引き続き、悩んでいる方へ
皆さん、こんにちは。
今回も、受験についてどうしようか悩んでいる方へ向けて、お話しします。
私が専門学生の頃、同級生から、「このやり方より〇〇がいいと思うんですよ。」「こんな感じにしたいと思っているんですよ。」
という相談を受ける機会が、結構ありました。
私の答えは、決まっていました。
「そんな風に考えるんだったら、試しにやってみなよ。いけいけ~。」
です。
人を傷つけたり、不幸にする事に該当しない事が前提ですが。
相談をする時点で、本人の意思はほぼ決まっています。
あとは、一歩を踏み出すための一押しを求めている場合がほとんどです。
その後押しをする事で、本人は一歩を踏み出す事が出来るのです。
本人にとって、大きなチャレンジです。
年齢を重ねるにつれ、私達は「こうすればこうなる」「ああ言えば、こうリアクションされる」という、経験則が増えてきます。
その経験則に沿っての答えを、私たちは相談者に対して言いたくなります。
それはやめた方が良い。
それはこうした方が良い。
という感じです。
私はそれを禁句にしました。
なぜならその人が、「失敗出来なくなる」からです。
中途半端に他人の意見を受け入れながら、自分で消化出来ないまま行動しても、悔いが残ったり、何が問題だったかを自分で分析する事が出来なくなる可能性が生まれます。。
それよりは、自身でじっくりと考えたものを表現してみて、どうなるか?なぜこうなったのか?と自分の考えたイメージと行動した結果を比較する方が、より深い部分まで掘り下げる事をしやすいです。
やってみないと分からない。
やってみないと失敗できない。
失敗するからこそ、学べて違うアプローチを考えたり行動出来たりする事が出来る。
思考の幅が広がり、成長につながる。
そう考えて、何かしらの行動をしようと検討している人に、上記のような発言をしていました。
一つだけ付け加えたのは、
「良かったら、結果を教えてね。もしダメだったら、違うアプローチで行けばいいじゃないか。その時は、また一緒に考えよう」
でした。
相談に乗った以上は、フォローは必要だとも考えていたからです。
私たちは、失敗を繰り返す事で成長していきます。
普段の生活でも試行錯誤の連続です。
その失敗をするタイミングは、早ければ早いほど、大きく成長できます。
現状のままでも良いという考えもできますが、現状が永続的に続く事はありません。
必ず、自身が評価され、選別される時が来ます。
その来るべき日に、厚遇を得られるか、薄遇となってしまうかは、今の選択にかかっているのです。
現状維持ほど、罪な事はありません。
それは、自身や、周囲の環境を少しずつ退化させる事にも繋がるからです。
新しい刺激を与えなければ、感覚はどんどん鈍っていきます。
自身の価値を高めるためにも、周囲を成長させるためにも、受験する事を強くお勧めします。
今回は、ここまで。