２日間で３０時間の勉強をした事がありますか？
皆さん、こんにちは。
今回は、最後の追い込みの時ですが、２日間で３０時間学習した時の話をします。
私は管理栄養士国家試験を受験するにあたって、試験日・試験前日・試験前々日と公休にしてもらいました。
入社して初めての３連休を調整して取りました。
その３連休の前日も、早上がり（早番）で終了しました。
それを取るために前倒しで発注やら書類やらの準備をする事が出来たのは、幸運でした。
いつもなら早上がりでも夕食の提供後まで仕事をしていますが、その日は定時の１５時を少し経過したくらいで帰りました。
帰り道で食料や試験当日に必要なものを買い込み、帰宅後軽く家の事をした後、机に向かいました。
何をするかはすでに決めていました。
「試験前日ベッドに入るまで、４０時間以上勉強をする」
です。
ずっと前に、１週間で１００時間学習した大学受験生がいたという話を聞いた事がありました。
１週間だから、２４時間×７日で１６８時間です。勉強で１００時間を引くと、７日で６８時間が残ります。
この時間で、睡眠・食事・風呂等々を使う事になります。単純に７日で割ると、９．７時間です。
この人は、夏休みの間に「１週間で１００時間勉強に挑戦してみよう」と決め、見事達成したそうです。
私の学習時間の最長は１２時間くらいでした。
で、せっかくこんなに長い連休をとるのだったら、少しチャレンジしてみようと、「１日で１５時間以上の勉強をする」と決めました。
どうせだったら、その前の日も定時で仕事を終わらせ、３日間で４０時間を目標に勉強をしようと決めました。
そのスタートは１８時でした。
夕食も風呂も済ませた状態からのスタートです。
そこから２１時過ぎにはベッドにもぐりこみ、朝４時に起きて学習開始。
試験前日の２１時に終了しました。
学習にあてる事ができた時間は、３４時間でした。
残念ながら４０時間の目標は達成できませんでしたが、これだけ長い時間を学習に費やす事が出来たのは、本当に久しぶりでした。
学習を進めながら、途中でだらけてしまうかなとも思いましたが、かなり集中して学習を進める事が出来ていました。
恐らくですが
・試験日直前だった
・あらかじめ、４０時間で何をするかを決めていた
・準備が出来たので、準備不足によって起こるストレスが生まれなかった
・職場のみんなが色々フォローしてくれた
という部分があった事と、もう一つ、
・１週間で１００時間勉強した人がいるという「前例」があった事
だと思います。
働きながらなので、さすがにそれだけの時間を学習にあてる事は出来ませんが、その前例に近い状態に身を置く事で、その人がどんな感情・感覚で目標達成のために机に向かっていたかを知りたいと思いましたし、それにあやかりたいとも思っていました。
その人は見事に志望校に合格していました（恐らく東大だったと思いますが、記憶があやふやです。かなりの難関だったのは確かです）。
こういう人が、勉強が出来る人なのだろうと、以前から挑戦の機会を探っていたので、挑戦するためのモチベーションが高かったのも、机に向かう事が出来た要因だと思っています。
スポーツの世界でもそうです。
以前は１００ｍ走で１０秒の壁を切る事が出来ないと言われていましたが、一人がその壁を打ち破ると、続々と９秒台のランナーが生まれます。
１９８８年の事ですが、女子フィギュアスケーターの伊藤みどり選手が、当時絶対無理だと言われていた女子選手としての３回転アクセルを、世界で初めて成功させました。
それ以降は、皆さんもご存知の通りそれ以上の難度のジャンプが次々と登場しています。
このように、新しい事にチャレンジするのは、とても困難な事に思えます。何かしらの心理的なものが生まれるからかもしれません。
でも前例があれば、
「あなたがこれをする事が出来るなら、私だってやれるはず。そしてそれ以上の事が出来るはず。」
と思えるようになります。
そう考えての４０時間勉強の目標設定でした。
結果としては４０時間は無理でしたが、「２日間で３０時間」の目標は達成できました。
私は試験日直前、その人は夏休み期間中と条件は異なりますが、その人が見ていた景色を垣間見る事が出来たのではないかと、テンションは上がっていました。
おかげで試験前日の学習が終わって布団に入るまで時間、今までの学習記録を見直したり、勉強してきた思い出を振り返りながら、「やりきった」という感情に包まれることができたし、「ここまでやったんだから、合格出来る」という確信も得る事が出来ました。
皆さんはどれだけ長く、集中しながら、効率良く学習を進める事が出来ますか？
「ここまでが限界だ」と、自分で勝手に上限を作っていませんか？
上には上がいます。自分よりも頑張っている人は、知らないだけで必ずいます。
チャレンジが大事です。
良い結果を残している人の真似をして、自分に合うように修正をしながら、結果を残せるよう学習を進めていきましょう。
今回は、ここまで。
時間を有効に使えていますか？
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