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医療と臨床栄養についての問題 4問【管理栄養士国家試験過去問解説】

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A.医療と臨床栄養に関する記述である。正しいものを1つ。

 

1.クリニカルパスにより、チーム医療は不要になる。
2.リスクマネジメントには、リスクの特定が含まれる。
3.ノーマリゼーションは、患者の重症度を判別することである。
4.アドヒアランスは、障がい者への栄養介入を実施する事である。
5.セカンドオピニオンは、患者が栄養食事指導を受ける権利である。

 

 

B.臨床栄養に関わる用語とその説明の組み合わせである。正しいものを1つ。

 

1.アドヒアランス    ――― 治療への患者の積極的な参加
2.バリアンス      ――― 情報開示に対する患者の権利
3.ターミナルケア    ――― 重症度の判別
4.ノーマライゼーション ――― 治療の標準化
5.リスクマネジメント  ――― 障がい者と健常者との共生

 

 

C.臨床栄養の用語とその内容の組み合わせである。正しいものを1つ。

 

1.ターミナルケア       ――― 障がい者と健常者の共存
2.クリニカルパス       ――― 医療の標準化
3.アドヒアランス       ――― 痛みを抑える治療
4.インフォームド・コンセント ――― 重症度の判定
5.ノーマリゼーション     ――― 情報開示に対する患者の権利

 


D.患者の栄養管理に関する記述である。誤っているものを1つ。

 

1.栄養管理により、疾患の治癒が促進される。
2.栄養管理により、入院期間の短縮が期待される。
3.クリニカルパスには、栄養指導を含めない。
4.栄養サポートチームは、患者のQOLを優先する。
5.インフォームドコンセントが必要である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


続いて回答と解説。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


A.正答2

 

1.
クリニカルパスにより、チーム医療は「円滑になる」。

 

クリニカルパス:標準的な診断や必要な治療・検査やケアなどを時間軸に沿って示したもの。

 

2.正答
リスクマネジメントには、リスクの特定が含まれる。

 

3.
トリアージ」は、患者の重症度を判別することである。

 

ノーマリゼーション:障がい者と健常者が区別されることなく、社会生活を共にする事が望ましいという考え方。

 

4.
アドヒアランスは、「患者が積極的に治療方針の決定に参加し、その決定に従って治療を受ける事をいう」。

 

5.
セカンドオピニオンは、「患者が主治医以外の者に意見を求める事」をいう。

 

 

B.正答1

 

1.正答
アドヒアランス    ――― 治療への患者の積極的な参加

 

2.
バリアンス      ――― 「クリニカルパスからの逸脱」

 

情報開示に対する患者の権利は、リスボン宣言で示されている。

 

3.
ターミナルケア    ――― 「終末期医療」

 

4.
ノーマライゼーション ――― 「障がい者と健常者との共生」

 

5.
リスクマネジメント  ――― 「医療におけるリスク管理

 


C.正答2

 

1.
ターミナルケア       ――― 「終末期医療」

 

2.正答
クリニカルパス       ――― 医療の標準化

 

3.
アドヒアランス       ――― 「治療への患者の積極的な参加」

 

4.
インフォームド・コンセント ――― 「説明と同意」

 

5.
ノーマリゼーション     ――― 「障がい者と健常者の共存」

 


D.正答3


3.正答
クリニカルパスには、栄養指導を「含める」。

 

 

今回は以上。

繰り返しが大事です!
何回繰り返すの?
正答を導きだすための理論を身につけるまでです。

頑張っていきましょう!!