暑さ対策をしてますか?
皆さん、こんにちは。
学生であれば、夏休みに入っていると思います。
職場であれば、日々食材管理と熱中症対策を行ないながらの調理業務に従事していると思います。
ニュースでも毎日のように流れていますが、
「めちゃくちゃ暑い」
です。
とんでもない暑さです。
直射日光が肌に刺さるような痛みを感じます。
外出したくないくらいですが、通勤というものがありますので、避けて通れません。
外も暑いのですが、部屋にいても蒸し風呂状態です。
昔は、
「午前中の涼しいうちに、夏休みの宿題を終わらせましょう」
みたいな事も言われてましたが、朝起きた時点で、室温30℃になっているくらいです。(私の部屋調べ)
早朝だったらまだいいかもしれませんが、とにかく暑いです。
ここでお世話になるのが、扇風機であったり、クーラーであると思います。
「7月になるまでクーラーをつけない」
というこだわりを持っている人もいましたが、私は6月下旬にはつけました。
それくらい、昔と違って気温・熱中症リスクは上昇しています。
昔はクーラーなんていらなかったとか言って、学校にクーラー設置を断固として否定していた政治家もいましたが、もってのほかです。
さて、私もお世話になっているクーラーですが、皆さんは、設定温度を何度にしていますか?
恐らく多いのが26~28℃前後という感じではないでしょうか?
環境にもよるのですが、その温度で大丈夫でしょうか?
空調の温度として、28℃にしようというようなキャンペーンが環境省より起きました。
2005年の事です。
クールビズといういう言葉が生まれました。
地球温暖化対策のためにと、軽装で過ごして冷房を節約しようという内容でした。
ですが去年、
「科学的知見をもって28度に決めたのではない。何となく28度という目安でスタートし、それが独り歩きしたのが正直なところだ。働きやすさの観点から検討しては」
と見直しを提案。
これを受けてある副大臣が、
「28度は無理があるのではないか。実はかなり不快な温度。科学的に検討を加える」
と述べた。
というように、科学的な根拠は何もないという事が発表されています。
クールビズの公式サイトによると、環境省は、室内の温度を17度以上28度以下と定めた「建築物環境衛生管理基準」と労働安全衛生法の「事務所衛生基準規則」を基に、『冷房時の室温28度』を決めた。
「各家庭やオフィスなどで、夏の冷房の設定温度を26.2度から28度に1.8度上げると想定すると、大きな削減効果が期待できます」と謳っている。
という事ですが、本当によくわからないです。
「夏の冷房の設定温度を26.2度から28度に1.8度上げると想定すると、大きな削減効果が期待できます」
とありますが、これは当然だと思います。
室温を下げるために、電力が必要ですから。
ですが、24.4度から26.2度に1.8度上げても、大きな削減効果が期待できるのではないでしょうか?
「建築物環境衛生管理基準」で室内の温度を17度以上28度以下と定めたとありますが、28度というのは、「不快感を感じさせない(?)」とされるギリギリの温度です。
この中でじっとしてデスクワークというのであれば、まだ良いのかもしれませんが、調理場や多くの工場では、その温度設定では不快感や熱中症リスクを低下させる事は難しいと思います。
また、温度が上昇する事により、不快感の影響で集中力も低下していきます。
28度に設定していたとしても、昼間と夜間では感じ方も違いますし、部屋に日光が差し込むかどうかでも変わってきます。
自分の部屋で、快適な温度を探し出す必要があります。
盲目的に「28度」としても、それが全ての人に適した温度設定とは限らないのです。
ちなみに私の部屋では、28度設定にしているのクーラーと、サーキュレーターを併用しています。
室温が上がりやすいので、空気をかき混ぜているような状態をつくり上げているので、効率は良いのかなと感じています。
快適な環境を作り上げて、学習効率を下げないようにしていきましょう。
今回は、ここまで。
部屋の掃除も、今のうちにやってしまおう
皆さん、こんにちは。
前回までは整理整頓は大事という事を話してきましたが、その続きです。
今回は机の上では無く、勉強部屋の整理整頓についてです。
皆さんの部屋は、片付いていますか?
モノで溢れかえっていますか?
勉強中、疲れたと背伸びをした時に、漫画本が視界に入ったりしていませんか?
手の届く所にゲームとかありませんか?
もしあなたの部屋が、この状態だと、なかなか集中が出来にくいのではないかと思います。
小さい頃から勉強部屋として自分の部屋が与えられていると、思い出の品や趣味で集めたモノ等、数多く存在しているかもしれません。
好きなアイドルのポスターやカレンダー程度なら良いのですが、あまりにもモノで溢れかえっていると、前回にも話しましたが、「意識の分散」が起こりやすくなってしまいます。
また、モノには思い入れも有ったりするので、それがプラスに働けばいいのですが、勉強に向かうための意識がそのために減少してしまったら意味がありません。
まず一度、必要なものだけで身の回りを固めてみる事をお勧めします。
少し前に話をしましたが、私が一人暮らしをする際に、一つの目標を立てました。
「勉強するのに特化した部屋作りにしよう」
という事です。
簡単に言うと、部屋に持ち込むアイテムの数を、可能な限り減らしていこうという意識で部屋作りを行ないました。
迷ったら処分か隠すか持ち込まないという感じです。
現実は1Rだったので、どうしてもパソコンやら本棚やら、趣味のものが同じ部屋に存在する事になります。
クローゼットの中に隠そうかとも思いましたが、スペースはそんなにありません。
そのため、部屋を2つのエリアに分けました。
部屋の一方にパソコンや趣味の品、その他資料等をコンパクトにまとめました。
もう一方は、学習机と最低限の資料を置ける棚を準備しました。
机の向きも、反対側が背中を向けるように配置し、無意識レベルでも視界に入らないようにしていました。
仕切りとかがあると、もっと良かったのかもしれませんでしたが、そこまではしませんでした。
資料もガンガン処分しましたし、専門学校時代の教科書も不得意科目以外はすべて処分。
聞かないCDや遊ばないゲーム類も、ごく一部を除いて売りに出しました。
部屋に残すと決めたゲーム類は、全て一つにまとめてクローゼットの中にしまいました。
そうやって可能な限り視界に入るものを整然とさせ、物を床に直置きさせるような状況を作らないようにし、自分の中でですが、「意識を引き付けないようにすること」「違和感を感じない環境」を作りだし、維持する事を大事にしました。
机の上にゴミがあれば、それは違和感になります。
飲みかけのペットボトルがあれば、それも違和感になります。
脱ぎ捨てた衣類も、床に放置したままであれば、それも違和感となり意識を持っていかれてしまいます。
上記の例は、全て「片付けなきゃ」という意識が生まれて、集中力を持っていかれますし、「片付けが面倒臭いなぁ」というネガティブな意識も生まれたりしていまいます。
最初に決めた状態を維持するために、毎日掃除をしたり、定位置管理をしていました。
その生活を維持しながら、「こうしたらいいんじゃないか?」「机の向きが違う方がいいのではないか?」という試行錯誤を踏まえながら、より集中しやすい環境を作り上げるように色々と考えていました。
その結果、「部屋を整理整頓する」という事を、意識しないでも行なう事が出来るようになりました。
習慣化が出来ているという事になります。
自分の部屋です。
自分で快適な環境に出来るようルールを作って、それを意識しないでも実践できるまでのレベルにしてしまいましょう。
今回は、ここまで。
机の上を片付けていると、良い効果が生まれやすい
皆さん、こんにちは。
前回の続きで、整理整頓は大事という事についてです。
視界に色んなものがあると、気を取られやすくなってしまいます。
管理栄養士国家試験であれば、そこまで資料を広げる必要がないのは幸いです。
やり方によっては、過去問題集だけでも十分学習を進める事が出来る難易度だと、私は考えています。
ですので机の上には、
筆記用具と問題集
だけでも、十分学習は進める事はできます。
効率良くするためには、メモできるものもあった方が当然いいですが。
前回も書きましたが、集中力を乱すものの一つとして、「視界に入ってくる刺激・違和感」というものがあります。
勉強とは無関係な装飾品やスマホの着信音・バイブ音は前述しましたが、他には
消しゴムのカス
散乱していたり、無造作に筆箱に放り込まれているペン
も、影響を与えたりします。
消しゴムのカスが散乱していると、払いのけたくなりますし、ひとまとめにして山積みにしていると、それを無意識に触りたくなってしまったりします(経験ありませんか?)。
ペンも、無造作に放り込んでいると、目的とするペンの色を探し出すのに時間や意識を持っていかれてしまいます。
あればあるほど、探すのが大変になってしまいますし、「どういったタイミングで何色のペンを使う」というようなルール化出来ていないと、それだけでも集中力が減少してしまいます。
他にも、外的な要因で、騒音や美味しそうな香りというような五感を刺激するようなものだったり、空調が効きすぎて寒さにより乱される場合もありますが、これは置いておきます。
あと、髪の毛も影響すると思います。
視界に前髪が入り込んでしまうと、書き上げたり、「あ、枝毛だ」と、気になって仕方がなくなってしまいますし、爪が伸びていたり、ささくれが出来ていたりしているだけでも、気になったりしてしまいます。
自分のイメージしている最適な状態から外れるものを見つけてしまうと、人はそれを排除したくなってしまいます。
机の上にほこりが積もっているのに気づいたら、掃除もしたくなってしまいます。
それにより集中力が弱まり、学習効率が低下しやすくなってしまうという事に繋がります。
特に、勉強をやり始めたような、学習のリズムを確立出来ていないような人は、色々な視覚からの情報を得やすい状態にあると、「あれも気になる、これも気になる」と、そういった情報を処理したくなってしまいます。
勉強というものが、自分にとって「つらいもの」であったりすると、この傾向は大きくなりやすいです。
試験前日なのに、なぜか大掃除をやりたくなるという話を聞きますが、そういった事に起因しているのではないかと考えています。
「意識の分散」
集中力の話をする時、私は、このような言葉をいろいろなタイミングで使っていますが、それが起こりにくくするためにも、視界に入ってくる情報の種類を限りなく少なくすればするほど、集中力が途切れにくい状態をつくり上げる事が出来やすくなります。
先ほど、「ペンの色が~」というような話をしましたが、私は試験勉強中、一種類のペンしか使いませんでした。
消えるボールペンで有名な「フリクション」の赤だけでした。
これだと、消しゴムのカスも出ないですし、色分けをするためにペンを探す必要も無くなります。
間違っても消せばいいだけなので、書き込むことにためらいなど生じません。
「ここにラインを引こうかな?どうしようかな?あ、引き間違えた。修正テープはどこだ??」
というような事は、起きなくなります。
持ち運びも便利ですし。
カラフルにしたい人もいるかもしれませんが、いっその事、ペン一本だけで学習する習慣を身につけてみてはいかがでしょうか?
そして、常に整理整頓を意識しながら学習を進めてみてはいかがでしょうか?
今回は、ここまで。
机の上は片付けよう
皆さん、こんにちは。
今回は学習前には、整理整頓を行なう事が大事という話をしていきたいと思います。
皆さんの学習時は、整理は行き届いているでしょうか?
整理が行き届いている状態とは、「学習するうえで、必要なものしか無い状態」という事を意味します。
極端に言えば、問題集・参考書・筆記用具くらいしか無いという感じです。
極論なので、個人個人で、それ以外で必要なものもあると思います。
・一息つくためのお菓子・甘いもの
・ココアやコーヒー、水といった飲み物
・ガムを噛んだりしている
・タイマー計測替わりのスマホやキッチンタイマー
・単語帳や情報カード、まとめノート、ミスノート
といったものがあると思います。
人によっては、音楽を聴くためにイヤホンをつけながら学習したり、コンテンツ学習時に使用するタブレットとか、様々だと思います。
中には整理しないで、少し雑多な状態で学習を進める人もいると思います。
手に届く所に全てのコンテンツを用意しているような状態です。
独学の人なら起こりにくいのですが、資格学校や通信制を選択した人は、結構な冊数の参考書・問題集・小テストプリントが整理されずに乗せられているかもしれません。
また現役学生でも、多くの教科書や毎日のように配布される小テストのプリント、模擬試験の問題・解答集や、様々な教材があると思います。
そういったもの全てが机の上にあるような状態です。
人によっては、机の上に収まらないので、部屋の床にポイポイ並べられている(?)事すらあると思います。
本人にとっては、どこに何があるというのは把握していると思うのですが、傍から見たら、雑多な状態だとしか思えないような人もいると思います。
自分の知り合いでも、部屋中に参考書や過去問題集が乱雑に積み重ねられたり、床に散らばったりしている人がいました。
「どこに何があるか分かっているから、大丈夫」
と、聞く耳を持ちませんでした。
確かに、こういう雑多な環境で、効率良く作業を進める事が出来る人はいると思います。
ゼロからものを生みだすような職種の人たちです。
某番組で、漫画家の仕事場を訪ねるというものがありましたが、基本的に皆さん、物で溢れています。
研究職の人の室内も結構な量の資料で溢れています。
こういった共通点があるのではないかと考えています。
有名な漫画家(有名じゃなくてもですが)は、乱雑とも思えるような状態の中で仕事をする事で、自身のインスピレーションを生み出すというような人は多いようです。
そういった環境に身を置く事で、クリエイティブな発想を生み出そうとしているのかもしれません。
それこそ、様々な資料をすぐに手に取る事が出来るように、そういった環境にせざるを得ないのかもしれません。
それでは、受験生はどうなのでしょうか?
確かに参考資料は身近にある方がいいと思います。
ですが、一気にすべての科目の学習を行なう訳ではありません。
管理栄養士の試験であれば、10科目しかありません。
一日で学習するにしても、2~3科目ぐらいでしょうか?
大学受験生のような立場の人でも、英語・社会・国語というようなくくりで勉強すると思います。
だったら、それだけを机の上に乗せて置けばいいと考えます。
英語なら英語だけの参考書や問題集・辞書・単語帳といったものを準備して、それ以外の教科(国語・社会)は、視界に入れないようにしないといけません。
管理栄養士の試験であれば、過去問題集と参考書、あとこまごましたもの程度でいいのではないでしょうか?
理由は、簡単です。
目の前にある必要な情報以外の情報が視界に入りすぎると、集中力を失ってしまうリスクが高まるからです。
今回は、ここまで。
次回はこの続きについて話をしたいと思います。
朝型へシフトするなら、今!!
皆さん、こんにちは。
少し前に、睡眠時間を固定した方がいいという話をしました。
その続きの内容です。
私が受験勉強をしていた時、私は完全に朝型にシフトをしていたという話をしました。
その方が、メリットが大きいという内容です。
例を挙げれば、
・早朝の時間帯は、基本的に邪魔が入る事がない
・リフレッシュした状態で学習を開始できる
・しっかりと睡眠をとる事で、疲労感が抜けている
・疲労が抜けているため、学習中睡魔に襲われにくい
・朝の空気は澄んでいて気持ちいい
・気温も低いので、今の時期は過ごしやすい
といった事が挙げられます。
逆に、夜型のデメリットとして、
・疲労の蓄積により、集中力が低下している
・昼間に嫌な事があったら、後を引きやすい
・日中の出来事で、感情の起伏が生まれやすい
・作業量が多かったりすると、疲労感が高まり、眠気を引き起こしやすい
・風呂から上がった後だと、身体は睡眠モードになりやすいため、集中力を維持しにくい
というものを挙げる事が出来ると思います。
人間は、一日に行う事が出来る作業量というのが、ほぼ決まっています。
それは、能力的な部分もありますし、習慣的な部分も影響します。
普段の生活でも、日中に大掃除をしたりしたら、夜は疲労のために、いつもより早く眠気が来たりします。
そこで早めに寝たりして睡眠時間を十分に確保出来れば、疲労回復に繋がりやすいです。
でも、身体は睡眠を欲しているのに、無理して起きて勉強しようとしても、高い集中力を維持する事は、結構困難だと思います。
そこから身体が欲する睡眠欲求を無視する事で、日中の疲労感や睡魔が強くなって、全体のコンディションが低下したり、失われやすくなります。
それらを解決するのが、「朝型」の生活だと考えています。
という訳で、今まで何度となく朝型シフトを推奨してきたのですが、皆さんはどのように判断するでしょうか?
「絶対夜型でないと、無理!」
という人は、いると思います。
ですが、試験当日は朝9時くらいには会場に到着していないといけないため、移動時間も考慮し早起きしないといけないです。
試験前日から早起きしようとしても、体は即座に対応する事は出来ません。
眠気が取れないまま、ボーっとした状態で、本試験を受けるようでは、本来の実力を出せる訳もありません。
「だったら、試験1週間前とか、1カ月前からやればいいじゃん」
と思うかもしれませんが、その時と今現在では、大きな違いがあります。
「朝型へのシフトするための難易度」が、異なります。
一番の壁は、「朝、起床時の外気温」です。
今は夏です。
気温も高く、日の出時刻も早いです。
朝の5時過ぎには日の出を迎えるのですが、東の方では4時過ぎには太陽が顔を出します。
そのくらいの時間から部屋も明るくなってくるので、目が覚めやすいですし、太陽光を浴びる事で、体内リズム(体内時計)も整いやすくなります。
気温が高いため、布団の中との温度差がほぼないです。
地域によっては、掛布団無しでも寝る事が出来るのではないでしょうか?
起床に対するハードルが、とても低いです。
逆に冬場に早起きするとします。
日の出時刻はは7時前後になったりしますので、周囲は真っ暗です。
また、布団の中と外気温の差が、めちゃくちゃ大きいです。
なかなか布団から出るのに、習慣がついていなければ、かなりのパワーを必要とします。
夏場から朝型になっていると、少しづつ季節は秋から冬へと少しづつ変化していくので、気温の変化に対応もしやすいです。
ですが、いきなり夜型から朝型に変化させようとすると、急激な変化に身体が対応しづらくなってしまいます。
そのため、一気にハードルが高くなってしまいます。
どうせやるんだったら、今のハードルが低い時期から身体を順応させた方が、変化させやすいですし、リズムを保ちやすいです。
という訳で、今から朝型へのシフトする事を、強くお勧めします。
今回は、ここまで。
周囲の理解を得るための行動を
皆さん、こんにちは。
今回は、目標設定をした後に、何を考えるべきかの話をしていきたいと思います。
前回は、スマホの話をしましたが、スマホ中毒解消のためにも協力を得られると、とてもやりやすくなります。
また、
「私は、管理栄養士国家試験に合格したいから、あまり(遊びの)連絡をしてこないでね」
という話を周囲にしておけば、だいたいの人は気を遣ってくれるようになります。
「あの人は、勉強しないといけないから、遊びに誘うのは止めとこう」
「勉強しないといけないでしょ?もう、ライン交換やめておくね?」
という感じです。
私自身も、会社の中で、「絶対合格したいので、残業とか休日出勤とかできません。」と、キッパリと言い切りました。
それでも、全部の主張は受理されなかったですが、多少の考慮を受ける事は出来ました。
その点については、とても感謝しています。
このように気を遣ってくれるのは、ちゃんとやりたい事や目的を公言しているからです。
陰で努力をするような風潮が日本には根付いています。
試合前日に秘密の特訓をすれば、一気に実力を上げる事が出来たり、必殺技を偶然身につける事が出来るようになったりします。
そんな漫画ばかり読んでいました。
それとか、「私は、そんなに勉強してないよ~」と、訳の分からない謙遜(?)をするような感じです。
驕るのは当然良くないですが、やったのであれば「これだけやった」とアピールすればいいと思います。
こんな言い方をする人には、とことん追求したくなります。
「勉強してないというのに、どうしてあなたは高得点を取る事が出来るのか?後学のために、徹底的に教えて欲しい。さぁ、腹を割って話そう!」
と、かなり厄介な感じで聞き取りをしたくなります。
でも、本当に学びたいという気持ちがあるのは、事実です。
ですが、そんなに急激に実力が上がる事なんてありません。
一夜漬けでも限界はありますから。
基本的に、勉強は長期に渡って行なう傾向にあります。
数日でかたが付くようなものであれば何とかなるのですが、そういう訳には行きません。
独力だけで、長期間自分の時間を確保し続けるというのは、かなり厳しいです。
現役学生であれば、経済的な理由からバイトをしないといけない人もいると思います。
既卒組であれば、仕事をしながらの人がほとんどなので、残業・休日出勤の交渉をしないといけないと思います。
家庭を持っている・パートナーがいる人だったら、相手からのフォローは絶対必要です。
そういった周囲からのフォローをもらえるからこそ、自分の時間を生み出しやすくなりますし、「フォローをしてくれているから、恩返しのためにも絶対合格するぞ」というパワーの源にも繋がりやすくなります。
それを当然だと思う人についてですが、実は、結構合格率は低いです。
その話は、別の機会にすることにします。
大切なのは、「受験するから、協力お願いします。」という思いを、言葉にして、相手にぶつける事です。
漫画のキャラクターでも、話の最初の方で目的を明確にしています。
「海賊王になる」
「もっと強いやつに会いに行く」
「借金を返済する」
「経典を取りに行く」
それがあるからこそ、行動が生まれ、同じ目的を持つ仲間も手に入れる事が出来るようになったり、助け合う事が出来るようになっていきます。
それに対して、理解を得られるのであれば、かなり効率良く学習を進めやすくなります。
でも、どれだけ熱意をもって話しても、「どうせ無理だから・・」とか、「そんな事より、今度の休みに遊びに行こうよ」とか言う返答があったら、友人であれば、縁を切ってもいいかもしれません。
近親者やパートナーだったら、かなりしんどいですが。
近親者でも、簡単に自己否定を促すような接し方しかできない人もいますからねぇ。
残念な話です。
そうなってくると、交渉次第となりますね。
頑張って、自分の時間を少しでも確保出来るよう、交渉を積み重ねてみて下さい。
その時は、相談に乗りますので。
同時に、宣言をする事で覚悟が生まれます。
「絶対に合格するんだ」
「ここまで皆に宣言したんだから、合格出来ないとどうなる事か?」
というような感情が生まれます。
これがモチベーションに繋がっていきます。
目標を明確にすることで、多くのメリットが生まれやすくなりますので、ぜひ、周囲に宣言してから受験勉強に取り組んでください。
今回は、ここまで。
スマホ対策の方法論
皆さん、こんにちは。
前回までは、スマホは依存症になり得るものであるという話をしていきました。
今回は、その対策としての提案をしていこうと思います。
私自身は、携帯の電源を落とすのに何のためらいも無いのですが、皆さんはいかがでしょうか?
簡単に言ってますが、なかなか難しい部分はあると思います。
私も現状は特に問題は無いのですが、勤務していた頃は、上長であったこともあり、基本的に緊急の連絡も受けられるような状態でないといけなかったので、電源を切る事は状況的に出来ませんでした。
それに、一日7時間も携帯を触っているような人が、「今日からスマホ触らずに過ごしていく!」と宣言しても、とても無理だと思います。
それぐらい、「日常から得られている習慣」を突然切り離す事は難しいです。
解決方法の一つとしては、
「時間を区切る」
という事が有効ではないかと考えています。
一日で7時間も携帯を触る事が出来る人は、「今日一日で、7時間以上携帯を触る事を目標にするぞ!」という感じで触っている人は、皆無だと思います。
何気なく触っていて、気付いたらそれだけ経っていたというのが現実的だと考えます。
制限がなければ、これ以上に触る事も出来ると思います。
ですので、これに軽い制限をかけていく事からスタートになると考えています。
まずは、「時間の管理」です。
自分が、スマホを触りだしてから、どれくらいの時間を費やしているのか?の計測です。
逆に、「スマホを触り始めたら、5分で止める」という方法でもいいと思います。
今まで意識せずに自然に触っていた状態から、意識して触るという状態に変化させるという事です。
気の済むまで触っていたスマホを、時間制限を設ける事により、必要な事だけをするようにしようという事です。
7時間も触っているような人は、基本的にダラダラと触っています。
ラインで会話のように交換するかもしれません。
ネットで、ずっとリンク先や関連記事をタップしていき、いつのまにか時間だけが過ぎているのかもしれません。
ほぼ、惰性で行われています。
もちろん、飛び飛びでの累計時間だというのは分かっていますが、ネットで一日7時間も意識をしながら触るには、かなりのパワーが必要になるからです。
それを毎日のように行っていたら、恐らくですが、次第に触りたくなくなると思います。
やっててつらい事だったら簡単に手放せますが、楽しい事や日常であれば、どれだけでも続けられると思えるくらい、長時間を費やす事が出来ます。
その行為に対して、時間の制限を与えるとどうなるか?
優先順位が生まれます。
スマホを触るとしても、絶対外せない事もあれば、暇つぶしにダラダラやっている事もあると思います。
その「暇つぶしにダラダラやっている」部分を排除する事から始めるのが、有効ではないかと思っています。
私の以前の職場では、当然パソコンを利用していましたが、メールで連絡が来る時間というのが基本的に固定されていました。
「1日に2回、この時間とこの時間にチェックをする事」
というような通達があり、これ以外の緊急の用件がある時は、電話で「今送ったから、至急確認して」というような連絡が入るようなシステムでした。
この癖がついてしまい、今現在でもメールやラインのチェックは、一日に2~3回のタイミングでしか行っていません。
起床後
正午前
夕方5時前後
緊急の用件がなければ、このタイミングしかチェックをしていません。
当然返信も、このタイミングだけです。
その都度対応していたら、時間がブツブツと分断されてしまい、効率が悪くなってしまうからです。
いつ届くかわからないメールやラインを待っているよりは、その時点までに届いたものに、まとめて対応する方が、現状では効率が良い環境を作っています。
友人やパートナーとの連絡交換は大事だと思いますが、少しずつ自分の時間を大事にしていく事からスタートしてみてはいかがでしょうか?
そして、「〇時から〇時までは自分の時間にする」というような宣言をしてみてはいかがでしょうか?
「その間に連絡があって、友情や恋愛感情が崩れるかもしれない」
という声が出るかもしれません。
ですが、
その程度で壊れるようなものであれば、続ける意味は無いと感じます。
自分を気遣ってくれないような人かどうかのふるい分けも出来ると思います。
内容や関係性にもよりますが。
このブログは、資格試験に合格する人を応援するブログなので、目的は、「試験に合格する事」が最優先されます。
厳しい事を言うかもしれませんが、その後の人生を良いものにするための、キッカケにしてみてもいいのではないのでしょうか?
今回は、ここまで。