管理栄養士国家試験合格に向けてチャレンジする人を応援するブログ

独学で学習を進める人をはじめ、受験勉強中の悩みを解消するための情報をお伝えしていきます。

学習を開始するためのルーティンはありますか?

前回は、ルーティン化・習慣化の話をしました。

 

初めての事をやる時は、時間がかかりますし、緊張感も生まれます。

初めて車のハンドルを教習所で握った時はどのような気持ちだったでしょうか?

初めての土地を一人で旅行する時は、どのような気持ちになるでしょうか?

初めてのアルバイトや新入社員として出勤した時は、どのような気持ちだったでしょうか?

初対面の人と会う時は、どのような気持ちだったでしょうか?

でも、何度も繰り返す事で、恐怖心や緊張感は薄れ、特に意識をすることなく出来るようになったり、リラックスして話をしたりする事が出来るようになると思います。


それは経験・体験をする事で、慣れが生まれるからです。

そしてそれが好ましい結果になれば継続されやすいですし、好ましくない結果になれば、継続しにくくなります。

 


少し話を戻しますが、皆さんは、気持ちよく勉強を開始出来ていますか?嫌々やろうとしてしまい、なかなか問題集のページすら開こうとせず、スマホばかり触ってますか?

 

多くは後者なのかもしれません。

 

ですが、そういった方でも、やる気になって勉強を進める日もあると思います。

その貴重な一日を何度も繰り返し、ルーティン化する事で、やる気になって勉強を進めた日と同じような状況を常時作っていこうという考え方です。

 

普段、机に座るけどやる気が起きなくて、スマホを手に取るという日々を繰り返しているとします。

それは、「やる気が起きずに勉強が進まない」というルーティン化が形成されているからという事になります。

だったら、どうするか?

 

普段と異なる行動を取る事です。

 

例えばですが、普段は

①部屋に入って、机に座った

②机の上に問題集を本棚から取り出して置いた

③鞄から筆箱を取り出すとともに、スマホを引っ張り出した

スマホの通知に気付き、チェックし始めた

⑤結構な時間が過ぎてしまった

 

出来なかった・・・。

 

というリズムを繰り返しているとします。

 

何が良くなかったでしょうか?


スマホを引っ張り出した部分が良くないという感じはします。

ですが、それは行動の途中の部分です。

上記例で言えば、③番目の行為です。

途中から修正するよりも、最初から大きく変わった状態で行う方が、変化というのは大きくなります。

机に座る部分からスタートするのではなく、違う順番で行動するのです。

 

例えば、

①部屋に入って鞄から筆箱を出し、机の上に問題集を広げておく

スマホは鞄の中に入れっぱなしにし、手の届かない所に置いていおく 

③机に座る

 

この順番であれば、かなり結果が変わりそうな印象は受けないでしょうか?

この順番を実際にやってみて、今までより良い結果に繋がれば繰り返してルーティン化すればいいと思います。

そして、もっと良い結果が出そうな事が発見出来たら、流れの中に組み込んで、どのように変化するかを検証していけばいいと思います。

 


私自身の話です。

 

管理栄養士国家試験の受験勉強は、朝起きた時から始まっていました。

①朝4時に起きる 
②コーヒーを淹れる為のお湯を沸かし始める
③冷蔵庫に冷やしていたコップ一杯の水を飲み、トイレで出すものを出す
④お湯が沸いたらコーヒーを淹れる
⑤コーヒーを持って、勉強机のライトをつけて椅子に座る
⑥コーヒーを一口飲む
⑦問題集を開く
⑧ペンを持ち、走らせる(学習開始)

という流れを作っていました。

 

毎日です。

仕事の日も、休日でも、毎日このリズムで学習を開始していました。

 

受験勉強を開始したのが9月からでしたが、色々と試行錯誤し、11月くらいから試験直前まで、ずっとこのルーティンで学習を開始していました。

 

これくらい毎日行うと、とても良い結果や発見が生まれます。

 

少し長くなってきたので、次回に。

 

今回は、ここまで。