管理栄養士国家試験合格に向けてチャレンジする人を応援するブログ

独学で学習を進める人をはじめ、受験勉強中の悩みを解消するための情報をお伝えしていきます。

目の前のハードルを乗り越える方法  

 

皆さん、こんにちは。

 

今回は、目標達成する事について、話しをします。

 

皆さんは、日々の生活のなかで、目標を達成しながら過ごしていると思います。

勉強を進める上で、「今日は20ページ進める」とか、「毎日2時間勉強しよう」といった事を決めて、頑張っていると思います。

日常でも、「17時までにご飯の下準備を終わらせよう」とか、「13時から昼休憩をとるために、ここまで作業を終わらせよう」とか、「15時に友人と会うから、30分前には家を出るように準備をしておこう」といったものがあると思います。

勉強の時でも、仕事の時でも、締め切りを設定する事で、「その時間までに終わらせなきゃ」という使命感にも似た感情が生まれます。

他の言葉を使うならば、責任感もあてはまると思いますし、「それを達成出来なければ悔しい!」という思いを抱くかもしれません。


このように計画を立てる事が出来るのは、

「普段から時間を意識して行動し、周囲を含め、自分がどれくらいの作業量をこなす事が出来るという事を把握しているから」

だと考えます。

それが出来るからこそ、30分で問題を50問以上解こうとか、2時間かけてこの本を一通り読み終えるという目標を立てる事が出来ます。

「いくら作業に熟知している人でも、100人分の食事を朝昼晩と一人で調理から提供・片付けまで対応するという事が出来る訳もない」という判断は、全体像が見えているからこそ素早く判断する事が出来るのです。
(極端なたとえですが、あくまでも例なので)


ただ、勉強に関しては、往々にしてこういった自身の許容量を超えた設定を、簡単に行ないがちです。

例えば、これから受験勉強をスタートする人が、

「今日は休みで時間が取れるから、この参考書を一回通してみよう」

と読むとします。

普段から勉強をやり慣れていて、ペース配分を行う事が出来る人なら、サクサクとページをめくる事が出来るかもしれませんが、そうでなければなかなかページをめくる事が出来ず、途中までで終わってしまう可能性が高くなります。
途中で集中が切れ、飽きたりスマホに手を出して時間がいつの間にか過ぎてしまうパターンです。

結果、目標を達成できず、「学習が進まないなぁ」と、ネガティブなイメージを積み重ねてしまう事に繋がっていきます。


以前、「学習時間を把握する事の必要性」という記事を書きました。

 

trdschoolmm99.hatenadiary.jp

 


学習時間を把握する事で、自身がどれだけのパフォーマンスを残せるかを確認し、今後の計画・改善・修正に活かしていこうという考え方です。

仕事でも勉強でも、色んな現象に対して、どれだけの時間がかかるのかという目安が理解できていなければ、効率良く学習を進める事が出来ないのです。

 

自分では出来ると思って目標を設定したとしても、第三者視点でみたら、到底無理だろうというものは結構あります。

「睡眠時間を7時間から5時間に削って、学習時間を毎日3時間以上確保する!」

というような目標も、短期的には耐えられるかもしれませんが、今日から試験までの約120日、とてもモチベーションを維持し続ける事が出来るとは思えないです。

精神論では疲労もたまりやすく効率が悪いだけなので、日々淡々と仕事をこなすように、生活をするのと同じようなテンションで、勉強に臨むことが出来る環境を作れば、より効率的に学習を進める事が出来るようになります。


ですが、誰にも好不調の波はあります。
「普段だったらここまで進める事が出来るのに、なかなか集中出来ない」
という場合です。

 

一つの解消法は、

「少し机から離れて身体を動かす」

です。

周囲の簡単な掃除でも良いです。近くの公園まで散歩でも良いです。

身体を動かす事で、血液やリンパの流れが良くなり、リフレッシュが出来ます。
散歩をすれば、新鮮な空気を取り込むことも出来るので、リフレッシュ効果は大きくなります。
外に出なくても、窓を開けて部屋の空気を入れ替え、ラジオ体操をしても良いと思います。

これで、疲労感も解消しやすくなりますし、気持ちよく次の作業に移る事が出来やすくなります。


もう一つは、

「この目標を達成出来たら、大好きなアイスクリームを食べよう」

というご褒美を用意する事です。

アイスクリームでもなくてもいいのですが、これが終わったら好きな事をする時間に使うという、自分にとってのアメ部分を用意するという事です。

そのアメを手に入れる(目標に向けて全力で手に入れる)という事に向けて、集中していきます。
当然、達成できなければ、食べる事が出来ません。

 

ここからが大事なのですが、目標を達成出来たら、全力で喜んでください。

「やった~~~!!私は、これをやり遂げたぞ~~~!」

と、今までの人生で、最高レベルの歓喜の感情を爆発させて、飛び跳ねながら、自分を褒めてあげて下さい。


そうするとどうなるか?


家族や近隣の人が、「この人は大丈夫かな?」と思います。


冗談はともかく(冗談という訳でもなく、真面目に話していますが)、これくらいの事をやると、「脳」が、都合の良い解釈をしてくれるようになります。


「この勉強をすると、とても楽しい事に繋がる」

 

という風にです。

 

勉強をする事がネガティブでなく、ポジティブにすることが出来れば、勉強が嫌な事というグループに入るのではなく、楽しい事というグループに入る事が出来ているのなら、学習効率はとても高くなります。

 

大事なのは、

「足が地面についていない状態を作る事」

です。
スポーツの中でも、試合を決めるゴールやホームランを打った選手が、飛び上がりながら喜びをチームメイトと分かちあう姿を見ると思います。
それくらいの喜びの感情です。

 

それを習慣的に行なう事で、自分の中での勉強や目標に対する考え方をポジティブなものに変えて、ハードルを下げていくという考え方です。

これを実践する事で、周囲から「変な人」と思われるのは避けられないでしょう。

でも、成功者というのは、少なからず周囲からは「変な人」と思われています。

つまり、大多数の人がやらない事をやるという事が、成功に繋がる可能性が高くなるという事実があるという事です。

 


周囲からそういった感情を抱かれないまま成功するのが一番ですが、少し悩む部分があるなら、ぜひ試してみて下さい。

 

 


今回は、ここまで。