管理栄養士国家試験合格に向けてチャレンジする人を応援するブログ

独学で学習を進める人をはじめ、受験勉強中の悩みを解消するための情報をお伝えしていきます。

やる事が明確になればなるほど集中しやすくなる

皆さん、こんにちは。

学習の進捗具合はいかがでしょうか?

 

なかなか計画通りに事が進まず、やる事が目の前に広がり過ぎて、あわあわとなっている人もいるかもしれません。

その原因が、ダラダラしてしまうというような自身だけの問題であればいいんですが、計画をしっかりたてても、避けられない急な外的な要件でうまく進まないというのは、非常に勿体ないです。

 

私が受験時も、往々にしてありました。

急な欠勤のフォローであったり、食材の発注忘れであったり、早朝の地震であったり。

当然、何事かを行っていれば、うまくいかない事であったり、予期せぬ天災が発生したりします。

そういった事に対応しながら、実務経験を積みつつ、試験に臨まないといけないという事は、とても大変です。

ですので、管理栄養士を目指す4年制大学在学者は、絶対に合格するよう頑張って下さい。

そうでないと、後でかなり苦労していきますよ?

今の、勉強だけに集中出来る環境を、最大限に活かしていきましょう!

 

さて、タイトルの話に移りますが、今は追い込みの時期なのですが、集中して学習を進める事は出来ているでしょうか?

やる事があり過ぎると、なかなか優先順位もつけ辛くなり、意識が散漫になりやすくなってしまいます。

また、自身の迷いから生まれるものもあると思います。

「本当にこのやり方で正しいのか?」

という部分です。

 

学習というのは、日々の積み重ねです。

計画を立てながら、自分の弱点を克服して行く事が必要です。

ただ、その克服のタイミングが、「いつになるのか?」というのは、誰にも分かりません。

ですので、日々の積み重ねが大事になっていきます。

毎日毎日繰り返す事で、個人差はありますが、克服していく事に繋がっていきます。

克服のタイミングがいつになるか?とあえて言うのであれば、「出来るようになった時が出来た時」という事になります。

 

あれもやらないといけない。

これもやらないといけない。

 

というものがあると思いますが、それだとなかなか焦りばかりが大きくなり、集中出来なくなってしまいます。

ビジネスや現場では、「マルチタクス」という言葉がもてはやされています。


マルチタスク (multitasking) とは、複数の作業を同時にもしくは短期間に並行して切り替えながら実行することをいう。

ですが、以下のように続いています。

 

研究の結果、人間がマルチタスクをするとき、脳の中の別々の領域で処理を行っており、同時に並行処理しているわけではなく、それを短時間で頻繁に切り替えを行っていることがわかった。
そして、それぞれの処理に関して集中して行うことができなくなっていることがわかった。
たとえば2つの作業をマルチタスキングした場合、それぞれ50%の処理能力を維持するわけではなく、80~95%も低下する傾向となる。
マルチタスクは明らかに生産性を低下させていることを示した。

ja.wikipedia.org

 

人間は、複数の事が同時に出来る程、器用ではないようです。

 

頭の中で、あれやこれやと考えてしまうと、それが集中の邪魔をするので、やる事を限定する事が大事です。

勉強をしている時に、色々な情報が入ってくると、脳はそれらに対応せざるを得なくなってしまいます。

ですが、「この日、この時間は、これだけをやる」と決めておくと、優先順位が今の行為が一番高いものになるので、後回しにする事が出来ます。

 

もし、その最中で頭の中に他の選択肢がうまれたら、どうするか?

 

頭の中にそれが残っていると集中出来ないので、メモ帳でも大丈夫です。

その選択肢を文字として残しておけば、アウトプットが出来るので、頭の中の思考を小さくすることが出来るようになります。

思いついたことや、やらないといけない事がたくさん頭の中でグルグルすると、すぐに脳が疲れてしまうので、さっさとそこから排除しましょう。

 

やる事が明確になればなるほど、作業を進めやすく、取捨選択もしやすいです。

 

試験本番まで、残り期間は少ないです。

その少ない時間を有効に使えるように、目の前の事に集中していきましょう。

 

今回は、ここまで。