管理栄養士国家試験合格に向けてチャレンジする人を応援するブログ

独学で学習を進める人をはじめ、受験勉強中の悩みを解消するための情報をお伝えしていきます。

何度も言うが、睡眠はとても重要

皆さん、こんにちは。
 
現役学生の方は、ガンガン勉強に時間を費やしていると思います。
業務従事しながらの受験生の皆さんも、合間合間に勉強を進めて、追い込みの時期だと思います。
現役学生の方は、業務従事者からみたら、とても羨ましい存在です。
勉強に専念できる時間を、限られた時間の中でも自由に作り出す事が出来るからです。
 
遊ぶ時間・暇な時間 → 勉強時間
 
と置き換える事が出来ます。
 
私は過去に試験前日に2日間まるっと休みをとって、全て勉強の時間にあてました。
当然、それをするためには前倒しで色々な事を処理して、それはそれで大変でしたが。
睡眠時間は7時間を確保するので、残り17時間。
出来るだけ食事時間を短くと、風呂の時間を入れて約2時間。
これを引くと残り約15時間。
これを2日間で30時間の計画で、今までやってきた部分の弱点部分を総ざらいする事を決めていました。
結果、内容的には少し時間が足りませんでしたが、とても充実した気持ちで終える事が出来、やり切った感を大いに抱きながら試験会場へと足を運びました。
どこまでやったという事よりも、30時間の勉強を計画通りに推し進める事が出来たという充実感が生まれていました。
残り時間も僅かというプレッシャーはあると思いますが、しっかりと計画を細かく修正しながら、後悔の無いよう、全力で取り組んでいきましょう!
 
さて、前述しましたが、睡眠時間についてです。
 
以前までの記事でも書いてきましたが、睡眠時間を軽視してはいけません。
理由は、睡眠不足の状態が酔っぱらっている時と同じような状態になるため、記憶力・洞察力・思考力・集中力・瞬発力が格段に低下してしまうからです。
 
昔は、「四当五落」という言葉がありました。
勉強に励み、睡眠を削って4時間くらいにしてその分勉強したら合格出来るが、5時間程度なら不合格となるという、とても根性論的な言葉です。
科学的な根拠は全くありませんので、絶対にやらないでください。
そして、仕事をしながら勉強をしている人に意識して欲しいのが、普段からの睡眠時間です。
仕事が終わってからの勉強となるので、夜更かしをしやすいです。
普段から睡眠時間が少ない状態でいると、「睡眠負債」というものが蓄積されます。
睡眠負債(すいみんふさい、英: Sleep debt)は、William C. Dement 教授(スタンフォード大学)により提唱された言葉で、日々の睡眠不足が借金のように積み重なり、心身に悪影響を及ぼすおそれのある状態である。
わずかな睡眠不足が積み重なり「債務超過」の状態に陥ると、生活や仕事の質が低下するだけでなく、うつ病、がん、認知症などの疾病に繋がるおそれがあるとされる。
日本人のおよそ4割は睡眠時間が6時間未満で、睡眠不足の状態にある。しかしこれを自覚できていないケースもあり、睡眠不足が蓄積していってしまう。

 

睡眠が不足していくと、ベストな状態からは程遠い状態になります。
これは「寝だめ」では解消出来ないため、普段からの生活リズムがとても重要になります。
私は、このリズムを崩さないために、受験当時は夜10時に寝て、朝4時に起きるという生活を、仕事の日だろうが休みの日だろうが、ずっと続けていました。
周囲からは、「おじいちゃんみたい」と揶揄されましたが、これを行なう事でコンディションを維持できたので、とても重要なリズムでした。
これが崩れてしまうと、睡眠負債を抱えやすくなります。
 
また、夜に勉強せずに朝にしていたのも、朝型の習慣を継続していく事もですが、夜に勉強すると睡眠リズムを崩しやすいからというのが大きな理由でした。
夜更かししていつの間にか11時・12時とかなると、それだけ朝起きる時間がずれ込む形になったり、起床時の目覚めの悪さにも繋がっていきます。
それだったら、ばっちり目が覚めた状態で勉強を開始する方が、とても効率が良かったからです。
 
今、夜型で勉強している人もいると思いますが、さっさと朝型にした方が良いです。
理由は、試験当日、開始時間が10時だと思います。
それに間に合うよう、9時前後には現地に到着していると思います。
そのためには、場所にもよりますが、移動で1時間前後かかるとします。
そうすると8時に移動開始。
8時に出発するためには、7時には起きていないといけない。
普段の起床時間は、皆さんは何時でしょうか?
 
普段が、8時・9時とかであれば、それより早起きしないといけないので、当然リズムが崩れて頭がボーッとしてしまいます。
そのような状態であれば、普段だったら絶対しないようなミスを、簡単に引き起こしてしまいます。
リズムが崩れていたら、集中力も生まれにくく、本来の実力を出せないまま、午前の試験が終わったりもしてしまいます。
 
人間の身体のリズムは、一気に変える事は出来ません。
本来の力を発揮したいのであれば、準備期間が当然必要です。
試験開始時に、持てる力を全て発揮できるよう、睡眠時間と睡眠リズムを見直す最後のチャンスだと思います。
普段から眠気と戦っている人は、是非、見直してみて下さい。
 
今回は、ここまで。