管理栄養士国家試験合格に向けてチャレンジする人を応援するブログ

独学で学習を進める人をはじめ、受験勉強中の悩みを解消するための情報をお伝えしていきます。

学習教材は、少なければ少ないほど良い

皆さん、こんにちは。

 

今回は、学習教材についての話をします。

 

皆さんは、最初にどれくらいの教材を手に入れるでしょうか?

書店・ネットでも、探せばいくらでも見つける事が出来ます。

あれもこれもと手を出そうと思えば、お金さえあれば、多くのものを購入する事が出来ます。

前回まででも話しましたが、「自分にピッタリ」のものに巡り会える確立は、かなり低いです。

問題集・参考書は、オーダーメイドでは無いからです。

また、自分の実力のレベルで、必要とするものも変わってくるからです。


資格学校のような、通信・通学の選択をする人もいると思います。

そこでは、かなりの量のコンテンツが用意されています。

今は時代もすすみ、オンラインでの教材も用意されています。

「動画の数は、70種類以上!」

「24時間放送で、いつでも、何度でもきける!」

というようなものです。

また、受講内容によっては、科目ごとに「ライブ授業」とか、課金をして「冬期講習」「直前講習」「応用力試験対策講習」というような事を行なっています。

さらに、合間合間で、プリントや中間テストのようなものも配布されます。

 

人は、やる事が目の前にあると、安心します。

とりあえず、何かしらの事をやっていると、「やっている感」が生まれるからです。

「これさえやれば、合格出来るのか」とイメージ出来るからです。

でも、それは最初の間だけです。

時間が経過し、本試験日が間近になってくると、それがプレッシャーになってきます。

目の前にあるコンテンツが消化しきれないほど、それは大きくなります。

そのせいで、ペースがどんどん乱れ、結果不合格になるというパターンを、これまで数多く見てきましたし、自分も経験しました。

 


ここで大事なのは、

「自分が、どれだけの教材を消化出来るか?」

という事です。

 

いくら「わかりやすい教材(授業内容)」だったとしても、繰り返さないと忘れます。

一度聞いたくらいで見につくのであれば楽なのですが、そういう訳には行きません。

そのため、繰り返さないといけないです。

 

 

復習ですね。

その復習の時間を、どれだけ確保できるか?

 


という事が、学習を進める上でとても重要です。

あれもこれもと手を出していたら、「やっている感」は、とても強く感じる事が出来ます。

 

ですが、結果はどうでしょう??

自分では出来ているつもりでも、小テストや模試をすると、なかなか合格ラインに達する事が出来ないです。

 

現役学生であれば、勉強に費やす事が出来る時間は、かなりの量を確保できます。

毎日の授業でも、「小テスト」のようなものを配布されるのではないでしょうか?

問題に触れる事が出来る時間は、かなり多いです。

これだけの時間があると、結構融通が利きます。

 

ですが既卒受験生は、そういう訳には行きません。

仕事が終わって、家事や身の回りの事がすんでから、ようやく勉強する事が出来るようになります。

一日で3時間くらい確保出来ればいい方でしょうか?

そんな状況で、数多くのコンテンツを投入されても、消化出来る訳がありません。

 

前回までで「過去問題集の選び方」の話をしましたが、これから受験日まで付き合っていくものなので、何を選ぶのかはとても重要なので、一番にその話をしました。

自分が、どれだけの時間を学習に費やす事が出来るのか?

そこから「総学習時間」を逆算し、それをどう割り振るか?

という事も考えなければいけません。

そうなると必然的に、やれる事(やれる量)は決まっていきます。

 

色々な学習教材に手を出す余裕は無いはずです。

まずは「この一冊で合格するんだ!」という過去問題集を選択し、さっさとページをめくっていってください。

 

時間は有限ですから。

 


今回は、ここまで。