も勉強する時間なんてないよ~」と嘆きますか?
「300時間だったら、5カ月の期間(150日)だったら、1日2時間程度の平均学習時間で済むのか。休日も利用して補っていけば、余裕余裕~♪」と受け止めますか?
この両者の差は大きいと思います。
心理的なハードルが高ければ高い程、人の心は折れやすくなります。
ですので、「これくらいだったら、やれる」というポジティブな考え方を持つのが、大前提ですし、今後に大きなパワーを与えてくれます。
そこから、色々な試行錯誤を踏まえる事で、どんどん前に進むことが出来るようになります。
そして、もっと重要なのが「出来るまでやる事」です。
皆さんは、自転車に乗る事が出来る人がほとんどだと思います。
それはどうやって乗る事が出来るようになりましたか?
「乗る事が出来るようになるまで、試行錯誤を続けながら乗り続けたから」です。
前回、繰り返す事が大事というような話をしましたが、これが根拠です。
一回試してみて(問題を解いてみて)、出来た・正解したとします。
それが時間を置いて次の時に出来なかったら、それは、「出来ていない」という事になります。
ですので、「何回やっても、必ず正解に導く事が出来る」というレベルに達したら、「出来た」になります。
そのレベルに達するためには、「試行錯誤をしながら繰り返しやり続ける」しかないのです。
難易度に応じてその回数は変化するので回数を決めること自体はナンセンスです。
「出来た時」が、「あなたにとって必要な回数だった」という事になるわけですから。
その回数というのは、他の人には決められないですし、自分でも分かりません。
わからないからこそ、早々に過去問題集のページを開き、「自分がどれだけできないのか?」というのを理解しないといけないのです。
そうでないと、「分からないものが分からない」という状態から抜け出す事が出来ませんから。
さっさと過去問を解きまくり、出来ない事が出来るようになっていきましょう。
今回は、ここまで。
アウトプットの開始時期は、早い方が良い
皆さん、こんにちは。
前回の続きで、早期にアウトプットを行なう事のメリットについてです。
前回も話しましたが、インプットとは参考書の事、アウトプットとは過去問題集の事です。
皆さんは、いつくらいから過去問題集を開始しますか?
私が独学で試験に挑戦しだした時は今の時期ですが、参考書を開いていました。
「2周くらいしようかな?」
と、参考書をずっと読んでいました。
ですが、どんどん不安になっていきました。
「これで、自分の実力になってるんだろうか??」
2周目の途中くらいになって、問題集に手を付けました。
ちっとも解けないのです。
凄く焦りました。
すでに9月の下旬にも入ろうかという時期でした。
そこから問題集に専念しました。
一般的?には、まず参考書から始めると思いますが、「7割くらいやってから・・」というのは、多いそうです。
基準は分かりませんが、私もそうでしたが、問題に対しての恐怖心というか、最初から少しでも解けるようになりたいという深層心理があるのかもしれません。
少しでも初めての壁を低くしようとしているのかもしれません。
「準備を備えたい」
という考え方かもしれません。
ですが、考えてみて下さい。
目的は、「管理栄養士国家試験に合格する事」です。
そのためにやらないといけないのは、知識を身につける事です。
そのためには、繰り返しやり続けて、出来るまでやる事です。
そして、やり続けないといけない事は、「過去問を繰り返しやって、身につける事」です。
これを、出来るまでやる事です。
現役学生ならまだ時間的な余裕は比較的あるのですが、仕事をしながら勉強をする既卒組は、「参考書を7割までやってから・・・」というような、根拠があるのかないのかわからない方法を選んでいたら、時間の余裕がありません。
過去問題には、合格のための方法論で溢れています。
特に、この「管理栄養士国家試験」は、6割以上の正答率で誰でも合格出来る試験です。
限られた時間を、いかに問題を解きまくって、繰り返して、記憶にとどめる事が出来るようになるか?
これが出来るかどうかが、大きなポイントです。
ですので、早くアウトプット、つまり過去問題集に取り掛かるというのが、合格へ近づく一番の方法といっても過言ではありません。
時間の節約と、効率良い学習。
過去問題集を解きまくるという「アウトプット」を早期に行なう事が、一番のメリットです。
という事で、勉強方法で迷っている事があれば、まずは過去問題集を解いて、いかに自分が出来ないか?を実感してください。
今回は、ここまで。
インプットとアウトプットとは?
皆さん、こんにちは。
9月に入って、一気に気温が落ちてきました。
朝起きたら、いままで28~29℃くらいだったのが、26℃まで低下していました。
こうなると心配になっていくのが、体調管理です。
夏の疲れが残っている状態で、気温差の影響を受けると、あっという間に風邪をひきやすくなってしまいます。
こういう時こそ、免疫力アップ・疲労回復のためにも、肉を食べて糖質を抜く「糖質制限食の実践」ですね?
管理栄養士を目指すのであれば、ぜひ実践して欲しいものです。
風邪をひく前に、体質を改善していきましょう。
やってみて、初めてメリット・デメリットを感じる事ができるようになりますから。
風邪をひいてしまったら?
その話は、後日やります。
さて、前回の続きです。
学習時、参考書が先か、問題集が先かという話をしました。
そして、そのキーワードとなるのが、タイトルにもありますが、「インプット」と「アウトプット」です。
参考書を勉強するという行為は、基本的に「インプット」作業です。
記載されている知識を理解し、覚えていくという作業になります。
中には問題も数問用意されているようなものもありますが、問題集と比較したら、問題量は圧倒的に少ないです。
また参考書というのは、「批判を受けられないように」という構成をしているのがほとんどです。
参考書購入者の最終の目的は、「合格する事」です。
本試験に出題されるような内容に近づくほど、評価されていきます。
ですので、基本的には全ての内容について触れています。
抜けがあればあるほど、「この問題についての解説がないじゃないか!!」と、逆恨みにも似たクレームが多くなります。
それを防ぐためです。
ですので、ある程度の「重要度」という様な部分で、出題頻度等を区別していればまだ良いのですが、それすらないものは、全ての問題を同レベルで記載している事になります。
学習する側は、限られた時間しかないのに、重要であろうと、無かろうと、全ての問題に同じレベルで挑まないといけなくなるのです。
これでは、とても非効率です。
現役学生であれば、まだ比較的時間を得られやすいですが、仕事をしながら、かつ役職まであるのであれば、かなり学習時間は制限されます。
時間もない中で、効率良く学習を進め、合格を掴み取る。
それに近づくために、手っ取り早い方法があります。
アウトプット作業を行う事です。
つまり
「学習開始時点からさっさと問題集を開いて、何回も解く。数回やってもわからなければ、参考書を開いてポイントを抑える。」
という方法です。
この方法だと、インプットとアウトプットの両方を同時に行う事が出来るようになります。
参考書→問題集という様に、インプットからアウトプットという順番でやるよりも、問題集→たまに参考書だと、アウトプットを実施しながらインプットも同時に行う事が出来るという事になります。
滅茶苦茶、効率が良いです。
この方法を行なう事でのメリット等の詳細については、次回に回します。
今回は、ここまで。
参考書が先か、問題集が先か
皆さん、こんにちは。
9月になりましたね。
今年も残すところ、あと4カ月ですよ。
月日が流れるのは早いですね。
そして管理栄養士国家試験まで、約半年というところまで迫ってきています。
先は長いようですが、これまでの月日の流れを考えてみて下さい。
あっという間です。
私自身は、ここから本格的に学習を開始して、何とか合格という結果を掴む事が出来ました。
受験希望の方は、日々を後悔の無いように学習を進めていきましょう。
さて今回は、
「参考書を先に勉強してから問題集を解くのか?」
「問題集に取り掛かりながら、参考書でチェックしていくのか?」
という事に触れていきたいと思います。
授業形式で慣れている人や、通信・通学で学習を進めている人からしたら、「??」と思うかもしれない質問です。
授業のスタイルは、参考書(教科書)の解説・補足を学んで、解答方法を学んでから、問題を解くという流れになっています。
当日学習する内容を、授業開始時点で「さぁ、テストだ」と行うのは、英単語くらいでしょうか?(他にもあるとは思いますが)
参考書と問題集を用意し、まず開くのは参考書だと思いますが、皆さんはいかがでしょうか?
そして、独学をしている皆さんは、いつぐらいから問題集を開いていきますか?
通信・通学の人であれば、講義内容によってはテキストを開くよう促されたり、ミニテストのようなものが配布され、問題に触れやすいスタイルになっていると思います。
ですが独学の人は、自分で全てを決める事が出来ます。
「最初は、参考書を一生懸命勉強しよう!!」
そう意気込むのは良いのですが、いつから問題集を開くか?というのを明確に決めないといけません。
参考書を開くと、とても丁寧に図説を交えて、解説されています。
「こういう傾向の問題がありますよ」
「過去にこのような問題が出題されましたよ」
おまけで、「この問題を解いてみましょうか?」というのもあるかもしれません。
それを読めば読むほど、「あれ?結構実力ついてきているんじゃね?」と思いこむ事が出来ます。
残念ながら、それは思い込みです。
実力が付いているような気になっているだけです。
授業や講義で習った内容を、最後の方でテストをして、問題が解けたといって喜んでいるのと同じです。
モチベーションアップのためにも、必要だと思いますが、それだけでは理解出来たという事は出来ないのです。
試しに、今まで参考書で勉強してきた内容部分の問題集の問題を解いてみて下さい。
ビックリするほど解けないです。
それは、何故なのか?
キーワードは、インプットとアウトプットの違いです。
少し長くなるので、今回は、ここまで。