長時間学習は短時間学習の積み重ね
皆さん、こんにちは。
今回は、長時間学習を効率良くすすめるためのまとめの部分です。
これまでに
身体の血行をよくする
休憩をこまめにとる
時間を計測する
休憩の終了時間を超えない
進捗状況のチェックを実施
どうしても気分が乗らないときは、環境を変えてみる
という事について、話してきました。
次にお伝えするのは、「キリのいい所まで行かない」という事です。
キリのいい所、つまり、作業を止めるのに、都合の良いタイミングの事ですね。
仕事で言えば、食材を下処理して冷蔵庫の中に入れるまでとか、片付けてテーブルを拭き上げたところまでという感じでしょうか。
学習時でも、基礎栄養学の最後のページまでとか、この問題を解き終えるまでとかあるでしょう。
仕事時は、食材の安全性があるのであてはまりませんが、学習時では、終了(又は中断)のタイミングは、作業視点ではなく時間視点の方が、都合が良いです。
つまり、この問題を解き終わったら休憩するのではなく、時間が来たら問題を回答途中でも、そこでやめて時間通りに休憩(または終了)するという事です。
人間の心理として、作業が中途半端になっていると、それを最後までやらないと気が済まない(気持ちが悪いといっても過言ではないです)というものがあります。
なので、多少時間をオーバーしてでも最後までやり遂げようとします。
それが一日の最後とかならまだいいのですが、休憩前といった、引き続き学習を開始しますよという時は、マイナスに働く事があるからです。
作業が中途半端だと、それが気になって仕方がなくなっていきます。
その事が頭に強く残っているため、休憩終了後も、それまでと同じテンションで学習を再開する事が出来るのです。
逆に、時間をオーバーして最後までやって区切りをつけてしまうとどうなるか?
時間をオーバーしたことにより、もう少し休んでもいいのではないかという心理的なゆるみが出やすくなる事と、
一区切りがついているので、学習を再開する時に、大きなエネルギーを必要としやすくなるのです。
これは、学習時間が長くなればなるほど、顕著に表れてきます。
短時間しか学習をしないというのなら大丈夫なのですが、長時間一気にやるという時は、中断時にあえて作業を中途半端にするという事をおすすめします。
今回はここまで。