管理栄養士国家試験合格に向けてチャレンジする人を応援するブログ

独学で学習を進める人をはじめ、受験勉強中の悩みを解消するための情報をお伝えしていきます。

暑さ対策をしてますか?

皆さん、こんにちは。

 

学生であれば、夏休みに入っていると思います。

職場であれば、日々食材管理と熱中症対策を行ないながらの調理業務に従事していると思います。

ニュースでも毎日のように流れていますが、

「めちゃくちゃ暑い」

です。

とんでもない暑さです。

直射日光が肌に刺さるような痛みを感じます。

外出したくないくらいですが、通勤というものがありますので、避けて通れません。

 

外も暑いのですが、部屋にいても蒸し風呂状態です。

昔は、

「午前中の涼しいうちに、夏休みの宿題を終わらせましょう」

みたいな事も言われてましたが、朝起きた時点で、室温30℃になっているくらいです。(私の部屋調べ)

早朝だったらまだいいかもしれませんが、とにかく暑いです。

 

ここでお世話になるのが、扇風機であったり、クーラーであると思います。

「7月になるまでクーラーをつけない」

というこだわりを持っている人もいましたが、私は6月下旬にはつけました。

それくらい、昔と違って気温・熱中症リスクは上昇しています。

昔はクーラーなんていらなかったとか言って、学校にクーラー設置を断固として否定していた政治家もいましたが、もってのほかです。

 

さて、私もお世話になっているクーラーですが、皆さんは、設定温度を何度にしていますか?

恐らく多いのが26~28℃前後という感じではないでしょうか?

環境にもよるのですが、その温度で大丈夫でしょうか?

 

空調の温度として、28℃にしようというようなキャンペーンが環境省より起きました。

2005年の事です。

クールビズといういう言葉が生まれました。

地球温暖化対策のためにと、軽装で過ごして冷房を節約しようという内容でした。

 

ですが去年、

「科学的知見をもって28度に決めたのではない。何となく28度という目安でスタートし、それが独り歩きしたのが正直なところだ。働きやすさの観点から検討しては」
と見直しを提案。
これを受けてある副大臣が、
「28度は無理があるのではないか。実はかなり不快な温度。科学的に検討を加える」
と述べた。

というように、科学的な根拠は何もないという事が発表されています。

クールビズの公式サイトによると、環境省は、室内の温度を17度以上28度以下と定めた「建築物環境衛生管理基準」と労働安全衛生法の「事務所衛生基準規則」を基に、『冷房時の室温28度』を決めた。
「各家庭やオフィスなどで、夏の冷房の設定温度を26.2度から28度に1.8度上げると想定すると、大きな削減効果が期待できます」と謳っている。

 

という事ですが、本当によくわからないです。

「夏の冷房の設定温度を26.2度から28度に1.8度上げると想定すると、大きな削減効果が期待できます」

とありますが、これは当然だと思います。

室温を下げるために、電力が必要ですから。

ですが、24.4度から26.2度に1.8度上げても、大きな削減効果が期待できるのではないでしょうか?

「建築物環境衛生管理基準」で室内の温度を17度以上28度以下と定めたとありますが、28度というのは、「不快感を感じさせない(?)」とされるギリギリの温度です。

この中でじっとしてデスクワークというのであれば、まだ良いのかもしれませんが、調理場や多くの工場では、その温度設定では不快感や熱中症リスクを低下させる事は難しいと思います。

 

また、温度が上昇する事により、不快感の影響で集中力も低下していきます。

 

28度に設定していたとしても、昼間と夜間では感じ方も違いますし、部屋に日光が差し込むかどうかでも変わってきます。

自分の部屋で、快適な温度を探し出す必要があります。

盲目的に「28度」としても、それが全ての人に適した温度設定とは限らないのです。

 

ちなみに私の部屋では、28度設定にしているのクーラーと、サーキュレーターを併用しています。

室温が上がりやすいので、空気をかき混ぜているような状態をつくり上げているので、効率は良いのかなと感じています。

 

快適な環境を作り上げて、学習効率を下げないようにしていきましょう。

 

今回は、ここまで。