食物の栄養価を過剰に有益なイメージを与える論調
皆さんこんにちは。
前回の続きで、5つに絞ったわけですが、これもあくまでも「有効なのかな?」という程度にしか考えていません。
集中力を回復させるには香りでスッキリ!ペパーミントティー
小腹が空いたらナッツをかじろう
ブルーベリーなどのルチン、アントシアニン
レシチンを多く含む食品
カフェインを含む飲み物
これらに触れていきたいと思います。
食べ物には、それぞれ栄養価があります。
人体にとって良い影響を与えるので、それが食べ物となり得るわけですが。
それが少量で身体に影響を及ぼす事もありますし、大量に摂取して初めて実感できるものもあります。
当然ですね。
ただ、世の中の論調として、
「栄養を含む → 食べる → 健康になる」
という考え方が、あまりにも過大にアピールされている現状になっていると感じますが、皆さんはどうでしょうか?
例を挙げれば、
「野菜不足 → 青汁を飲む → 健康になる」
「乾燥肌 → コラーゲンを食べる → プルプルの肌に」
「太り過ぎ → 酵素ドリンクを飲む → スリムな体に」
というのもありますが、「本当ですか?」と、懐疑的に受け取ってしまいます。
基本的に、健康食品と呼ばれるものは、こういった考え方によって作られています。
私は「身体に良さそうなもの」を集めたものというイメージしか持っていません。
効能効果は当然表示できません。
法律に触れる内容になるし、身体を変化させるほどの濃度は満たしていません。
それだと医薬品になってしまいますから。
含まれている濃度としては、
「医薬品 > 健康食品 ≧ 食品」
という順番です。
現在の論調として、ビタミン・ミネラルのような微量栄養素やフィトケミカルと呼ばれるものもありますが、それが少しでも含まれると、さも多量に含まれているかのように前面にアピールし、食品価値を高めようとしています。
「ポリフェノールが入っている」と、商品に記載されていれば、「健康に良さそうかな?」という商品の差別化に繋がるからです。
例えば、「えのきに癌の予防効果が含まれている!」という発表がありました。
皆さんは、それを目的としてえのきを食べますか?
ある有名なドクターは、
「ガンにえのきだけが効くとしたら、四畳半分のエノキを、毎日食わにゃならんのだ!それを一錠の薬に精製したのが、現在の西洋医学だ!」
と、力説しています。
それほどの濃度があってこそ、初めて効果を実感出来るようになる訳です。
そういった情報を省いて、様々な商品に「〇〇は身体にいいからねぇ」という話が伝わっているのが、残念ですね。
これに該当するのが、ブルーベリーの話になるのですが・・・・。
長くなってきそうなので、続きます。