学習時間の確保の仕方
皆さん、こんにちは。
今回は、学習時間の確保の仕方について、話しします。
学習時間の確保、つまり、学習時間に費やす時間を増やす事と置き換えますが、これには何よりも大事なことがあります。
決断する事です。
管理栄養士国家試験に、絶対合格するんだという決断です。
「なれたらいいな。」「なりたいな。」という意識では合格できません。
「絶対合格するんだ!」
という意識を持ってください。
決断というのは、文字通り「決めて断ち切る」です。
自分にとって優先順位の低いもの。
高いと思っていたものも考え方を変える事によって低く出来るもの。
こういったものの優先順位を下げて、合格に向けて必要な事の優先順位を高くしないといけないです。
これが次に大事な事です。
今ある状態から、学習時間を単純にプラスするとします。
例えば、「今まで22時に寝ていたけど、24時までの2時間を勉強の時間にしよう(起床時間は変化なし)」という行為です。
残念ながら、これでは続かないです。
生活のリズムが崩れ、睡眠時間も短縮。22時にいつも睡眠をとっていたため、それからの夜更かしに耐え切れず、日々の仕事の疲れも重なり、いつしか眠気が襲ってくる。
集中力を発揮できるのは、1週間続くかどうか・・・
そんな未来が予測できます。
これを普段の仕事に置き換えるとイメージしやすいかもしれません。
例えば、作業人員もカツカツで余裕が無い。
そんな状況の中、施設長から「この日はイベントをやろう!」と提案されます。
その日だけなら、調理員の方々をはじめ、周囲を説得しつつ何とかゴリ押しでこなせるかもしれません。
その後、また施設長から、「こないだのイベントは評判がよかった。予算は出すから、毎日続けてやってほしい」と言われたらどうでしょうか?
毎日、ちらし寿司・握り寿司・3色そうめん・天ぷら盛り合わせ・フルーツ盛り合わせ・オードブル・弁当箱への盛り付け・・・・等々
また、それらを食べやすく刻んだり、ミキサーにかけたりと食形態も変えないといけないという手順も当然生まれます。
月に一回程度なままだしも、毎日こういった事を続けられると、現場へのフォローも増加し、普段の書類整理も終わらない。なにより現場の調理員の方の不満が爆発しかねないと、作業の詰め込みすぎによって、色々な所に負荷がかかってしまいます。
そういった時に、皆さんだったら現場からはどういう提案をするでしょうか?
- 献立の品数を減らしてほしい
- 昼食や夕食のデザートを豪華にする分、おやつを無くしてほしい
- 栄養の偏りが懸念されるので、毎日ではなく毎週にしてほしい
- そもそも人員(またはその専属のスタッフ)を増やしてほしい
私は、こういった感じをイメージしましたが、どうでしょうか?
他にもあると思いますが、交渉をして勝ち取りたい部分は、「作業量の減少」という目的のものが大半だと思います。
拘束時間やそれぞれの調理員の作業量の限界値は決まっているので、その中にどうにかして組み込もうと考えると思います。
全体をみて、出来る事、出来ない事が生まれてくるので、優先順位を考えながら、それを何とか調整しようとすると思います。
これと同じことを、自身の学習に当てはめるのです。
まず生活のリズムを変えないという事を前提とします。
ここでいう生活リズムとは、睡眠時間を削らないという意味です。
(生活のリズムを固定するというのはとても大事で、このことは話し出すと長くなるので、後日にまとめたいと思っています。)
その後、自分の普段の生活の中での優先順位を決めていく事になります。
少し長くなってきたので、今回はここまで。
(このブログは、だいたい1400字程度を目安にしていますので。)
次回は、「優先順位の決め方と、それを実行するために必要な事(仮題)」という内容で投稿したいと思います。
それでは、また。