管理栄養士国家試験合格に向けてチャレンジする人を応援するブログ

独学で学習を進める人をはじめ、受験勉強中の悩みを解消するための情報をお伝えしていきます。

時間管理は重要

皆さん、こんにちは。

前回は


「なぜそれだけの時間がかかるのか?」の分析を行う事で、行動の幅というのは、大きく広がっていきます。
「PDCA」の部分にも繋がっていきますが、障害が生まれている原因が分からなければ、対策を打つことが出来ないからです。

 

という文章で、締めました。

 

皆さんは、問題を解く時に、どのような目標をもって解いていますか?

「〇〇時間で、解けるだけ」

という感じでしょうか?

もし、そうなら少し目標が弱いと思います。

 

問題を解く・参考書に目を通す・昨日の復習をする・今日の講義の予習をする・・・・。

色々な学習項目・作業項目があると思います。

ただ、どんな行為にでも、時間をかけようと思えば、どれだけでも時間を費やす事が出来ます。

時間は有限ですが、作業は無限に生み出す事が出来ます。

そのバランスにより、上手くいく事もあれば、いかない事もあります。

試験本番時に余裕を持って受験する事が出来る人もいれば、バタバタして一夜漬けで対応する人もいたりしますが、その差は時間配分とバランスだと考えます。

(試験の難易度によっては、余裕を持っている人自体がいないかもしれませんが)

 

では、限られた時間を有効に使うためには、それぞれの状況に応じたルールを「自分で」作り、効率良く行うためにPDCAを繰り返し続けるという事が必要になります。

様々な状況が考えられるため、答えは一つでは無いです。

そして、人間は成長・変化していきます。

その答えがいつまでも常に正解な訳ではありません。

 


私が当初にルール設定したことがありました。

「一つの問題を解く時に、「30秒」以上時間をかけない」

というものです。

 

この目標を設定したのに、2つの理由があります。

 

・試験問題は全部で200問ある事

・試験時間は、合計で5時間5分であり、分になおすと305分あるという事

 

平均すると、一問あたり約90秒になります。

ですが、これだと見直しの時間が存在しません。

一問あたり30秒で解く事が出来れば、100分で最後まで行く事が出来るので、残りの200分を見直しの時間にあてはめる事が出来ます。

十分な時間を確保する事が出来ます。

実際の試験では、そこまでの時間は確保できませんでしたが、約1時間程度は見直しに時間を使う事が出来ました。


以上が根拠ですが、根底には一つの考えを持っていました。

 

「限られた時間の中で、数多くの問題に触れる事を重視する」

 

一つの問題を理解できるまで、色々な資料や辞書・参考書を引っ張り出して知識を深める事は当然大事です。

ですが、それで立ち止まっていると、予定よりも確実に時間を奪います。

1時間で「10個の問題にチャレンジした」のと、「60個の問題にチャレンジした」というのであれば、私は後者を評価しますし、その方法を選びます。

そこまで進んでから、解けなかった問題を改めて復習したり、もう一度チャレンジしたりしました。

知識を深めていくというのも重要ですが、リアクション的に、「〇〇というキーワードが出たら、この答えを選べばいいんだ」というような考え方でも、結構乗り越える事が出来ます。

 

試験は、200問中、満点を取らないといけないわけではありません。

120点以上取れば良いだけです。

内容が理解しづらい問題でも、数をこなせば何となく理解する事は出来ていきます。

 

今の時期、まずは数をこなして、情報量をどんどん吸収していく。

この作業を繰り返してみてはいかがでしょうか?

 

今回は、ここまで。