管理栄養士国家試験合格に向けてチャレンジする人を応援するブログ

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むくみは塩分だけが原因じゃないです

皆さん、こんにちは。

 

今回は、むくみの「糖質」についてお話しします。

 

不思議に思う方もいるかもしれませが、糖質はむくみに影響します。

具体的に言うと、糖質1mgに対して、3gの水分を抱え込みます。

糖質を取り込めば取り込む程、余剰な糖質が水分を抱え込んでいくのです。


むくんでいるからといって、塩分摂取をしたとしても、なかなかむくみが取れないのは、このためです。
なるべく薄味の食事をとっていたとしても、糖質をとりまくっていたら、残念ながら改善しません。

 

減塩の対策をとっていたとしても、糖質たっぷりの食事をしていれば、結果が伴わないのです。

普段から間食が多く、スナック菓子やチョコをパクパク食べていたら、むくみは強くなります。

 

逆に、普段から糖質制限につながるような食事をしていたら、体水分が落ち引き締また体に近づくでしょう。

 

実際、糖質制限食を実施したら、体重は1週間程度落ちていきますが、これのほとんどは水分です。

夏(もう過ぎていきますが)に麺類(糖質)ばかり食べていると、ビタミンB1不足で糖質が代謝されず、蓄積されていきます。
疲労は重なり、むくんで体重も増える。
夏バテ・夏太りとは、こういう状態を指すのではないでしょうか?

そんな時は、豚肉やウナギでビタミンB1の補給ですね。

 

あと、脂肪も水分を抱えます。
筋肉は水分の7割以上、脂肪は1割ちょっとを占めます。

 

蓄積された脂肪には特性があり、身体の不純物を抱えるための役割を持っています。

そして脂肪は酸性です。
その性質を変えるため、身体をアルカリ性に変えていくような食品(野菜・酢)を摂取すると、脂肪が排出されやすくなります。

 また水を飲むことで酸性が中性に近づくので、老廃物が排出されやすく、脂肪が消費されやすくなります。
脂肪が消化されることで、脂肪が抱える水分も代謝されるので、さらにむくみの解消に繋がります。

普段からむくみで悩んでいる人は、食べるものを見直してみると、解決につながると思いますよ。

 

最後にですが、 塩分制限を医師から指示を受けてなければ、制限しすぎないでください。

年配の方に多いのですが、血圧を気にしすぎて、塩分を制限したとします。

塩分を制限しすぎると、身体の浸透圧に差が生じにくくなり、のどが渇きにくくなります。

のどが渇きにくいと、自発的な水分摂取量が少なくなり、熱中症を引き起こしやすくなります。

また塩分も種類が大事で、精製塩ではなく、にがり成分を含んだものを使用してください。

職場で大量調理をしていると、調理方法により、食材が持っている栄養分が大きく損なわれがちになります。(加熱時間が長くなったりするためです。)

それを補うのが、にがり成分(ミネラル分)を含んだ食塩です。

少しでも体に取り入れるためにも、品質の良い食材・調味料を使用するのをお勧めします。

 

 

 

今回はここまで。

次回になんの話をしようか、現在の所は未定です。

でも、毎日投稿するのは変わらないです。 

 

それでは、また次回にお会いしましょう。