模試の復習はやりましたか?
皆さん、こんにちは。
最近、一気に朝が冷え込んできましたが、体調管理はいかがでしょうか?
風邪をひいてもつらいだけなので、しっかりと予防していきましょう。
さて、受験した人限定となるのですが、模試の復習をしましたか?
どれくらいの間を空けましたか?
模試が終わったら、「疲れたー」と、放り出したままにしてませんか?
模試を受けるのは、とてもパワーが必要となります。
受験のためにお金も時間も必要ですが、試験時間は合計で5時間5分、与えられています。
それに全力を投入する訳ですから、当然疲労感は半端ないです。
ですが、それに投入する集中力も半端ないです。
それだけの集中を使って取り組んだ問題です。
早い段階で復習をすればするほど、その知識というのは、定着しやすくなります。
会場受験だと、解答を得るのに時間がかかる可能性もありますが、自宅受験だと、基本的には解答・解説も一緒に送ってくる場合がほとんどです。
試験が終わったら、もしくは、見直しまで済ませてさっさと終わらせたのであれば、速やかに答え合わせと復習をするべきです。
早い段階だと、選択した理由まで記憶に残っているので、色んな発見をしやすくなります。
それが、自分の弱点であれば儲けものです。
一気に弱点を潰す事が可能になっていきます。
ですが、これが数日後のチェックとなると、ほとんど記憶は残っていません。
なぜその解答を選んだかのチェックやメモを残しているとは思いますが、その時の感情まで思いだす事は、なかなか難しいのではないかと思います。
実は、この感情、または感覚というのは、結構重要です。
人間は、インパクトのある事の記憶は長続きします。
それは、人間の五感に直結しているからです。
美味しそうな肉の香りであったり、夕方5時になると流れてくるサイレンや音楽であったり、何かしらの恐怖に直面し、鳩を見ただけでパニックになるという様な感じです。
「このタイミングで、このように考えてしまったから間違ってしまった」
「これとこれの2択まで持っていく事が出来たが、正解とは逆の方を選んでしまった」
「少し集中が抜けて、ボーっとしてこの答えを選んでしまった」
色々な感情であったり、理由であったり、原因を掴む事が出来るようになります。
逆に、正解した時は、「この問題は自信が無かったが、正解を得る事が出来た」とか、「この問題は合って当然だから、復習は軽く目を通すだけで良いよ」といった判断もする事が出来、自信が無い問題は、より自信を持てるようになり、復習する効率も上げる事が出来るようにもなります。
ですので、記憶が残っているうちに復習をするというのは、とても有益です。
間を空ければ空ける程、「ほぼ記憶がリセットされた状態」から行う事になります。
これは復習では無いです。
再試験です。
効率良く進めるためにも、日々の勉強でもそうですが、しっかりと復習を行なって、記憶の定着をしていくようにしましょう。
今回は、ここまで。