オプション講座は模試で150点以上取っている人か50点以下しか取れなかった人が行けばいい
皆さん、こんにちは。
試験本番まで残り約100日という話をしましたが、進捗はいかがでしょうか?
なかなか結果が出ないとしても、日々の積み重ねで一気に合格圏内に入る事も出来るので、頑張って欲しいものです。
さて、今の時期となると色々と資格学校ではアプローチを始めます。
冬期講習とか、直前対策とか、応用力試験対策というような、「オプション講座」参加のお誘いです。
皆さんは、受講される予定ですか?されない予定ですか?
それについては、皆さんの「現状による」という事になります。
受けたければ受ければ良いと思いますし、受けたくなければ受けないで良いと思います。
ですが、「受けるか受けないか」の基準はしっかりとしないといけないと考えます。
なぜならオプション講座を受けるにしても、「コスト」がかかるからです。
単純に「お金」の問題ではないです。
その点については、大した問題ではありません。
試験前残り100日という、これからとても貴重な時間に変わっていきます。
この時期をどのように過ごすかで、合格にも不合格にもなってしまうからです。
では、どんなコストか?
「時間」です。
受講するには、それを受講するための「時間」が必要です。
ただそれだけでなく「受講するための移動時間」が発生します。
それ以上に、「受講した内容を身につけるための、復習に要する時間」というとても重要なコストが発生します。
また受講をするとなると、環境が変わります。
普段使わない交通機関を使ったり、移動をしたり、受講はだいたい1日かけて行なうと思いますので、長時間の講義になると思います。
気分転換となればいいのですが、人ごみの中をウロウロし、体調を崩したりしてペースが乱れてしまうと、まるで意味がなくなります。
さらに、上記のタイトルの通り、合格ボーダーライン上の人は、受けない方がいいと思います。
そんな事をするのであれば、さっさと基礎を固めてミスを地道につぶす方が、合格率が確実に上昇するからです。
オプション講座を受けたところで、学習の成果は加速しません。
受講してからどうするか?という事がとても大事です。
また、自分の弱点を全てつぶせるわけでもありません。
受講した内容が、
「自分が身につけている内容が5割、不得意な内容が5割」だったとします。
それだったら、その時間の全てを「自分の部屋で不得意な内容を習得するための時間に10割あてる」方が、学習効率は飛躍的に上がります。
あくまでも、受講内容は「企業側」が「不特定多数」を対象に開催するものであって、「あなたの弱点を克服するために行なうものではない」というものです。
ですので、オプション講座は
「確実に合格圏内の人が、復習をする事で、弱点を見つけ出す場所」
であり、
「学習内容がそもそも理解ができておらず、学習するポイントを学んだり、来年度に向けて必要な知識や刺激を受けるための場所」
であると考えています。
どうしても受けたいなら受けていいんですが、ただ、「友達の付き合い」とか、「皆が受講しているから」というような理由で受けるのであれば、無駄です。
こういった判断基準で自分にあてはめて、受講するかどうかを考えたらいいと思います。
以上です。