視線にさらされるという効果について
皆さん、こんにちは。
前回の続きで、スマホのとっておきの使用方法で、集中力をがぜんアップさせようという話です。
皆さんは、家で勉強する方が集中出来ますか?それとも自習室やカフェで勉強する方が集中出来ますか?
私は、気分を変えたいときに使い分けていましたが、皆さんは、どうでしょうか?
自習室やカフェで勉強する事でのメリットとして色々と挙げる事は出来ます。
適度な音量の音楽や雑音
余計なものがないため、誘惑が少ない
目的を同じとする人が周囲にいる
等々あると思います。
それに合わせて、「良い席」を抑える事が出来れば、テンションはかなり上がりますね。
最悪なのが、自分にとっての「良い席」を抑えられ、仕方ないと勉強をしていて、ふとそっちを見るとガチ寝していて、
「お前は、ここに勉強しに来たのか?眠りに来たのか?!寝るんだったら、俺に譲れ!!」
とストレスが大きくなる事もしばしば。
まぁ、それはともかく。
外で勉強するというのは、自習室なら「環境に感化される」というメリットは大きいですが、それ以外に大きなメリットがあります。
「視線にさらされる」
という事です。
家だと、基本的には外部と隔離された環境になります。
一人で机に向かって黙々と行うことになるので、誰からの視線も気にする事はありません。
ですが、誰からも「監視下」に置かれていないため、集中するもしないも、自身で環境を作り出さないといけません。
それが自習室やカフェだと、「第三者」が周囲に存在する事になります。
実際に見ている・見ていないは別の話ですが、「周囲からの視線」にさらされる事になります。
そのあるかどうかわからない「視線を意識する」事で、自身の勝手な想像力等により緊張感が高まります。
その緊張感が適度に生まれる事で、集中力にも繋がっていくのです。
周囲に、同じように勉強をしている人がいれば、「あの人よりも長く勉強しよう」とか、勝手なルールを作って意欲を高める事も出来ます。
施設を利用する分だけコストもかかってしまいますが、その対価を支払う事でも集中力は生まれやすいと考えています。
この見られているという「視線」を家での学習でも作り出す事が出来ます。
「スマホで自身の勉強している姿を動画として撮影する」です。
自分の手元が写っている姿を見ながらでもいいです。
その映像を映す事で、視線を疑似的に作り出し、集中力を高めていくという方法です。
人は視線でもそうですが、カメラの前だと緊張感や意識が生まれます。
それを人からの視線に見立て、集中力を生み出していくという方法です。
動画でも、自分の学習している姿を撮影したり、ライブ放送で配信している人もいますが、そういった理由です。
リビング学習で親がいる近くで勉強すると捗るというのも、同じような理由です。
一人暮らしで、家には誰もいないという人は、動画配信はともかく、自分の姿を撮影してみてはどうでしょうか?
集中力は勿論ですが、自分の姿を客観的にみる事が出来るようになるので、新たな発見が生まれるかもしれませんよ?
今回は、ここまで。