机の上を片付けていると、良い効果が生まれやすい
皆さん、こんにちは。
前回の続きで、整理整頓は大事という事についてです。
視界に色んなものがあると、気を取られやすくなってしまいます。
管理栄養士国家試験であれば、そこまで資料を広げる必要がないのは幸いです。
やり方によっては、過去問題集だけでも十分学習を進める事が出来る難易度だと、私は考えています。
ですので机の上には、
筆記用具と問題集
だけでも、十分学習は進める事はできます。
効率良くするためには、メモできるものもあった方が当然いいですが。
前回も書きましたが、集中力を乱すものの一つとして、「視界に入ってくる刺激・違和感」というものがあります。
勉強とは無関係な装飾品やスマホの着信音・バイブ音は前述しましたが、他には
消しゴムのカス
散乱していたり、無造作に筆箱に放り込まれているペン
も、影響を与えたりします。
消しゴムのカスが散乱していると、払いのけたくなりますし、ひとまとめにして山積みにしていると、それを無意識に触りたくなってしまったりします(経験ありませんか?)。
ペンも、無造作に放り込んでいると、目的とするペンの色を探し出すのに時間や意識を持っていかれてしまいます。
あればあるほど、探すのが大変になってしまいますし、「どういったタイミングで何色のペンを使う」というようなルール化出来ていないと、それだけでも集中力が減少してしまいます。
他にも、外的な要因で、騒音や美味しそうな香りというような五感を刺激するようなものだったり、空調が効きすぎて寒さにより乱される場合もありますが、これは置いておきます。
あと、髪の毛も影響すると思います。
視界に前髪が入り込んでしまうと、書き上げたり、「あ、枝毛だ」と、気になって仕方がなくなってしまいますし、爪が伸びていたり、ささくれが出来ていたりしているだけでも、気になったりしてしまいます。
自分のイメージしている最適な状態から外れるものを見つけてしまうと、人はそれを排除したくなってしまいます。
机の上にほこりが積もっているのに気づいたら、掃除もしたくなってしまいます。
それにより集中力が弱まり、学習効率が低下しやすくなってしまうという事に繋がります。
特に、勉強をやり始めたような、学習のリズムを確立出来ていないような人は、色々な視覚からの情報を得やすい状態にあると、「あれも気になる、これも気になる」と、そういった情報を処理したくなってしまいます。
勉強というものが、自分にとって「つらいもの」であったりすると、この傾向は大きくなりやすいです。
試験前日なのに、なぜか大掃除をやりたくなるという話を聞きますが、そういった事に起因しているのではないかと考えています。
「意識の分散」
集中力の話をする時、私は、このような言葉をいろいろなタイミングで使っていますが、それが起こりにくくするためにも、視界に入ってくる情報の種類を限りなく少なくすればするほど、集中力が途切れにくい状態をつくり上げる事が出来やすくなります。
先ほど、「ペンの色が~」というような話をしましたが、私は試験勉強中、一種類のペンしか使いませんでした。
消えるボールペンで有名な「フリクション」の赤だけでした。
これだと、消しゴムのカスも出ないですし、色分けをするためにペンを探す必要も無くなります。
間違っても消せばいいだけなので、書き込むことにためらいなど生じません。
「ここにラインを引こうかな?どうしようかな?あ、引き間違えた。修正テープはどこだ??」
というような事は、起きなくなります。
持ち運びも便利ですし。
カラフルにしたい人もいるかもしれませんが、いっその事、ペン一本だけで学習する習慣を身につけてみてはいかがでしょうか?
そして、常に整理整頓を意識しながら学習を進めてみてはいかがでしょうか?
今回は、ここまで。