管理栄養士国家試験合格に向けてチャレンジする人を応援するブログ

独学で学習を進める人をはじめ、受験勉強中の悩みを解消するための情報をお伝えしていきます。

本試験中での食事

皆さん、こんにちは。

 

今回は、少し前に書いていた「勉強中での食事」の内容なのですが、エピソードを書き忘れていたので、改めて書いていきたいと思います。

 

本試験中の弁当を、凄く悩みました。

何を持っていこうかなぁと色々考えて、

・持ち運びに便利
・捨てても大丈夫な入れ物
・煮汁が出るようなものは入れたくない
・サッと食べれるもの

という事をテーマに、選んだのは「鶏ハム」でした。

鶏むね肉2枚で鶏ハムを作り、捨ててもいいような容器にいれて持っていきました。

 

そうした一番の理由は、「糖質量」です。

 

当然です。

 

試験は、午前と午後で別れています。

昼休みの食事で、「食べない」という選択肢もありましたが、試験中に腹が「ぐぃ~~~」とでも鳴ろうものなら、集中も出来なくなるし、恥ずかしさでその場から試験を放り出して逃げ出したくなってしまいます。

それは絶対に避けないといけないので、何かしらを食べようというのだけは決めていました。

今でこそ、「サラダチキン」のような商品もあります。

当時は商品としてあまり意識をしてなかったのですが、それでもいいかもしれませんね。

 

で、昼休憩の時間が来た時に、私はもさもさと鶏ハムだけが入った弁当をむさぼりながら、ノートを開いていました。

周囲を見回すと、「おにぎり」や「総菜パン・菓子パン」や「コンビニ弁当」という、糖質の多いメニューを食べていました。

その後、前後でしゃべったり、ノートをチェックしながら、「チョコレート」のような菓子類をつまんでいました。

 

飲み物としても、持参した水筒(おそらくお茶)だったり、缶コーヒー(無糖ではない)・ミルクティー、水(フレーバー入り)等をそれぞれで飲んでいました。

私はただの水でした。

私は、周囲の光景を見ながら、そして教室中に広がる甘い香りをかぎながら、「この人たちは、大丈夫なのだろうか?」と、不安になりました。

 

管理栄養士国家試験の受験会場です。

この会場の中にいる受験生は、全員「栄養士」(現役学生も、卒業すれば栄養士です)です。

食に関する事に一般よりも詳しい知識を持っている学生や、知識をもって業務に従事している人達です。

自分の運命を分ける試験に臨んでいるのに、なぜ眠気を誘発するための食事をしているのだろうか?

という疑問を抱きながら、一心に鶏ハムをむさぼっていました。

 

その時視線を感じました。

ふと、その方を見ると、私の食事内容を見ながら、怪訝な表情をしたり、こそこそと話している人もいました。

多分見た目で色々と感じたものがあったんでしょうねぇ。

その人の机にも、コーヒー牛乳のようなものが存在していましたが・・・。

 

あくまでも、

「試験を受けるために最大のパフォーマンスを得る事を目的とした食事かつ簡易的なもの」

をテーマに私は準備したんですが、私の食事に違和感を感じた人は、どのようなテーマを基に、おにぎりやらサンドイッチやら、お菓子を食べたりしているんでしょうねぇ。

と思いながら、鶏ハムを食べていました。

 

その人たちが合格したかどうかは知りませんが、午後の試験でも、特に眠気が来ることも無く、ベストを尽くす事が出来ました。

私にとっては午後の試験内容は得意な内容であり、得点を稼ぐ時間帯だったのですが、問題を解きながら、「あれ?簡単じゃね?」と、サクサクと進める事も出来たので、凄く楽しい時間を過ごす事が出来た記憶があります。


皆さんも栄養士(読者を栄養士に限定はしていませんが)であるのであれば、そういった、「パフォーマンスを最大に引き出すような食事内容を追求してみてはいかがでしょうか?


今回は、ここまで。