管理栄養士国家試験合格に向けてチャレンジする人を応援するブログ

独学で学習を進める人をはじめ、受験勉強中の悩みを解消するための情報をお伝えしていきます。

苦手な事は最初にやろう

皆さん、こんにちは。

 

皆さんは、勉強はどの科目から進めていますか?

難易度が低そうな所からですか?

苦手意識が強い所からですか?

基礎となる部分からですか?

最初のページから順番にですか?

 

これをどこから攻めるかで、大きく変わってきます。

専門学生時代ですが、苦手科目がありました。

試験科目では、「社会・環境と健康」と、「公衆栄養学」です。

逆に、好きだったのは、基礎栄養学・応用栄養学・臨床栄養学でした。

専門学校を卒業してからは、ほどんど内容には触れていませんでしたが、色々な授業の記憶が蘇ってきて、楽しく行う事が出来た記憶が蘇ります。

 

さて、私が一番最初に取り掛かった科目ですが、

「人体の構造と機能及び疾病の成り立ち」

です。

 

第一の理由は、「配点が高い(出題数が多い)事」

出題数が多いという事は、点数の取りこぼしが出来ない場所という事が出来ます。
皆が正解する所で、間違ってはいけない。

これは、受験の基本です。

 

第二の理由は、「栄養学の基礎部分でもあるので、疎かに出来ない」

他の基礎栄養学・応用栄養学・臨床栄養学等にも繋がっている内容が多いため、ここの知識が疎かになっては、他の科目をやっても、効率良く出来ないのではないか?

 

このように考えました。

 

私は、一通り参考書を見て、

 

重点を置く科目

社会・環境と健康 17問
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 17問
基礎栄養学 14問
応用栄養学 16問
臨床栄養学 28問
公衆栄養学 18問

 

これらを最優先に知識として吸収するために、より多く過去問を解きまくりました。

他は、「例え学習時間を多く割かなくても、半分は取れるだろう」という割り切りをしました。

応用力試験は、「基礎がしっかりすれば、半分は取れるだろう」という予測を立てました。

となると、上記の6科目がしっかりと自分の知識として吸収出来れば、絶対合格出来ると信じて勉強を進めていました。

また、上記科目は内容が重複している部分も多いので、効率良く勉強を進める事が出来た記憶があります。

 

一番悪いパターンが、「過去問(テキスト)を、1P目から順番に学習を進めて、どの科目も同じように時間配分をする事」です。

 

自分の理解度は、自分にしか分かりません。

自分の得意な所だけやっても、苦手な所をやらなければ、点数の底上げが出来ません。

苦手な科目は、苦手だから習得に時間がかかります。

どれだけ時間がかかるかわからないものを、後回しにすればするほど、知識として身につく訳が無いのです。

 

皆さんは、どの科目に、どれだけの力(時間)を注ぐというのを決めていますか?

もし、決めてなければ、計画を見直してみるのも、一つの方法だと思います。


今回は、ここまで。