出来るまでやる
皆さん、こんにちは。
前回、少し触れましたが、今回は少し「出来るまで」という事について話をします。
皆さんは(そろそろ?)学習を進めていると思います。
その学習も、「目安」というものが設けられているものがあります。
偏差値であったり、難易度であったり、総学習時間で表現されているものは多いです。
そういったものに自分で勝手に「壁」を作って、「こんな難易度だったら、自分には無理なのかな・・・」という豊かな想像力を膨らまし、自分にはできないと思いこむ事で、それに挑む事すらしないという行動を取るような人も生まれてしまいます。
ある意味、これを明示する事で「足切り」を行なっているのかもしれませんね。
ですが、これはあくまでも「目安」であり、自分に当てはまる内容では無いのは当然です。
私は、その目安があるのであれば、「その目安よりも、少ない期間・時間で合格してやるぜ」と意気込み、モチベーションアップにしています。
基本的には、目安よりかかる事ばかりで、実現したのはごくわずかなのですが(涙)。
さて、管理栄養士国家試験です。
目安の学習時間として、200~300時間という事のようです。
皆さんは、これをどう受け止めますか?
「毎日忙しいのに300時間も勉強する時間なんてないよ~」と嘆きますか?
「300時間だったら、5カ月の期間(150日)だったら、1日2時間程度の平均学習時間で済むのか。休日も利用して補っていけば、余裕余裕~♪」と受け止めますか?
この両者の差は大きいと思います。
心理的なハードルが高ければ高い程、人の心は折れやすくなります。
ですので、「これくらいだったら、やれる」というポジティブな考え方を持つのが、大前提ですし、今後に大きなパワーを与えてくれます。
そこから、色々な試行錯誤を踏まえる事で、どんどん前に進むことが出来るようになります。
そして、もっと重要なのが「出来るまでやる事」です。
皆さんは、自転車に乗る事が出来る人がほとんどだと思います。
それはどうやって乗る事が出来るようになりましたか?
「乗る事が出来るようになるまで、試行錯誤を続けながら乗り続けたから」です。
前回、繰り返す事が大事というような話をしましたが、これが根拠です。
一回試してみて(問題を解いてみて)、出来た・正解したとします。
それが時間を置いて次の時に出来なかったら、それは、「出来ていない」という事になります。
ですので、「何回やっても、必ず正解に導く事が出来る」というレベルに達したら、「出来た」になります。
そのレベルに達するためには、「試行錯誤をしながら繰り返しやり続ける」しかないのです。
難易度に応じてその回数は変化するので回数を決めること自体はナンセンスです。
「出来た時」が、「あなたにとって必要な回数だった」という事になるわけですから。
その回数というのは、他の人には決められないですし、自分でも分かりません。
わからないからこそ、早々に過去問題集のページを開き、「自分がどれだけできないのか?」というのを理解しないといけないのです。
そうでないと、「分からないものが分からない」という状態から抜け出す事が出来ませんから。
さっさと過去問を解きまくり、出来ない事が出来るようになっていきましょう。
今回は、ここまで。