管理栄養士国家試験合格に向けてチャレンジする人を応援するブログ

独学で学習を進める人をはじめ、受験勉強中の悩みを解消するための情報をお伝えしていきます。

苦手意識を持つモノ程、先にやろう

皆さん、こんにちは。

前回の投稿と似たような感じのタイトルですが(笑)、今回は、全体的な計画ではなく、日々の学習についてです。

 

皆さんは、日々の勉強の順番はどのように進めていますか?

 

ページの順番通りですか?
いつも通りのやり方ですか?
色々とアレンジしながらやっていますか?
得意な所からやってますか?
不得意な所からやってますか?
前日に計画を立てて、その通りにやっていますか?

 

色々とありますが、ここでは心理的なハードルについての話をしたいと思います。

 

今から勉強をしないといけないとします。

得意な学習内容のものと苦手な学習内容のものがあるとします。

それぞれが1時間で終わる内容だとします。

 

どちらを先に取り掛かりますか?

 

効率良くするなら、間違いなく「苦手な学習内容」からです。


苦手意識が強いものというのは、心理的なハードルが上がります。

それは、少しずつ成功体験を積み重ねる事で解消されていくのですが、どうしてもチェック事項が増えたり、何度も問題や解説を読み返したりというのが必要となったり、拒絶反応もでるため、精神的な労力は大きくなりますし、疲労感も半端ないです。

また、この「苦手な学習内容」の後には、「得意な学習内容」が待ち構えています。

そのため時間内に終わらせるためにさっさと取り掛からないと、学習計画に大きな影響を与えかねないです。

 

この後にご褒美を用意していると、なおさら良いですね。

 

逆に、先に得意科目からすませるとします。

開始直後は、特にストレスなく進める事が出来ます。
心地良い疲労感も生まれるとは思うのですが、そのあとに「苦手な学習内容」が待っています。

そして、それが待ち構えている事は、重々わかっています。

 

「これの後には、あの苦手なものが待っているんだ」

 

という様な暗い思いを、ずっと抱えながら、そしてそれはどんどん大きくなりながら、プレッシャーとなっていきます。

それで、一つの区切りとなる「得意な学習内容」が終わったら、逃避行動を行ないやすくなってしまいます。

 

「少し疲れたから、ちょっと休憩しようかな?」

という感じで、やる気が低下していきます。

そして、大きなプレッシャーから、休憩がどんどん長くなってしまうと、いつまで経っても終わらず、グズグズな時間を過ごしてしまうリスクが高まり続けるという事になるからです。

 

こういった、自分の中の心理的なハードルをさっさと乗り越えるためにも、先に「苦手な学習内容」を終わらせる事をお勧めします。

 

今回は、「苦手」と「得意」という比較を行ないましたが、これに限らないです。

 

「苦手で優先度は高くないもの」と「得意で「本日中に」終わらせないといけないもの」

という比較であっても、苦手を優先する事で、「さっさとこれを終わらせて、今日中にやってしまわないといけないものに取り掛かるんだ」という、締め切り効果も生まれるので、結構有益です。

 

皆さんも、先送りにして心挫けてしまうような内容があったら、学習する順番を変えてみてはいかがでしょうか?

 

今回は、ここまで。