管理栄養士国家試験合格に向けてチャレンジする人を応援するブログ

独学で学習を進める人をはじめ、受験勉強中の悩みを解消するための情報をお伝えしていきます。

模試の時には、本試験で使うものと同じものを使う

皆さん、こんにちは。

 

今回は、身の回りのものは使い慣れた物がいいという事について話をします。

先日、持ち込み可能なものについての話をしましたが、準備は進めているでしょうか?

まだ早いかもしれませんが、早めに慣れておいた方がいいと思います。

絶対良くないのが試験本番に備えて、

「この消しゴムは、今まで使った事がないけど、消す時に角があるといいから新しいのを使おう」

というような考え方です。

もし、その消しゴムが自分に合わなくて、回答に集中出来なくなったらどうしますか?

もし、その消しゴムが消すたびにボロボロと崩れてしまって、上手く消せない状況に陥ったらどうしますか?

もし、シャープペンが芯詰まりを起こして、貴重な試験時間を浪費させてしまったらどうしますか?

逆に、力を入れるたびにポキポキと芯が折れてしまったらどうしますか?

今までと違うシャープペンを使ったのは良いものの、自分の手に馴染んでないようなものを使って、集中出来るでしょうか?

 

違和感ばかりを感じて、なかなか難しいと思います。


私は、試験時にこれを使いました。

 

コクヨ シャープペン マークシート 最適セット 1.3mm PS-SMP101D

 

存在を知らなかったのですが、「こんなのが評判良いよ」という情報を入手し、即座に通販で購入しました。

何とか模試までに入手する事が出来、以降はずっとこのペンと消しゴムを使って特徴を知るように努めました。

どのくらいの力でマークをする事が出来るのか?
どのくらいの力でマークを消す事が出来るのか?
長時間使っていて疲れないか?
違和感は感じないか?
芯の折れやすさはどうなのか?

色々な所をチェックしながら、使い慣れていきました。


で、試験当日を迎えるのですが、私は指定の席に座り、試験開始までドキドキしながら、あることに気付きました。


「HBの黒鉛筆(シャープペンシル不可)」


の文字が目に入りました。


周囲をみると、確かに鉛筆を何本も揃えている人ばかりでした。

滅茶苦茶焦りました。


幸い未使用の鉛筆が1本あったので、平静を装いながら急いで鉛筆を削り(携帯用の鉛筆削りも何故か持っていました)、事なきを得ました。
ガリガリと削る音で周囲の視線を集めたのは間違いなかったのですが、気付かないふりをしました。

 

本当にどうなる事かと思いました。
イレギュラーは、起こるものです。

後で聞くと、「シャープペンでも大丈夫だった」という声があったのですが、厳密に言うとアウトだと思いますので、管理栄養士国家試験受験者は気を付けて下さいね。

他の資格試験では、「鉛筆のみ」という縛りはあまり見ないかもしれません。

 

他にも気を付ける事があります。

時計の電池切れです。

普段から使っていると思いますが、寿命は大丈夫でしょうか?

 

モノによっては、2~3年ほど寿命があるようですが、気をつけないと、平気で遅れたり、最悪途中で止まってしまう事も有ります。

スマホが普及していますから、ひょっとしたら時計を持っていない人もいるかもしれません。

試験に合わせて手に入れたとしても、文字盤が見慣れないものだったら、確認するのにコンマ単位かもしれませんが、意識を奪われます。

普段はデジタルを見慣れていて、当日がアナログだと、違和感が生まれやすくなります。

意識を奪われたり、違和感を感じてしまうと、こんなちょっとした事でも集中力が奪われてしまう事に繋がりかねません。


プロスポーツ選手でもそうです。

野球では、自分の手に馴染ませるため、グローブの形を気にする選手がほとんどです。
バスケでも、新しいシューズにしたら、早く馴染むようにチームメイトからグリグリ踏んでもらう事が儀式のようになっているチームもあります。
野球の投手は、爪を切らずに少しづつやすりで削るようにしています。
爪がボールにかからなくなり、回転をかける事が出来ず、切れのある変化をかける事が出来なくなってしまいます。

例を挙げたらキリが無いのですが、道具を身体になじませるという行為は、高いパフォーマンスを発揮するためにも必要な事です。

 

模試という、試行錯誤をするにはとっておきの舞台があります。

ぜひ、本番と同じような状況下で実施するようにしてください。

それで問題無ければ、継続していきましょう。

もし、少しでも引っかかる事があれば、全力を持って修正していきましょう。

場合によっては、グレードアップさせるにコストがかかるかもしれません。

でも、使いづらい道具でストレスをためても、時間も勿体ないですから。

多少お金がかかっても、使いやすい物を選んで、快適な環境で試験を迎える事が出来るようにしていきましょう。

 

 

今回は、ここまで。