視覚情報から刺激を受ける事は有効
皆さん、こんにちは。
前回の続きで、「受験仲間はいる方がいいに決まっている」という内容についてです。
私の受験勉強の時は、幸運にも一人ですが、仲間を作る事ができ、それが大きな刺激となりました。
ただ、情報交換や連絡を取る頻度は、月に1~2回程度でした。
もう少しあっても良かったかなとも感じます。
それでは、身近にいなかったとします。
そんな時はどうしたらいいか?
「他人の頑張っている姿を見る事」です。
例えば、コーヒーショップのような所で参考書やパソコンを開いて作業をしている人は少なくないと思います。
そういった姿を見て、「あの人も頑張っている。自分も頑張ろう。」とイメージする事です。
勉強というのは、基本的には孤独との戦いです。
ですが、孤独であり続けると、いつの間にか周囲とのズレが生じやすく、効率やモチベーションの低下に繋がってしまうリスクが高まります。
周囲のペースに巻き込まれる必要は無いのですが、周囲との比較は重要です。
ですので、仲間を作る事は重要ですが、高校・大学受験生のような人であれば、受験日は近いと思います。
同じ環境に近い存在の人をアンカーにして、刺激を分けてもらうという事は、学習を続けるうえで結構重要です。
私自身も、午前中は自宅での勉強をし、午後は近くのコーヒーショップ(逆のパターンもありましたが)というように場所を変える事で、当然気分転換にもなるのですが、一番は周囲から刺激を受ける事、2番目は、周囲の視線にさらされて緊張感を自分に与える事を目的として、よく利用していました。
最近かどうかは分かりませんが、SNSを利用して仲間を作る事も、当然可能です。
SNSでの情報なので、相手が本当の事を言っているかどうかは分かりませんが、同じ環境の人を飛躍的に探し出しやすいのは間違いないです。
このサイトにありますが、このような「勉強仲間を見つけたい」人向けのアプリもあるようですし、ツイッター上で探し出す方法もあると思います。
私自身はこの方法は使いませんでしたが、より多くの刺激を受けたり、情報収集をしたいというのであれば、利用するのも手ではないかと思います。
※私は関係者でも、利用者でもないので、利用に関しては自己責任でお願いします。
もう一つは、分野を超えて頑張っている人の姿を見て、自分を奮い立たせる方法もあります。
私はスポーツが好きなので例に挙げますが、自分の興味を持っていたり、好きな選手やチームがあるとします。
私が好きなチームは、下積みが長いと言うか、自他ともに認める程の弱小チームでした。
でも、そのチームがどんどん変貌を遂げて、ついにトップリーグに駆け上がる事が出来たのです。
歴史を知っている事もあり、あのチームがトップリーグに上がる事が出来、格上と評価されるチームと対等に戦い、勝ち星を増やす事が出来ている姿を見ました。
当時から見たら、奇跡とも呼べるような出来事です。
「あんな弱小クラブでも、一歩一歩階段を上り続ける事で、不可能だの無理だのお荷物だの言われていた存在だったのに、こんなにも堂々と渡り合えるような存在に変わる事が出来たんだ。自分も、誰もが思う以上に変わる事が出来るに決まっているじゃないか!」
という事をモチベーションにして、日々の勉強に取り組んでいきました。
継続すれば力になる。
全力を出し切れば、後悔はしない。
この言葉も胸に、自分を鼓舞していました。
皆さんの周囲にも、しばらく会わなかったら、「当時はあんなキャラだったのに、滅茶苦茶変わった」という人はいると思います。
その人も、見えない所で努力を積み重ねてきた結果だと思います。
「あの人が出来るんだったら、私も出来る!」
その、「あの人」には失礼かもしれませんが、それも大きなモチベーションに繋がると思います。
日々の学習の際に、少しマンネリを感じる部分が出てきたら、こういった所を意識してみてはいかがでしょうか?
今回は、ここまで。