管理栄養士国家試験合格に向けてチャレンジする人を応援するブログ

独学で学習を進める人をはじめ、受験勉強中の悩みを解消するための情報をお伝えしていきます。

管理栄養士国家試験の勉強法についての一例

皆さん、こんにちは。

 

今回は、私がどのように管理栄養士試験の勉強に取り組んだかについての話です。

 

まず最初に、「私は3カ月の勉強で合格できました!」というようなサイトや話があったりします。

可能であると思います。

ただし、前提条件があると思います。

3カ月間、まるっと勉強出来る環境にある事
ある程度以上の効率の良い学習方法を身につけている事
勉強する事に苦手意識がない事

これくらいが思いつきます。

基本的には、現役学生向けの話です。

社会人で働きながらという人で、これくらいの学習期間で合格出来る人は、極まれな存在だと思います。

ですので、前提条件に当てはまらない人は、変な希望を持たない方がいいと思います。

 

さて、私はその条件に当てはまらないので、だいたいの目安を6~8カ月としていました。

スタートを9月に設定したのですが、これに根拠は無いです。

職場で人事異動があったりで環境が変わったため、まず仕事に慣れないといけないという事を最優先にせざるを得ない状況だったからです。

だいぶ落ち着き、夏のイベントも終わり、気温も落ち着き始めるため、学習しやすい環境が整いつつあったのが、9月だったというだけです。

本音を言うと、6月くらいからスタートしたかったのですが、環境が許してくれませんでした。

6月スタートなら、約10カ月の期間があります。

これくらいの期間があれば、色々検証しながら出来るのではないかと、何となく思って、スタートするなら6月くらいかなとぼんやりと思いました。


勉強を開始して、最初の1カ月は、参考書を読み続ける毎日でした。

参考書にも例題がちょこちょこと載っているので、それを解きながら、ページをめくっていました。

以前にも書きましたが、参考書は去年のもので最新版ではありません。

学習を開始した時に、最新の過去問(5年間)を購入していました。

 

10月を過ぎた頃でしたが、

「このまま参考書を読んでても、合格出来ないんじゃね?」

と、思い始めました。

それで、過去問を解き始めたのですが、全く解けませんでした。

この時に

「もっと早く、過去問をやり始めれば良かった」

と、軽く後悔しました。

 

参考書をいくら読んでいても、問題が解けるかどうか?試験に対応出来るかという力はつかないです。

そこから、過去問をどんどん解いていき、分からない事(キーワード)が出た時に参考書を見返すというスタイルに変化していきました。

一つ一つを確認しながら進めたので、最初は、一つの科目で1日がつぶれる程度のスピードでした。

ですが、繰り返すうちに、次第にスピードが上がっていきます。

そこで目標として、

 

「一問にかかる時間を30秒を目標にしよう。かかっても60秒を超えないようにしよう」

 

という時間設定をし始めました。

これを行なう事で、時間の計算が出来るようになるので、明確な目標を立てやすくなります。

例えば、一つの科目に100問あるとします。

これを解くのに、一問30秒という事なら、計算上は合計3000秒、50分でとけるという事になります。

仮に、この100問を1時間で解くとします。

最終的に終わった時間がそれを切っていれば、理解が深まっていたり、調子が良いという事になります。

逆に1時間を超えてしまったら、引っかかった所が多かったり、集中出来ていなかったり、調子が良くない状態であったりという事が分かります。

結果として良くても悪くても、いろいろな気付きを発見しやすくなる訳です。

自分にとって良い学習方法なのかどうなのかを確認するための基準の一つを生み出しやすくなる訳です。

これを繰り返す事で、改善や工夫が生まれていき、学習効率を向上させやすくなるんですね。

 


時間管理はとても重要です。

1日かけて、100問を解く事は、誰でもできます。
ただ、その100問を1日の内に何回繰り返す事が出来るかについては、工夫と努力と時間が必要になります。

私は過去の経験から、Aを1回解いたら次のBに進むではなく、Aを1回解いたら必ずAの最初に戻る。

そして、AからBに進んでBが終わったら、もう一度初めのAに戻ってBも繰り返す。という事をやり続け、せっかく覚えた知識を失わないでいいようにその日に復習を重ねていきました。

 

今回は、ここまで。