問題解決にかかる時間
皆さん、こんにちは。
皆さんは、学習を続ける中で、自分のハードルを上げる事にチャレンジしていますか?
仕事でも言える事ですが、最初は身につけるまでに時間がかかります。
同じ事を繰り返していたら、熟練度は上がっていきます。
最初は30分以上かかっていたものが、20分程度で出来るようになったりします。
それが平均的な水準だとします。
一番早い人は、15分で出来るとします。
その差は5分です。
皆と同じ水準で良しとするか?
一番早い時間を目指すか?
で、その意識に差が出るのは明白です。
目標をどこに置くかで、大きく変わってきますから。
学習においても同様です。
何度も繰り返す事で、その問題にかかる時間というのは、どんどん短縮されていきます。
一つの問題を解くのに10分以上かかっていたのも、1分あれば解答出来ると思います。
皆さんは、どのような時間配分をしていますか?
私は、管理栄養士国家試験に関しては、1問30秒以内を目安に配分していました。
このようにしていると、時間を計測しやすいので便利でした。
例えば、1時間なら120問の計算になるのですが、
150問くらい回答できたのであれば、調子がいいか問題の難易度が低いという事になります。
難易度が低いのであれば、より多くの問題に接する事が出来るので、目標を1問20秒と設定してもいいかもしれません。
調子が良いのであれば、なぜ調子が良かったのかの理由を確認し、今後の学習に活かせるようにしていきます。
逆に、100問も解けないようであれば、調子が落ちているか問題の難易度が高いという事が判断できます。
長時間学習をしていたせいで調子が落ちているようであれば、さっさと寝ますし、難易度が高いのであれば、重点的に復習をする必要があると判断も出来ます。
話を戻しますが、
自分よりも出来る人(上級者)は、たくさんいます。
出来る人は、出来ない人よりもっと多くの作業をする事が出来ます。
そうすると、出来る人はますます出来るようになる訳です。
ですので、「これぐらいでいいや」という人と、どんどん差が出来てしまいます。
「これぐらいでいいやと考える人」は、「ますます出来る人」をみて、「あの人は生まれつき頭がいい」「親の学歴もよかったよね」「もとから違うんだ」と、先天性の部分で判断してしまいがちです。
で、自分を卑下したり、相手の足を引っ張ろうとしたりします。
「ますます出来る人」の見えない部分での努力に気づかない人たちです。
そして、自分で勝手に自分の限界を作っている人たちです。
皆さんは、いつの間にかそんな考えに囚われていませんか?
一つの問題を解くのに、30秒をかける人もいれば、60秒、15秒、5分という人もいます。
その問題を解くための方法論(熟練度)があれば、どんどんタイムを短くすることが出来ます。
平均的なレベルしか身につけていなければ、時間は一向に短くなりません。
でも、本人の工夫や努力(熟練度上昇)により、時間はかなり短縮できるようになります。
本人の意識の差だと思います。
一つの事を行なうのを「努力」と捉えるか?「普通の事」と捉えるか?で、大きく変わってきます。
「毎朝5時に起きる」を、「凄い、自分にはできない」と思うか?「いつもの時間に起きているだけ」と受け取るか?
そういう事に近いと思います。
一流の人の近くにいたら、一流に近づきやすくなるというのも似ています。
一流の人の生活習慣・環境と同じリズムで生活が可能になりやすいからです。
どんなに優秀な人でも環境が悪ければ、伸びしろは小さくなりやすいです。
でも、平凡な人でも、環境次第でどんどん変わる事が出来ます。
世の中のプロスポーツ選手や経営者も、そういった環境の中にいた人が多いのではないでしょうか?
今まで特に意識していないようであったなら、少しでも大きな負荷を自分にかけて、自身を成長させる事で、色んな事に対応出来る準備を整えて欲しいものです。
これは、自分にも課している内容です。
自分を律する事が出来なければ、なかなか成長する事ができませんからね。
今回は、ここまで。