管理栄養士国家試験合格に向けてチャレンジする人を応援するブログ

独学で学習を進める人をはじめ、受験勉強中の悩みを解消するための情報をお伝えしていきます。

周囲の理解を得るための行動を

皆さん、こんにちは。

 

今回は、目標設定をした後に、何を考えるべきかの話をしていきたいと思います。

 

前回は、スマホの話をしましたが、スマホ中毒解消のためにも協力を得られると、とてもやりやすくなります。

 

また、

「私は、管理栄養士国家試験に合格したいから、あまり(遊びの)連絡をしてこないでね」

という話を周囲にしておけば、だいたいの人は気を遣ってくれるようになります。

「あの人は、勉強しないといけないから、遊びに誘うのは止めとこう」

「勉強しないといけないでしょ?もう、ライン交換やめておくね?」

という感じです。

 

私自身も、会社の中で、「絶対合格したいので、残業とか休日出勤とかできません。」と、キッパリと言い切りました。

それでも、全部の主張は受理されなかったですが、多少の考慮を受ける事は出来ました。
その点については、とても感謝しています。

このように気を遣ってくれるのは、ちゃんとやりたい事や目的を公言しているからです。

 

陰で努力をするような風潮が日本には根付いています。

試合前日に秘密の特訓をすれば、一気に実力を上げる事が出来たり、必殺技を偶然身につける事が出来るようになったりします。

 

そんな漫画ばかり読んでいました。

 

それとか、「私は、そんなに勉強してないよ~」と、訳の分からない謙遜(?)をするような感じです。

驕るのは当然良くないですが、やったのであれば「これだけやった」とアピールすればいいと思います。

こんな言い方をする人には、とことん追求したくなります。

「勉強してないというのに、どうしてあなたは高得点を取る事が出来るのか?後学のために、徹底的に教えて欲しい。さぁ、腹を割って話そう!」

と、かなり厄介な感じで聞き取りをしたくなります。

でも、本当に学びたいという気持ちがあるのは、事実です。


ですが、そんなに急激に実力が上がる事なんてありません。

一夜漬けでも限界はありますから。

基本的に、勉強は長期に渡って行なう傾向にあります。

数日でかたが付くようなものであれば何とかなるのですが、そういう訳には行きません。

 

独力だけで、長期間自分の時間を確保し続けるというのは、かなり厳しいです。

現役学生であれば、経済的な理由からバイトをしないといけない人もいると思います。

既卒組であれば、仕事をしながらの人がほとんどなので、残業・休日出勤の交渉をしないといけないと思います。

家庭を持っている・パートナーがいる人だったら、相手からのフォローは絶対必要です。

そういった周囲からのフォローをもらえるからこそ、自分の時間を生み出しやすくなりますし、「フォローをしてくれているから、恩返しのためにも絶対合格するぞ」というパワーの源にも繋がりやすくなります。

それを当然だと思う人についてですが、実は、結構合格率は低いです。

その話は、別の機会にすることにします。


大切なのは、「受験するから、協力お願いします。」という思いを、言葉にして、相手にぶつける事です。

漫画のキャラクターでも、話の最初の方で目的を明確にしています。

「海賊王になる」
「もっと強いやつに会いに行く」
「借金を返済する」
「経典を取りに行く」

それがあるからこそ、行動が生まれ、同じ目的を持つ仲間も手に入れる事が出来るようになったり、助け合う事が出来るようになっていきます。

それに対して、理解を得られるのであれば、かなり効率良く学習を進めやすくなります。

 

でも、どれだけ熱意をもって話しても、「どうせ無理だから・・」とか、「そんな事より、今度の休みに遊びに行こうよ」とか言う返答があったら、友人であれば、縁を切ってもいいかもしれません。

近親者やパートナーだったら、かなりしんどいですが。

近親者でも、簡単に自己否定を促すような接し方しかできない人もいますからねぇ。

残念な話です。

そうなってくると、交渉次第となりますね。

頑張って、自分の時間を少しでも確保出来るよう、交渉を積み重ねてみて下さい。

その時は、相談に乗りますので。

 

同時に、宣言をする事で覚悟が生まれます。

「絶対に合格するんだ」
「ここまで皆に宣言したんだから、合格出来ないとどうなる事か?」

というような感情が生まれます。

これがモチベーションに繋がっていきます。


目標を明確にすることで、多くのメリットが生まれやすくなりますので、ぜひ、周囲に宣言してから受験勉強に取り組んでください。

 

今回は、ここまで。