新生活はいかがでしょうか?
皆さん、こんにちは。
今回は、新生活を迎える人向けの話をしたいと思います。
私は電車をよく利用しますが、4月2日や7日くらいの日は、定期券売り場に行列が出来ていました。
新社会人・新学期を迎えた学生が購入しているのだろうなと思います。
環境が変わって大変だと思いますが、ぜひ頑張って欲しいものです。
さて、新生活になってですが、意識しているかどうかで今後の生活が辛いものになるか、楽しいものになるかの大きな分岐点を迎える事になります。
人間関係についてです。
今の時期に手を抜いてしまうと、後々大変な苦労を抱える事になってしまうので、気を付けて欲しい事があります。
まず学生に向けての話をしますが、友達を作るのは、今しかないという事です。
教室は、基本的には1年間同じメンバーで過ごします。
その時に、席の前後左右の身近にいる人に話をするとします。
それを継続し続けたら、結構仲の良い関係というのは続きやすいです。
当然だと思うかもしれません。
いつも声をかけたり、顔を合わせたりしていたら、話しやすさ・会話のしやすさが生まれます。
この会話をする壁の低さですが、最初の2カ月が勝負です。
それを超えてしまうと、かなりの高さの心理的な壁が生まれてしまいます。
いつも同じグループで話をしていると、そのグループでの共通の話題・空気が生まれ、他の人が入りにくくなってしまいます。
共通の話題だと良いのですが、そうでなければなかなか共通項目を見つけにくくなってしまいます。
また、2カ月同じ空間で過ごしていると、遠目からでも
「あの人は、こんな感じの人だ」
という事が伝わってきます。
そのイメージが、好感を持てるものならグループに入り込みやすいのですが、だいたいそうではない場合が多いです。
無理にグループに新メンバーを入れなくても、クラスで過ごすには不自由ない程度の人間関係を作っているので、率先して新しい人を迎える事はしません。
その人が自分にとって有益であったり魅力的な人であったりしなければ。
もし、自分から「私はこういう感じだ」という自己アピールとか、とか「あなたの事を知りたい」と他人に興味を持たず、
「俺は独りを楽しんでるんだぜ」
というような感じの空気になっていれば、クラスで浮いてる存在になれる事、間違いなしです。
社会人も同じです。
最初はだれかとマンツーマンで仕事を共にすると思いますが、周囲の人はその様子をしっかりと見ています。
トレーナーとトレーニーの関係になっていると思いますが、トレーナーでなくてもフォローしてくれる人はいます。
なれない作業手順を覚える為に必死になっているかもしれませんが、そういうフォローをしてくれた人には、必ず感謝の言葉を伝えるようにしましょう。
そして、あいさつをしっかりとするようにしましょう。
当然といえば当然なのですが、それが出来ない人が多いのも現実です。
自分自身をうまく表現できない人と言えるかもしれません。
挨拶や感謝を言えないという事は、悪評です。
そういった悪評はすぐに職場に広まります。
それが継続すると、1~2カ月後には、「あいつは使えない」となるわけです。
そこから巻き返していくのは、めちゃくちゃしんどいです。
第一印象が「使えないやつ」というマイナス印象です。
ゼロからではなくマイナスからのスタートとなります。
マイナス印象を受けている人に対して、教える人がやさしく丁寧に教える可能性は高いでしょうか?
教える人も人間ですからね。
そうならないでいいように、少しでも自分をアピール・表現して、「自分はこんな人間なんです」というのを伝えていくようにしましょう。
という訳で、新生活を迎える人は、5月・6月までが最初のヤマ場です。
円滑な人間関係を築いていくためのも、自分から動いて、色々な事がやりやすい環境をつくり上げましょう。
今回は、ここまで。