管理栄養士国家試験合格に向けてチャレンジする人を応援するブログ

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インプットよりもアウトプット

皆さん、こんにちは。

今回は、効率良い勉強方法の一つの紹介です。

インプットとアウトプットという言葉を聞いた事があると思います。

 

簡単に言うと、


インプットだけではなくアウトプットまでやらないと、学んだことはなかなか記憶に定着しない。
例えば、教科書を読んだり講義を受けたりして知識を取り入れる(インプットする)だけではダメで、学んだことを自分で考えてノートにまとめ直したり、得た情報を声に出して話してみたりする(アウトプットする)ことによって、勉強の成果があがるのだ

 

という感じです。

 

私がおススメする手法の一つは、「人に教える事」です。

 

人に説明するためには、知識が必要です。

それを分かりやすく話をするためには、その内容をかみ砕いてないと説明する内容や順番がめちゃくちゃになって、相手には伝わらないです。

日常での会話と同じです。

起承転結がハッキリしないと相手には伝わらないです。

そこに笑いを加えるとなると、話を大きくするといった演出も必要になります。

それも、ベース部分がしっかりと理解していて、どこをどうしたら面白くなるというのがわかっているから出来る事です。

突然話のオチを持っていっても、それまでの流れが出来てないと、つまらないし、「こいつ何言ってんだ?」という印象を与えてしまう事になってしまいます。

いつまでも、「こいつの話はつまらない」というレッテルを張られ続ける事になってしまう訳ですね。


それはともかく。

知識というのは持っていても、外に出せなければ何の役にも立ちません。

自分の中で「理解出来ている」と思っていても、口に出すと、結構どもってしまう事も多々あります。

一方的に話をするが、質問を受けると途端に対応出来なくなるような状況です。

質問に答えるためには、話をした内容の前後やベースとなる知識の理解が必要となります。

もちろん、それについても話が出来るくらいのアウトプットの知識が必要です。


一つのキーワードに対して、5分くらい話を続ける事が出来るようであれば、とても理解は深まっていると思います。

 

骨粗鬆症が発症するのは、特に女性が多く、女性ホルモンのエストロゲンの低下により破骨細胞の働きを抑える事が出来なくなって、骨がもろくなっていくんです。
骨はそもそも無機質とたんぱく質で出来ていて、骨はカルシウムの貯蔵庫でもあり、血中のカルシウムバランスを整える役割もあるんです。
そのためカルシウムは食べ物より摂取しないといけないんですが、より効率良く摂取するには・・・」

 

という様な感じで関連付けて、多くの引き出しを持っているかどうか?という話の正確さと引き出せる量が多ければ多いほど相手に理解が生まれますし、自分がどれだけ瞬発的に知識を引き出せることが出来るかを確認する事が出来るようになります。

 

皆さんがグループで勉強をするタイミングがあるなら、是非質問時間を作ってみてはいかがでしょうか?

質問をする側の理解も進んでいきますが、された方も、それにより自分の知識を確認する事が出来るようになります。

互いに良い効果を与える事が出来るようになるんですね。

 

もし、独学でしていたとしても、目の前に誰かがいる体で話をしてみてはいかがでしょうか?

もちろん、その時は片手にメモとか持っていない方が好ましいですが、最初は見ながらでも良いです。

棒読みでなく、感情をこめる方が、格段に知識として身につきやすくなるので、ぜひ学習に取り込んでほしいですね。

 

問題を出し合うというのも良いです。

 

次回は、その問題を出し合うというのも効率の良い方法であるので、その話をしていきたいと思います。