管理栄養士国家試験合格に向けてチャレンジする人を応援するブログ

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応用力試験について

皆さん、こんにちは。

 

今回は、応用力試験問題の取り組み方の一例について、お話しします。

 

皆さんは応用力試験にどれくらいの時間を割こうと計画されていますか?
一番最後に出てくる文章を読んでから回答するあれです。
第31回では、181問~が該当します。

全部で20問あります。
当然ですが、全部解けると+20点なので、かなり合格に近づく事が出来ます。
資格学校でも、直前対策として位置付けている所も多いと思います。

 

私はどうしたかというと、学習開始初期に、一通り読みました。
過去にどんな問題が出題されていたのかという傾向を知るためです。
それ以降は触れませんでした。

 

その後、模試を一月に控えていたこともあり、12月に2~3周実施出来るよう計画に取り込みました。

あとは2月から試験当日にかけて、他の科目と同様に周回していました。

正直な話、私は応用力試験に関しては、あまり力を入れませんでした。

理由は、
「基礎をしっかりしていれば、ある程度までは対応出来るという事」
「出題の範囲が広すぎるので、カバーしきれないという事」

です。

 

この応用力の部分は、かなりの変動があると見込んでいます。
出題者の意図により、大きく難易度が変わるからです。

また、この部分では難問・奇問・珍問が出題されやすいです。
出題側も全問正解だと都合が悪いからです。

第31回での出題で言えば、
「185・186・187」の信頼区間

私はこの問題を見た瞬間、「これは時間を奪われる」と判断し、飛ばして後から取り掛かろうと思いました。
私が全く触れなかった分野だからですし、上記の「難問・奇問・珍問」に該当する問題だと感じたからです。


私が応用力問題に対しての考えは、
「20問中10問回答できれば良い。そうすれば、あと50問は他で間違える事が出来る」
でした。

なので、私はあまり応用力の分野に時間を割いていませんでした。
試験前に「これがでそうかな?」とヤマをかけて、暗記項目を増やした程度でした。
(例えば2010年出題の195・196の、食品成分の構造についてのような問題)

 

それと、実際の調理現場を知っていたので、結構有利に働く場合もあります。
第31回の197・198のような問題です。
これは、食材・人・空気の流れが分かっていれば、すぐに解ける問題ですし、現場にいれば、衛生・非衛生区間は意識する事なのでかなり現役受験生より有利です。
回答のためのポイントを探し出す必要はありますが、基本的には基礎部分がしっかりしていれば半分は正解を選べます。

 

問題に慣れる必要はあると思いますが、多くの時間を必要とする部分ではないのかなと感じます。

受験まで約150日残っています。
今の段階は応用力に手を出すより、基礎部分の反復で、しっかりと理解を深める事をおすすめします。

 

ちなみに、私は上記の考え方で学習を進めて、20問中14問正解しました。

 

 

今回は、ここまで。