管理栄養士国家試験合格に向けてチャレンジする人を応援するブログ

独学で学習を進める人をはじめ、受験勉強中の悩みを解消するための情報をお伝えしていきます。

「ど忘れ」の状態から思い出す方法

皆さん、こんにちは。
 
試験まで1カ月を切っている状況ですが、皆さん、どのように過ごしているでしょうか?
最近は一気に寒くなってきています。
これが冬らしいという事で、季節を感じる事が出来て良いとは思いますが、受験生は、体調管理がとても重要になっていきます。
寒さ対策は勿論、乾燥対策と体調管理をしっかりとしていくようにしましょう。
お悩みや取り上げて欲しい内容があれば、コメントで返信しますので、よければお待ちしています。
 
さて、これまで模試や過去問を繰り返し解いてきていると思いますが、
「この前まで覚えていたのに、思い出す事が出来ない!」
という状態が生まれる事もあると思います。
 

どわすれ【度忘れ】[名](スル)よく知っているはずの物事をふと忘れてしまって、どうしても思いだせないこと。胴忘れ。「知人の名前を度忘れする」

 

人の名前を忘れたというのであれば、名札等をみたり、さも知っている体で話して何とかなる場合が多いのですが、試験では、なかなかそうはいきません。
「あれ?あれれ?」となって、なかなか思いだす事が出来ず、焦りまくってペースが乱れ、他の問題も集中して取り組めないという事にも発展しかねないです。
一つのつまづきが、全体に影響するという人も、少なくないのではないでしょうか?
 
勉強するにしても試験を受けるにしても、とても重要なのが、「平常心を保つ事」です。
焦って行動しても、取り繕う事は出来るかもしれませんが、ベストに近い結果になる可能性は低くなると思います。
それでは、そういう場面に直面したら、どうすればいいか?
 
「鼻呼吸で2~3回程度、深呼吸をする」
 
という事です。
鼻呼吸とは、鼻からゆっくり息を吸って、鼻か口からゆっくり吐くという呼吸です。
体調を崩してたり、アレルギーを持っていたらなかなか難しいですが、そういう人は、口呼吸でもいいです。
これを行なう事で、「焦らないようにする」という身体の状態を引き出しやすくなり、リラックスを生み出す事が出来ます。
焦りが生まれると、なかなかいつも通りの力を発揮する事が出来ません。
それは、「焦ってる。ヤバい。思い出せない!せっかく何回も勉強してきたのに。どうしたらいいんだろう?え~と、え~と・・・。」というような余計な思考が生まれます。
普段だと何気なく出来る事が、制限を与えたり意識をしてやることで、ギクシャクしてうまくいきにくくなるという事と同じだと考えています。
問題を10問解く → 問題を5分以内に10問解く
自転車を走らせる → 自転車をこのラインから逸れないように走らせる
という様なイメージが近いと思います。
 
焦りというのは、本能部分に近いものであったり、感情というものだったりすると思います。
そして、勉強して習得した知識というのは、本能から遠い部分に収納されています。
平常心で臨む事が出来れば、本能や感情が邪魔をせず、知識を引き出す事が出来ます。
でも、焦りという感情が大きくなると、それに思考や感覚は大きく影響を受けます。
そのため、まずは感情・本能部分を抑える事に意識が向いていき、知識をなかなか引き出す事が出来ないという考え方です。
 
暗記をするような時も、感情が大きく変化している時よりも、平常心で淡々とやる方が、結構頭に入りやすいと思いますし、風呂に入ってる時や、寝る前のようにリラックスしている時の方が、色々なアイデアが生まれたりするのは、そのためです。
私もですが、焦った状態で色々対応してもうまくいかない事が多いとおもいますが、どうでしょうか?
 
試験という限られた時間の中で問題を解かないといけないので、一つのつまづきが大きなストレスになったりすると思います。
ですが、それで焦って、その状態を維持したまま問題を解いても、良い結果は引き出せないです。
「焦る → 焦った状態を解消しないまま継続」ではなく、
「焦る → 鼻呼吸でリラックスする → 平常心で物事に取り組む」
ということを試してみてはいかがでしょうか?
 
こういった方法を知っているだけでも、本番時に直面した時の手助けになります。
解決方法の引き出しが多くなる訳ですから。
普段から試して欲しいですし、試験中のお守り替わりのような扱いでも良いです。
知識として頭に留めて欲しいと思います。
 
試験当日まで残り少ないですが、全力を出して取り組んでいきましょう!
 
今回は、ここまで。

修正しながら何度も繰り返すしかない

皆さん、こんにちは。
 
学習の方は進んでいるでしょうか?
なかなか上手く知識として定着出来てないでしょうか?
追い込みの時期です。
この期間をいかに効率良く使う事が出来るかによって、自分の力を大きく伸ばす事も、油断して不合格になる事も出来るようになります。
そのためには、少しでも「正確な知識」を増やしてく事が大事です。
 
今ぐらいの時期になって、「語呂合わせ」で覚えようというのも、当然有効です。
あるサイトでは、こんな感じで紹介していました。

フェニルアラニンチロシン→カテコールアミン

フェットチーネ買ってこ~」

 

ケト原性アミノ酸 ー ロイシン、リシン

「毛糸先生、黒い利子」

け(い)とげんせい (く)ロイ リシ

(怪しいところでお金借りちゃったのでしょうか…)

ですが、それがあり過ぎても混乱が生まれやすくなるので、最小限にした方がいい場合もあります。
 
私はあまり語呂合わせは用いませんでした。
その単語単語に関連性があるので、余計な情報を入れてしまうと、広がらなくなるのではないかとも考えたからです。
残り1週間程度の期間しかない時に詰め込むためか、勉強開始初期に勉強に慣れていくためのとっかかりとして用いるのは悪くないとは感じます。
ただ、詰め込む事が出来て、それを本番時に引き出す事が出来れば、何も問題は無い訳です。
 
皆さんには、得意な科目や不得意な科目があると思います。
私も「公衆栄養学」が苦手意識が強く、なかなかページを開く事が出来ませんでした。
ですが苦手科目は、「何度も問題を解かないと習得出来ない」という事実があります。
いつまでも避けてしまい、ページをめくらず、問題を解かないから、ずっと苦手科目になっている訳です。
今の時期で苦手科目が何個もあるのは致命的なのかもしれませんが、逆に言うと、自分の弱点が分かっているわけです。
だったら、2週間くらみっちりと苦手科目と向き合って、徹底的につぶしていくしかないんですね。
やっていく事で時間がかかるとは思いますが、やってみると結構理解が進む部分が出てきます。
それをとっかかりとして、優先順位の高いものからガンガン触れてみてはいかがでしょうか?
 
皆さんは、一冊の過去問題集を、何回繰り返しましたか?
私は科目によって変化しますが、少ない所でも5回以上は繰り返しました。
応用問題は2周くらいしかしませんでしたが、多い科目では10回以上を繰り返しました。
そこからさらに苦手な問題・キーワードを単語帳に落とし、隙間時間に何度も見返しました。
そのおかげで、2カ月前の模試で合格点に達する事が無かったようなレベルでも、130点以上を取って合格出来た訳です。
 
皆さんに同じようにしろという押し付けはしませんが、何度もやらないと、知識は身につきません。
 
出来ないのであれば、出来るまでやる。
出来るようになったら、合格に一歩近づく事が出来る。
 
ポジティブに捉えて、学習を進めてもらえればいいと思います。
 
今回は、ここまで。
 

集中出来る音楽とは?

皆さん、こんにちは。
今回は、勉強中に流れるBGMについてです。
 
皆さんは、勉強中にどんな音楽を聴いていますか?
テンションの上がる曲ですか?
好きなアーティストの曲を流してますか?
何も聴いてないですか?
音楽を再生してないとしても、周囲から音が入ってくると思います。
どんな環境下で勉強をしているでしょうか?
近くに幼稚園や学校があって、子供の声を聞きながらしているでしょうか?
茶店の中で、BGMと周囲の人の気配を感じながらしているでしょうか?
 
色々な場面があると思います。
私はというと、勉強中に音楽は聞いていませんでした。
勉強中に音楽を聴いてしまうと、どうしてもそのリズムに意識を奪われてしまうからです。
例えば、自分が持っているリズムが3拍子だとします。
そのリズムで学習を進めたり、暗記をしようとするとします。
そのリズムの横で、4拍子のリズムを刻みます。
かみ合う部分も生まれるのですが、多くの部分でかみ合わない所が生まれます。
そうする事でリズムが乱れ、集中力を奪われてしまうと感じました。
 
もう一つは、リズムや音域に変化があり過ぎる曲が多い事や、言葉を投げかけられる事になるからです。
音楽(歌謡曲?)というのは、Aメロ・Bメロ・サビというような部分を組み合わせて作られます。
それぞれでサビを盛り上げるため、そして興味を引き付けるために、多くの工夫がされたメロディーが流れてきます。
さらに、そこにシンガーの「声」も加わります。
その相乗効果により、音楽に意識を奪われていくわけです。
音楽を聴いてもらうという事については大成功なのですが、受験生にとって、目的は勉強に集中する事です。
音楽に意識を奪われて、勉強に集中出来ないのであれば、それは、聞いてはダメという事になります。
 
以前の投稿で、自習室でクラシックを流していると「気が散る」とクレームが多かったが、それを「雨の音」のような自然音・環境音にすると、クレームが収まったという話をしました。
クラシック音楽には癒し効果があるのかもしれません。
ですが、クラシック音楽も、聴かせるという工夫が必要になります。
そうなると、変化・変調が必要になるわけです。
それが頻繁になればなるほど、意識を奪われて集中出来なくなるという事になります。
 
あまりにも何も聞こえないとなると、それはそれで、何も音が無い事で集中出来ない事になってしまいます。
 
私がやっていたのは、外から入ってくる音をBGM代わりにしていました。
車の音や、葉が風でこすれる音、通学路沿いだったので、子供の登校・帰宅時の元気な声等。
今の時期は寒かったり花粉も心配になってくるので、窓を開けるのは難しいかもしれませんが、ストーブの上のやかんの音だったり、加湿器の音だったり。
特に決まった音楽をかけなくても集中出来ました。
 
ただ、タイミングとして音楽を聴く事はありました。
一日のスケジュールで、朝4時過ぎから勉強を開始し、14時くらいまで休憩をはさみつつ進めます。
それくらいになると疲労感は溜まってきているので、気分転換が必要になってきます。
その時に選択するのは、散歩であったり、テンションを上げる曲でもあります。
テンションを上げる曲は、何でも良いです。
それを聞いて、「さあ、やるぞ」となれば良いだけなので。
そのあとは、また特定の音楽を聴かず、自然音だけを聞きながら勉強していました。
「音楽を聴きながら」というのが悪いとは言わないですが、「音楽を選ぶ」必要があるとは考えます。
 
皆さんは、その音楽を聴きながら集中力を保てていますか?
普段聞く事も無い、つまらないと感じる曲が、意外とフィットするかもしれませんよ?
 
今回は、ここまで。
 

自分を否定する人は、その結果を引き出しやすい

皆さん、こんにちは。
前回の続きのような内容です。
 
先日、言葉にするのはポジティブな方が良いという話をしました。
心理的な内容になってくるのですが、勉強は平常心でいる方が進みます。
ただ、今の時期のように締め切り(受験日)が目の前に迫ってくると、どうしても焦りが生まれやすくなってしまいます。
これについての対処法は、「やる事を明確にして実践する」という事ではないかと考えています。
やる事が、あれもこれもと手を出しすぎると、集中出来なくなります。
計画性の無いマルチタクスだと、気もそぞろとなり、「色んな事をやらなきゃ」と、残り時間も少ないのに勢いだけでつきすすめて、何も実りがないという状況で当日を迎える、最悪のケースとなりがちです。
 
さて、やり方を明確にという話をしましたが、明確にしても、なかなか自分の知識として吸収しにくいケースがあります。
それが、「自己否定・自己批判」する傾向にある時です。
 
「どうせ、自分は出来ないんだ」
「何回やっても出来なくてつらい」
「どうせ」「やりたくない」「無理だ」「出来ない」
という言葉を使う人は、身近にいるのであれば観察して欲しいのですが、完璧主義者の傾向が強い人や、自己肯定感の少ない人は、どんなに出来ていても一つつまづく事で、「もう駄目だ」と考えやすいです。
一つのミスで、これまで積み重ねてきたものを、簡単になかった事にするのも可能なくらい、リセットできます。
 
とても勿体ないです。
 
そう言うネガティブな感情に陥ってしまうと、思考力もシャットアウトされ、自分を自分で追い込んでしまいます。
やってもやっても頭に入らないというような状況です。
 
私自身も、この傾向が強く、自己肯定感は低いのではないかと感じています。
私の近くにも受験生がいますが、周囲から応援を受けているのですが、ナーバスになりすぎてしまい、それを応援と受け止める事が出来ず、その声が負担となって大きなストレスとなったり、相手を気付つけるような振る舞いをしている人がいます。
気持ちはよく分かります。
ただ、そういった考え方をしやすい傾向の人は、最悪でも試験当日までには、それを乗り越える必要があるんですね。
簡単にいうと、考え方を変えるという事です。
 
人間のキャパシティというのは、結構大きくもあり、小さくもあります。
それは、その人の許容量の限界に大きく左右していくと思うのですが、それは、自身の中の習慣や常識や知識によって大きく左右されます。
 
今現在で、否定をして受け入れる事が出来ないというのであれば、それ以上前に進むことが出来ません。
人間関係にしても、知識にしても、行動にしてもです。
なぜなら、そこで自身で壁を作っているからです。
「自分には、これ以上できない」
という、強烈な自己暗示です。
 
これは、色々な方法によって解消されると思いますし、万人に通用する言葉というのもあるのかもしれないし、無いのかもしれないです。
私がひたすらやった事は、「これをやり続ければ、合格出来るんだ」という自己暗示だけです。
これを、頭が知識でパンパンになるような状態(本当にそう感じました)になった時、諦めそうになりそうになった時に、これに類似した言葉を何度も口にしました。
それを繰り返し、何とか自身のキャパシティーを大きくしたようなイメージを持つ事も出来、次第に不安も小さくなっていきました。
自分が「出来ない」という根拠を探ってみるのも良いのかもしれません。
それは、結構思い込みに近いものではないでしょうか?
 
自分は出来るという「自己暗示」
試してみてはいかがでしょうか?
 
今回は、ここまで。

目標は見える場所に、そして声に出す

皆さん、こんにちは。
 
節分イベント大変だったと思います。
お疲れ様でした。
もう、恵方巻の文化はどうにかならないものですかねぇ。
それが生まれるまでは、マメを用意する程度で済んだようですが、海苔巻きって手がかかるんですよ。
コツさえつかんでいれば結構簡単にできるんですが、年に1~2回程度の頻度ですし、なかなか練習する場所も無いでしょうからねぇ。
 
さて、もう試験当日まで30日を切っている状況ですが、皆さんどのような心境で過ごしているでしょうか?
 
すでに合格ラインを大幅に超え、日々知識が薄れるのを防ぐように取り組んでいるでしょうか?
あるいは諦めて、来年度の試験に向けての準備をしているでしょうか?
 
多くは、合格ラインである120点前後の所で、追い込みをかけていると思います。
私も当時は、そうでした。
試験まで約2カ月前時点で模試を受けましたが、その時は、112点だったり96点だったりしました。
合格ラインにも達していませんでした。
そこから追い込みをかけて弱点をひとつづつ潰していき、何とか130点を超える点数を獲得し、無事合格する事が出来ました。
 
これだけを見ると、苦労を乗り越えて・・・という感じですが、とても不安で押しつぶされそうでした。
独学で行っていたため、他の受験者とも比較が出来ず、模試でも合格ラインを一度も超える事が出来てないため、今のやり方が正しいのかどうかの確信が無かったです。
ですが、やる事だけは決めていたので、
「色々なものに手を出しても、中途半端になるだけだから、今やっている事を積み重ねていこう。」
と、繰り返し弱点を潰す作業を行っていきました。
 
例え、合格出来なかったとしても、翌年度挑戦のためのとても貴重な経験になるという事は、あまり考えないようにしていましたが、こんな感じの心境でした。
 
まずは、「目の前の事をしっかりとやっていこう。」と、スケジュールに予定・計画を書き込んでいきました。
そして、目標も自分の考えがブレないようにA4用紙に大きく書き、机の目の前の壁に貼りました。
さらに、毎日それを言葉に出し、「これをやれば絶対合格出来る」と言い聞かせながら、ひたすら弱点を潰していきました。
 
言葉に出すのは、とても重要です。
私は「言霊思想」を信じていますが、言葉にしたことは、力となり、それが大きな波を生み出すというのを見てきましたし、経験もしていました。
ですので、どうせ口に出すのであれば、ネガティブな事より、ポジティブな事を口に出していきましょう。
 
もちろん、それに伴う努力は必要ですが、その言葉は結構力になります。
また、たまに大声を出す方が、スッキリするというのも良い影響を与えますね。
 
目標を明確にすれば、それは大きな力になります。
よかったら、皆さんもやってみてはいかがでしょうか?
 
今回は、ここまで。

模試はどうでしたか?

皆さん、こんにちは。
 
試験まで30日といった所でしょうか?
皆さんも色々な心境で勉強を進めていると思います。
 
模試もほとんどの所が終わっていて、私が確認した所では、SGS社が明日、福岡にて現地での模試を行なう様ですね。
これが最後でしょうか?
 
さて、もう模試が終わった状況で話をするのは少し遅いかもしれませんが、皆さんは、現地での試験を受けましたか?
 
現役学生であれば、あまり環境は変わらないかもしれませんが、業務従事者は、結構「試験の勘」が薄れているのではないかと感じます。
試験を受け慣れてないという事です。
そのため、試験の際に起こり得る事を想定しきれないために、本来の力を発揮しづらくなるという事です。
 
それを防ぐためには、模試を「本番と同様な環境で行なう事」がとても大事でした。
 
前日までの準備をどうしないといけないのか?
当日に持っていく資料は決めているか?
何時までに起きて行動をし始めないといけないのか?
当日の交通機関はどのようにしたらいいのか?
用意してきた服装で、どれくらいの室温まで耐えられるのか?
開始までの待ち時間をどう過ごすのか?
トイレはどれくらいの列が出来るのか?
昼休憩の時間は何を食べるのか?
食後の時間をどう過ごすのか?
後半の試験で、食事による眠気が来たかどうか?
使っている文房具に不具合は無かったか?
時計(時間計測)は使いやすいものだったか?
 
他にもありますが、ざっとこれくらいの事をチェックしていくためにとても有益な検証をするのが、「現地での模試受験」であり、メリット部分であると考えています。
 
皆さんは、ちゃんと検証をされたでしょうか?
 
もし、「ただ受験して、今の実力が〇〇だった」だけの感想しか持ってないのであれば、とても勿体ないです。
恐らく、その受験会場より多くの人間が会場に駆けつけ、トイレの争奪戦も起き、近所のコンビニも昼食用の食事が全滅しているかもしれません。
広すぎる会場で、空調が効果を発揮しないかもしれません。
実際に経験をする事で、対策を初めて打つことが出来ます。
 
「そういった事を意識して無かった。」「もう模試は終了して、本番を待つだけ」というような人であれば、最低でも上記部分がどうだったのかの記憶は、まだ消失してないと思います。
少しでも思い出し、シミュレーションをしてみてはいかがでしょうか?
 
また、明日の福岡会場受験者は、そういった所をチェックしてみてはいかがでしょうか?(定員は50名だそうですが)
 
想定外の事は必ず起きますが、その起きるリスクを低下させる努力は必要です。
 
頑張っていきましょう。
 
今回は、ここまで。
 

直前講習の誘いをどうするか?

皆さん、こんにちは。
試験までもう40日を切っているようなタイミングですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
 
さて、甘い誘惑(?)である、直前講習についてです。
某サイトからの抜粋です。
 
全9科目のなかから出題頻度が高く、得点につながりやすい重要ポイントの解説講座です。
試験直前の大幅な得点アップが期待できます。受験勉強の総仕上げをするなら、直前講習へ!
☆こんな人にオススメ☆
・出題ポイントを知りたい方
・効率的に得点を伸ばしたい方
・130点以上で合格したい方
受講料:14,580円(税込)

福岡会場
2月3日実施 直前講習(定員50名)
名古屋会場
2月10日実施 直前講習(定員30名)
東京会場
2月17日実施 直前講習(定員150名)

 

とうような情報がありました。
さて、皆さんならどうしますか?
 
私は、以前からずっと話している通りですが、計画に組み込めて、講習内容を消化しきれるのであれば、受講しても良いと思います。
でも、大部分の人には必要無いとも思います。
 
理由の一つは日程です。
 
受験日は3月3日です。
2月17日の東京会場の人は、試験まで残り2週間くらいのタイミングです。
それで、準備を整える事が出来るのか?非常に疑問です。
 
2週間しかない時に、わざわざ自分のペースを乱して自分にマッチしない内容を取り入れようとしても、消化しきれないと思います。
それが、現役学生ならまだしも、業務に従事している人であれば、なおさらです。
こういった講習を受ける事で、何とかなるのではないか?という期待や安心感は生まれるかもしれませんが、ドーピング的な効果は得られないです。
 
こういった講習で、一番の大きなパワーとなるのは、
「同じ目的を持っている人達と触れる事が出来るので、モチベーションを上げる事が出来る」
という部分ではないかと思います。
試験勉強は孤独なものです。
それを解決するには、同じ目的を持っている人と触れ合う事が、かなり効果的です。
その部分の悩みが大きいのであれば、無理してでも受講すれば良いと思います。
 
ですが、そうでない人は、極力避ける方がいいと思います。
それだったら、その2週間を自分のペースで進める事が出来るよう、綿密に計画を練って、自己学習を進める方が、かなり効果的です。
自分の弱点を徹底的に克服するために時間を費やす事が出来ますから。
講師の経験談や小話を聞くような時間のために、残り2週間という貴重な時間を費やす必要はありません。

こういった受講は、受験生のためにやっているものではありません。
提供側が、少しでも収入を上げようと、それらしい情報を集めて行っているものであると、私は考えています(偏見?)。
 
そもそも、今の時点で、講習に活路を見出そうという考え方自体が、非常に危険です。
今は、自分を追い込む時期です。
しっかりと計画を立てて、試験当日を悔いの無い状態で迎える事が出来るようにしていきましょう。
 
今回は、ここまで。