呼吸を忘れてしまうという事について
皆さん、こんにちは。
今回は仮説というか、ふと考えた内容についての話をします。
検索サイトで「呼吸 忘れる」と入れると、「無呼吸症候群」といった内容が出てくるのですが、そうではないです。
皆さんは、集中している時に、呼吸を意識しますか?
「集中するための呼吸法は、コレだ!!!」
というようなサイトはよく見かけるのですが、実際、集中している時は、呼吸を意識すらしていないと思います。
私も同様です。
ふと気付くと、大きく息を吸ったりして、周囲の事を意識するようになったりもしますが、皆さんはどうでしょうか?
私の気付きの話をします。
集中している時ですが、呼吸は浅くなっていると感じます。
周囲の勉強している人・作業している人を見てもわかると思いますが、自習している人は、機械のようにただ淡々と作業をこなしているように見えます。
ここでは「勉強」という事に焦点を置いて話をしていますが、集中している人の呼吸が荒かったり、身体を大きく動かしたりしている人が集中しているかどうかというと、それは違うのかなという印象を受けます。
ため息ばかりをしている人が、集中しているとは感じにくいというのもありますね。
ここで勘違いをしてほしくないのは、「息を止める」ではなく、「呼吸が浅い」です。
呼吸はしているので、継続できます。
息を止めたら20~30秒程度しか続かないと思います。
先述した「集中するための呼吸法」として、よく挙げられるのが「深呼吸」というキーワードです。
方法論の話は、それぞれのサイトをご覧ください。
深呼吸をする事で、脈拍も落ち着きやすくなるし、血行が良くなったり、気分転換・リラックスに繋がりやすくなると思いますし、「呼吸」も通常(日常)に戻ります。
そこ(通常の状態になった)から集中しやすくなるというのですが、その集中が解けた時(緊張と言って良いかもしれません)は、どのような行動を取っているのか??という所に着目します。
「深い深呼吸」「安堵のため息」(絶望のため息かもしれません)では無いでしょうか?
大きく深呼吸であったり、伸び(ストレッチ)であったりすると思います。
緊張をほぐすために伸びをしたりすると思いますが、共通するのは、「大きく息を吸ったり吐いたり」では無いでしょうか?
では、なぜそうなるのか?
「呼吸が浅くなる」
からでは無いでしょうか??
集中する
→ 呼吸が浅くなる
→ 動きも小さくなる
→ 血流が悪くなったり、血中酸素量も少なくなるし、血中二酸化炭素濃度は高くなる
→ 身体の中に抱えるストレスが大きくなる
→ 呼吸を大きくすることで酸素・二酸化炭素の入れ替えや血流促進・ストレス解消のために身体を動かしたくなる(伸びや貧乏ゆすり)
→ 集中が切れる(低下する)
という事なのかな?と、ぼんやりと考えています。
集中を高めるのであれば、呼吸を浅くすれば良いと考えます。
ちなみに、寝ている時も、活動中(日中)より呼吸数は少ないし浅いです。
そして、寝返りをうったりして身体を動かしたりした時に呼吸が大きくなったりします。
これと似ているなと感じる訳です。
ですので、「勉強に集中しようとすると、眠くなる」というのは、正しい姿ではないかと思います。
身体の使い方での共通点が多いからです。
という事を考えていたという報告でした。
次回は、睡眠について、少し触れたいと思います。
今回は、ここまで。