赤ペン一本で、意外と便利だった話
皆さん、こんにちは。
私が専門学校に通っていた頃の話です。
私は当時、「フリクションボールペンの赤0.5mm」1本で、授業を受けていました。
その時、別の資格試験も受験のために勉強をすすめていました。
最初は、黒のボールペンと、赤ペンと2種類を使っていましたが、次第に、
「何か、ペンを持ち変えるのって、面倒だなぁ」
と感じるようになりました。
そこで、試しに赤ペンだけでメモを取っていたら、意外と何とかなりました。
ただ、普通の赤ペンだと修正が出来なかったため、消す事が出来るフリクションボールペンを使いました。
これを使う事で、
・ペンを持ち変える必要がないし、探したり選ぶ必要もない
・消しゴムはペンの後ろにあるので、探す必要がない
・これ一本あればいいので、持ち運びに便利
というメリットが生まれました。
便利すぎて、黒のボールペンを忘れてしまい、隣席の人に借りたのも、良い思い出です。
鞄のとりやすい所や、胸ポケットに入れておけばいいだけであり、いつでもどこでもメモを取る事も出来るので、かなり効率良く過ごす事が出来たと思っています。
また色には、隠れた力を持っています。
「青色のペンを使うと、集中力が増しやすい」という話です。
「青ペン書きなぐり勉強法」といい、20年前から早稲田塾に通う生徒に向けて提唱していた勉強法の一つだったそうです。
実施された当時は、「赤緑青(せきりょくせい)の力」として、
・弱点の「赤」
・気付きの「緑」
・記憶の「青」
とペンの色ごとに定義づけしてノートを作るという方法を教えていました。
それが、そのうち「記憶の青」だけが飛びぬけて有名になり、全国の受験生・社会人にまで浸透しているようです。
この実践に必要なのは、「ノート」と「青ペン」だけです。
後はひたすら覚えたい事、見聞きした事を、ひたすら青ペンでノートに書きなぐる事です。
というように実践すると、色の持つ力により、人は大きな影響を受ける事になります。
私は、赤色を用いていましたが、ある程度の結果を残す事は出来ました。
赤色のペンは身近な存在なので、皆さんもよく利用すると思います。
アンダーラインやメモ・補足として書き込む事は多いと思います。
「弱点の赤」としていますが、赤色は、「重要な話」の時に使うと良いという事のようです。
という事は、当時の私にあてはめると、全てを重要な話として捉えていたのではないかと思います。
ただ、記憶を定着させるという事については、弱かったのかもしれませんね。
ですが、私は「全て赤ペンで書かれたノート」というのに違和感を持たなくなりましたし、赤一色の文字を見る事で、「勉強しなきゃ」と思うようになりました。
基本的に、書籍はほぼすべてベースの色は黒です。
日常にあり過ぎています。
逆に、赤一色(青一色)のノートというのは、まずみかけないと思います。
それくらい「非日常的」な存在になります。
そのため、赤一色の文字を見ると、頭が勝手に勉強モードに入りました。
習慣化が出来ていたのだと考えています。
このブログも赤一色か、青一色で書きたいと、本気で思っています。
という訳で、
皆さんも、一度赤ペンだけ、または青ペンだけの習慣を始めてみませんか?
そこから、どうしても必要であれば、1~3本程度、増やしていけばいいと思います。
今回は、ここまで。