管理栄養士国家試験合格に向けてチャレンジする人を応援するブログ

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チョコレートの良い所と悪い所

皆さん、こんにちは。

 

今回は、勉強や仕事の合間につまむであろう、チョコレートについてです。

皆さんは、チョコレートを食べますか?

私はここしばらく食べていませんが、広く愛される食品として、様々な種類のものがあります。

 

チョコレートが与える効果として、

 

ポリフェノール
image チョコレートの原材料であるカカオにはポリフェノールがたっぷり含まれています。
最近話題のポリフェノールは、ブドウやナッツなどいろいろな果物や植物に含まれていますが、強い紫外線や細菌類から植物そのものを守る働きをする成分です。
活性酸素を除去する働きがあります。
ポリフェノールの効果を期待するなら、カカオの配合率が高いチョコレートを選んだ方がいいですね。

●テオブロミン
大脳を刺激して集中力や記憶力、思考力を高めます。
自律神経を調節する作用もあるので、リラックス効果も期待できます。
疲れているときにチョコレートを食べるとほっとするのは、このためですね。

ブドウ糖
ブドウ糖は、脳のエネルギー源となるだけでなく、脳の神経伝達物質アセチルコリン生成の手助けもします。

オレイン酸
ココアバターに含まれる、不飽和脂肪酸のひとつです。
オリーブオイルやごま油などに含まれることでも有名な成分で、悪玉コレステロールを下げて、善玉コレステロールを上げてくれる働きが認められています。

●GABA(ギャバ
キャバは、正式名称をγ(ガンマ)-アミノ酪酸といい、動植物の体内に広く存在し、チョコレートの原料カカオにも含まれています。
人間の脳内に存在する神経伝達物質で、リラックスに役立つといわれているアミノ酸の一種です。

●ビタミン・ミネラル類
他にもチョコレートには脳の代謝に必要な栄養素のビタミンEやナイアシンなどのビタミン類や、カルシウム、マグネシウム亜鉛、リンなどのミネラルも含まれています。


以上、抜粋。
ブドウ糖の所に、「脳にとって、唯一の栄養素がブドウ糖です。」というふざけた表記があったので、そこは丁重に削除したのは内緒です。)


以上のような感じで、良い点が挙げられています。

ですが、ここで注意しないといけないのは、この成分がチョコレートではなく、原料である「カカオ」に含まれているという点です。

そして、チョコレートと表記されているものは、全て同じ濃度のカカオを含んでいるとは限らないという事です。


商品の原材料の表記を見ればわかるのですが、使用している割合が大きい順に書かれています。

その順番の最初に、「カカオマス」という表記があれば良いのですが、「砂糖」が最初だと糖質の割合が大きい事が分かりますし、中には「砂糖・全粉乳・植物油脂」のあとにようやく「カカオマス」という表記があるものもあります。

当然ですが、上記の栄養成分は、カカオに含まれる成分(ブドウ糖は別)です。

健康・美容に良いと言われるチョコレートも、砂糖・油が多くを占めると、体脂肪増加・皮脂の荒れをもたらします。

 


「チョコを食べると、リフレッシュ・疲労回復出来る」

という人がいますが、カカオ濃度が高いものを食べると嫌な顔をする人が多いです。

その人は、はたしてチョコが好きなのか?チョコ味の砂糖がすきなのか?

気になる所です。

 

 

学習を進める際、集中の妨げになりやすいのは、「糖質」です。


チョコを食べるのを否定はしませんが、含まれている成分にも、気を使ってあげたいですね。

 


今回は、ここまで。