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私の海外旅行記

皆さんは、海外旅行に言った事はありますか?

 

修学旅行とかでもあると思います。
学生時代に夏休みとかに行った経験もあると思います。

芸能人もハワイ・グアムへ旅行に行くというような人も多いですし、留学したり、帰国子女として日本に戻ってくるという事もあると思います。

 

私はずっと海外を訪れた事はありませんでした。

行ってみたいなぁと思っていましたが、「行く」という決断が出来ずにいました。

パスポートの申請の仕方も、全く知りませんでした。

 

で、そのままずっと時間が経って5年前、専門学校の研修旅行で、香港マカオの旅か、フランス旅行を希望者のみ募集しているというものがありました。

お金もかかるしどうしようかなって、しばらく悩みましたが、その頃のテーマが、「今までやらなかった事をやろう」というものだったので、アジアを選択しました。

本当は両方行きたかったのですが、資金に余裕がありませんでした。

 

香港マカオを選んだのは、

・予算的に安かった
・フランス料理も、アジア人の口に合うようにアレンジされている可能性がある
・香港映画が好きだった
・中国・アジアの食文化に触れたかった
・海外の雰囲気を味わいたかった
・フランス研修は冬に開催されるので、寒さに耐えきれないと感じた
・漫画「じゃりン子チエ」で、チンピラの二人が旅行で訪れ、麻雀をして四暗刻を上がったが、そんな役は香港には無いと逆切れされ、暴力沙汰になってボロボロにやられて帰ってきたというネタがあった

 

最後はともかく、そんな感じで親近感を覚えるのが香港でした。

行ってみて良かったです。

 

初めてカジノを訪れて、熱くなっている人の熱気を感じる事が出来ました。

そのカジノで道がわからず間違って入った所を踵を変えそうとしたら、一方通行だったらしくかなりすごい剣幕で注意された事もありました。

本場の飲茶を食べまくりました。

ワインのテイスティングもその時にしました。

相手は日本語をしゃべれませんので、勿論英語で受け答えしました。

わからない言葉は、適当な英語で話していました。多分「何だこいつ?」とソムリエに思われたかもしれません。

三ツ星シェフの名刺をいただいたりもしました。

ポルトガル料理の店に入って、料理に舌鼓を打ちました。

店で友人が店員に捕まっているのを見て、店員の応援をして友人をからかったり、よけいにふっかけたりして遊びました。

でも、自分も友人に同じことをされ、変なものを買ってしまいました。

ナイトクルージングでは旨い食事で腹を満たし、みんなでダンスをして楽しくすごしました。

市場を見学し、地元の人が普段どんなものを食べているのかを目の当たりに出来ました。

物価も安く、缶ビールが100円程度で飲めました。

夏の湿気には苦しみましたが、マンゴーのような果物も食べ、快適に過ごせました。

地元の人しか行かないようなスーパーに入り、食材を購入したりしてみました。

高級ブティックエリアで道に迷い、店の入り口に立っているいかつい男性に話しかけて、道を教えてもらったりしました。

香港の鳩が、日本よりも少しシュッとしていて、少し獰猛な印象を受けました。

めちゃくちゃ豪華なカジノへタクシーで乗り込み、ゴールドの色調の店内に圧倒されました。

香港の夜景に、目を奪われました。


思いつくまま上げましたが、これだけの事がありました。
5年たった今でも、当時の事を鮮明に覚えています。


当然ですが、その国の言葉は日本語ではありません。
大部分は英語です。
私は英検3級を高校時代にとった程度です。
私が話す英語は片言です。
日本語で言うと、

「俺、ここに行きたい。この場所を知ってるなら連れてってくれ」
「俺、これが欲しい。いくらだ?」
「俺、これを食べたい。一皿持ってきてくれ」

こんな感じの内容を英語でたどたどしく話していました。

凄く悩まされたのが、英語を全く話せない友人が「この食品の賞味期限を知りたいから、聞いてくれ」と言われました。

「How long ...」

で始まるんではないかと思ったが、「賞味期限???」と、言葉が出てきませんでした。

今思えば、「いつまで食べる事が出来るんだ?」というような言葉を英訳すればいいと考える事は出来ますが、当時はまったく言葉が出てきませんでした。

で、その時に思いついたのが、他の商品の裏面にある賞味期限の部分を指さす事で、なんとかその場を乗り切る事が出来ました。

 

凄くいい思い出です。

 

一つ残念な事がありました。
香港の海岸沿いに、「ブルース・リー」の彫像があります。
それを目指したのですが、どこにも見当たりませんでした。
意味が分からなかったです。
よくよく探してみると、壁で囲まれたスペースがあり、「映画祭にそなえて修繕中」というような事が書かれた紙が張り付けてありました。
彼の彫像を、拝むことが出来ませんでした。

そのためだけに翌年度も行きたかったのですが、香港の方でウイルス性の何かが流行っていて、学校側が場所を変更しました。その時は東京だったと思います。
私の2度目の香港旅行は実現しませんでした。


こう考えると、私はその時に行って良かったなと思います。

当時に行くという選択をしていなかったら、とても後悔していたと思います。

良い判断でした。

 

人は、やった事よりも、やらなかった事に対して強い後悔を抱く生き物ですから。

死ぬ間際の人が後悔するのは、ほとんどが「やらなかった事、やろうと思えばできたが、しなかった事」だそうです。

後悔はしたくないので、これからも「やらない」よりも、「やる」を選択していきたいと考えています。


もうちょっとだけ続きます。