子供の好き嫌いの問題
皆さん、こんにちは。
前回、アンパンマンが人気者たる理由をこう考えてみました。
身近な存在である
親しみやすい
両親が笑顔で接している
周囲でも人気度が高い
感情移入しやすい
これらの条件が満たされていくほど、好ましい存在として受け取られやすくなっていきます。
これを嫌いな野菜にあてはめていきます。
嫌いな野菜ランキングでは、
トマト・ピーマン・ブロッコリーホウレンソウが上位のようです
苦手な野菜を食べるようになるには、まず、両親がもりもり食べている姿を見せる必要があります。
両親が苦手で嫌な顔をしながら食べるものを、子供がおいしいと感じるはずがないです。
そして、野菜を身近なものと感じるようにすることも大事です。
スーパーの売り場で一緒に買い物にでかけ触れさせるのも手ですが、少し弱いです。
一つは料理に参加させる事です。
自分が調理したものは、それだけ感情移入もしやすくなります。
年齢が低いと火を使うのは危ないと思いますが、カットをする、出来なくても種を取ったり大根を下ろしたり皮をむいたりというのが出来るなら、積極的に参加させるほうがいいでしょう。
一番のお勧めは、野菜の栽培です。
自身で世話をするにつれて、愛着がわいていきます。
年齢が低いと世話は厳しいかもしれませんが、水やりだけでも参加させてあげる方が良いです。
世話をする事で、成長を待ちわびるようになります。
収穫したものがおいしいものであればより効果的ですが、どのような過程を経て野菜が手元に届くのかを知るというのは、とてもメリットになります。
私の実家では、家庭菜園を行なっていました。
耕すのは無理でしたが、夕方の水やりは日課となっていて、ナス・きゅうり・トマトの栽培をしていて、それが食卓に上るのは日常でした。
そこで採れたナスの天ぷらは、当時から大好物の一つでした。
私は好き嫌いは基本無いのですが、要因はそこにあったのかもしれません。
魚が嫌いな子には、釣りに連れていくのもいい方法だと思います。
親が楽しそうに釣りをしている姿を見たらマネしたくなり、魚に興味を持ちやすくなると思います。
魚が切り身で泳いでいるという話も耳にするように、実際に泳いでいたり、実がなっているのを見たりするのは、とても良い影響を与える傾向にあります。
まとめると
両親が楽しそうに接して
家族みんなが楽しみにしていて
自分が成長過程や生態を知っていて
調理の何かしらに関わる事
これにより、子供が持つイメージを好ましいものにする事が出来るのではないかと考えるのです。
食べた物がどのように体に作用するかも知っていれば、なお効果的です。
さて、ようやくここまで来ました。
いよいよ最後のまとめの段階です。
嫌いな科目・勉強を好きになる方法を伝えたくて、ここまで来ました。
次回は、その事について話していきたいと思います。
今回は、ここまで。