気分転換をするには、どうしたらいいか?
皆さん、こんにちは。
今回は、勉強中にどうしても集中出来ない時の解消法について、お話しします。
うつ病や認知症の治療には、どういう医療行為が用いられているか、ご存知でしょうか?
以前は、医学的にもストレスにさらされた状況から回復するには、ゆっくりと休む事が重要だとされていました。
うつ病と診断されると、休職してゆっくり休むことが治療だとされていました。
ですが、今は真逆で、うつ状態の改善は、身体づくりから始める事がスタンダードな方法になっています。
理由は、休んでいても症状が改善しないからです。
休日にゴロゴロしていては、疲労した神経に栄養を届けられないからです。
勉強が長期にわたると、どうしても疲労は蓄積していきます。
甘い物を食べてエネルギーを補充したり、コーヒーを飲んで気分転換をしたりすると思いますが、試験直前期になっていくにつれ、それでは追い付かない場合が多くなっていきます。
私は、公休日の学習時間の中に「暗記の時間」を取り入れていました。
文字通り、暗記をするための時間です。
単語帳に覚えたいキーワードを書き込み、ペラペラとめくる時間を別枠で設けていました。
最初は机に向かってひたすら過去問を解き、繰り返し間違う部分を単語帳に書き込みます。
食事休憩の前後くらいに、単語帳を持ち出し外に出かけます。
道や広場をウロウロ歩きながら、単語帳をめくって記憶の定着を狙うのです。
食事前なら、購入しに少し離れたコンビニに足を運んだり(片道20分くらい)、食後なら、腹ごなしに同じくらいの時間を歩いていました。
これには、凄い効果が生まれています。
まず、歩き回る事で、血液・リンパの循環が良くなり、精神的な疲労が小さくなっていきます。
次に、外に出る事で、新鮮な空気を身体に取り込むことが出来るようになります。
また、学習する場所を部屋から外に変える事で、五感から取り込まれる情報が大きく変化します。
最後に、外部からの刺激が大きくなる事で、記憶の定着もしやすくなります。
という事で、天気の良い日は、「暗記の時間」を積極的に取り入れるようにしていました。
1日の間に、1回か2回くらいでしたが・・・。
皆さんも、学習をしていて、ストレスが大きくなる事があると思います。
そんな時は、さっさと「身体を動かす」ようにすると、かなりリフレッシュできていくので、かなりお勧めです。
運動をしている時は、悩んでしまうようなネガティブな感情を小さくすることが出来ますから。
良かったら、ぜひ試してみて下さい。
今回は、ここまで。