資格学校での経験と、前回あまり話せなかったメリット部分について
前回からの続きです。
私自身が資格学校が提供しているサービス以上のものを求めました。
学校側は、それに応える事が出来ませんでした。
これでは私自身がストレスを抱き続ける事になると思い、通学を止めました。
自習室を手放してしまうのは、とても残念でした。
ここで誤解をしてほしくないのは、資格学校を否定している訳ではありません。
学習初期の頃は、かなり有益に感じていたのは事実です。
私が感じた不満点も、最初からチェックを入れながらやっていれば良かった事です。
学習方法は経験しないと分かりませんが、効率良く学習する事を前提にやっていれば、また、視点を増やしながら学習をしていれば解決出来た事です。
それ自体を最初から実践するのは難しいのですが、学習を進めるうちに、私自身の要求するレベルが高くなっていったのは、間違いないです。
良く言えば私自身の成長の証でもあったのですが、悪く言えば、資格学校に依存した部分が大きくなっていったという事でもあります。
学習開始時点で、ある程度の計画を立てていました。
この計画は、合格した人の真似をして立てていました。
基本的に、学問は「他人の真似をする事」です。
合格した人の足跡をたどれば、合格にたどり着けると考えています。
そのサンプルというか、成功率という事を算出出来れば、より信憑性も高くなる訳ですが、当時はその方法をまず実践し、その結果どうなるかを検証しながら学習を進めていました。
早い話が、「手探りしながら」です。
試行錯誤を繰り返していたため、なかなかスムーズに進める事は出来ませんでした。
学習を進める中で、一番重視しないといけない事が、「効率良く進めること」だと実感できるようになっていきました。
今でこそ、学習の方法論を色々とイメージ出来るようになってきていますが、当時は無我夢中です。
少しでも結果に繋がらないと、ストレスが生まれやすくなっている状態でした。
それがだんだん大きくなっていき、資格学校に対する要求も不満も大きくなり、独学を選択しました。
管理栄養士の試験に関しては、生講義の授業も受ける事が出来ますし、もちろん通信も充実していると思います。
住んでいる地域にもよりますが、独学ではなく資格学校を利用しようというのであれば、DVDの講義ではなく、生講義が出来る所の方がより有益であると思います。
理由は簡単です。
講師が目の前にいるからです。
講師の余裕の有無にも影響しますが、簡単な質問・相談が気軽に出来やすいという事です。
私が経験したようなパソコンとの対面式であると、どうしてもちょっとした疑問を解決するのに時間がかかりやすいです。
(DVDのメリットとしては、何度も繰り返し講義を聴き直す事が出来るので、ちょっと居眠りした時に取り戻しやすいというのはあります)
そして、同じ目的を持つ人たちと机を並べるため、仲間・友人を作りやすい環境でもあるという事です。
隣に座った人が、どんな勉強をしているのか?どんな風に理解していけばいいのか?という事も簡単に質問しやすいです。
また、いろいろなインプット・アウトプットがしやすいので、そういう事を求める人にとっては、生講義型の資格学校というのは、とても学習効率を高めやすいと思います。
より効果的に過ごすためには、講師や周囲に顔を覚えてもらうというのが必要でもあるので、その部分が苦手な人だと、少しメリットは小さくなるかもしれませんね。
今回は、ここまで。