空調の嫌な思い出と冷房病の話
皆さん、こんにちは。
前回は「集中力維持のためにも、適度な温度に調整しよう」という話をしました。
紋切り調のように「28度」に設定しなくてもいいという話です。
私は以前、小売店で働いていた時がありましたが、その時に指定されていたのは「28度」でした。
じっとしていたら、まぁ大丈夫(酷くはない)なのですが、ちょっと動いたりするとすぐに汗ばむような状態で、設定温度を下げたくて仕方がない状態でした。
いつも「クーラーが効いてないね」といわれていたのですが、上層部からの指示でそれが出来ませんでした。
クーラーで思い出しましたが、私は社宅として某アパートをあてがわれていました。
それは良いのですが、クーラーです。
「電源を入れると、自動的に3時間で切れる設定」
がされていました。
なかなか信じてもらえなかったのですが、リモコンをみても、本来タイマー設定ボタンがあるべき所にボタンがないのです。
電源を入れると、「自動的に3時間のオフタイマー」が設定されるような仕組みになっていました。
仕方が無いと思って使っていましたが、本格的な夏を迎えた時に大変な事が起きました。
夜寝る前に電源を入れても、3時間で切れてしまいます。
部屋には断熱材も使われておらず、すぐに温度が上昇していきます。
4時間後くらいには汗だくで目が覚めるという状況が、ずっと続きました。
これでは快適に寝る事も出来ないですし、翌日に睡眠不足を引き起こすのでパフォーマンスも低下します。
今思い出しても、ひどい環境でした。
おそらくですが、そのアパートが「マンスリー契約だと、光熱費無料」という事をしていた(している?)ため、つけっぱなしだと設備の寿命も縮むし、光熱費も莫大にかかってしまう可能性があるため、強制的に3時間しか電源が入らないようにしているのではないかという憶測を立てています。
調べると、アパートを管理している会社に言えばリモコンを取り換える事が出来たようでしたが、当時はそんな情報は入ってきませんでした。
ですので、自分で市販のリモコンを購入し、それ以降は快適に寝る事が出来るようになりました。
それぐらい、クーラーの影響は大きいです。
今でもその時の状況を思い出すだけで、汗が出てきそうになります。
それはともかく、勉強をする時は、外的な要因として室温が大きく影響を与えます。
今は夏場なので「暑さ対策」の方に焦点が行きますが、冬場だと「足元の冷え」が焦点になったりします。
夏の暑さには、クーラーで対策するのが手っ取り早いのですが、室温が低すぎても集中力は低下しやすくなってしまいます。
タイトルにも書きましたが、「冷房病」というものです。
冷房病(れいぼうびょう)という病名は存在しない(正式な病名ではない)。
冷房が強く効いたエリアに長時間いた後、外気温にさらされることを繰り返したときに起こる体調不良といわれているが、実際には冷房との関連ははっきりしないことが多い。
日本独自の概念であり世界では通用しない。
自律神経の働きが不安定な乳幼児や老人、薄着で冷房の強いオフィスにいることが多い女性労働者に多く見られる。
少し長くなりそうなので、今回はここまでにします。
次回は、冷房病についてです。