管理栄養士国家試験合格に向けてチャレンジする人を応援するブログ

独学で学習を進める人をはじめ、受験勉強中の悩みを解消するための情報をお伝えしていきます。

学習教材紹介(導入編)

皆さん、こんにちは。

 

今回は、前回の告知の通り、2019年度版の過去問題集についての話をしていきたいと思います。

過去問題集といっても、数多くあるため、一般書店で入手しやすい3冊についての話をしていきます。

これから紹介する3冊が、それぞれで異なるメリットデメリットを持っているのが面白い所です。

管理栄養士だけでなく、色々な勉強を開始しようという人にとって、結構当てはまるパターンなのかなと思います。

 


紹介する前に、ちょっとだけ他のサイトでみかけた内容について触れたいと思います。


管理栄養士の国家試験は数ある資格の中でも高難易度

 

管理栄養士の国家試験は、数ある国家資格の中でも難易度の高い試験と言われています。
そのため、管理栄養士を目指す人は、できるだけ早い時期から国家試験の対策準備を始めるのが大切です。
国家試験の合格者の調査では、試験日の6ヶ月前から準備を始めた人が最も多く、次に3ヶ月前から始めた人が多くなっています。
管理栄養士の国家試験を合格した人の中には、1年前やそれより以前から国家試験の準備を始めている人もいます。
難易度の高い国家資格だからこそ、早い段階で準備を行うのがおすすめなのです。

 

合格までに勉強時間はどのくらい必要か

 

管理栄養士の国家試験に合格するための勉強時間の目安は、おおまかに200時間以上がおすすめと言われています。
ある調査によれば、管理栄養士の国家試験の勉強時間に300時間以上費やした人がもっとも多く、次に200時間から300時間、150時間から200時間、150時間未満の順で多いという結果になっています。
そのことを考慮し、勉強を始めるのにおすすめな時期は9~10か月前です。
管理栄養士の国家資格を得るための国家試験は3月ですが、最新の問題集や参考書が7月前後に発売されますので、その点を頭にいれておいて国家試験対策のスタートラインを決めるのもおすすめですよ。

 


まず、管理栄養士国家試験は、高難易度の部類ではないと感じます。

・300時間程度の学習で合格出来るような内容
・新卒受験者の95%以上の合格率(第32回試験では、新卒合格率95.8%)
・全体の合格率でも、60.8%という高い合格率

なぜ、これで高難易度の部類に入るのか、不思議でなりません。
ちなみに、私の先輩管理栄養士も、「国家資格の中でも、合格するのは難しいからね~。」と、話していました。

どの範囲の中での高難易度なのだろうか?と、不思議に思ってしまいます。

 

私は、過去に「社会保険労務士」の資格に挑戦していました。

その時の合格率は、10%でしたし、今では4~5%になっています。

4回くらい挑戦して、最後の試験では7割以上の合格率で、5割までしかとれませんでした。

各科目で足切りもあるので、全ての科目をしっかりと抑えないといけません。

 

他にも、それ以上の難易度である会計士・弁護士・医師・司法書士行政書士・・・・といった所と比較したら、6割の合格率は高難易度と呼べるのでしょうか?

ちなみに、社会保険労務士に合格するための学習時間の目安は、1000時間でした。

もっというと、税理士は2500時間以上のようです。

それで300時間程度の学習量で、高難易度というのはいかがなものか?と、私は感じます。

 


管理栄養士の国家資格用参考書を選ぶポイント

 

学習の全体像と現状を見据えて、おすすめの参考書を見極めるために、管理栄養士の参考書を選ぶおすすめのポイントをご紹介します。
参考書を選ぶおすすめのポイントは、以下の6つです。

 

1 : 評判を鵜呑みにせず、自分との相性を重視
2 : 自分の学習段階に適応するのか確認する
3 : 学習目的を明確にして、対応するものを探す
4 : 適切な難易レベルは自分の実力より少し上
5 : 完璧主義にならず、適度な分量を見極める
6 : 内容が整理され、解説が詳しいものを選ぶ

 


このサイトでは、このように表現しています。
ですが、ここら辺から私の考えは違いが生まれてきます。

 

私は、「出来る限り学習教材を少なくする」という事を、念頭に置いています。

一か所を確認すれば、それに関連する内容がまとめられているので、周辺情報も確認しやすいような状態をつくり上げる事を最優先しています。

 

そしてもう一つ。

「情報は用意されるのではなく、自分で準備(用意)する事が大事」だと考えています。

 

英単語を覚える時、皆さんはどうするでしょうか?

また、漢字を覚える時、皆さんはどうやって覚えようとするでしょうか?

 

「声に出しながら書く」

が、一番効率が良いのではないかと考えています。

 

書いている文章にアンダーラインを引くだけで覚える事ができるのであれば、なんぼでも引きますが、現実はそうではありません。

お坊さんが写経をするように、一文字一文字書いていく事で、記憶に刻み込まれる事は、多々あると思います。

なので、私は一冊の問題集に、ガッツリ情報を書き込む方法を採用しています。

書き込むためのスペースがあればあるほど、学習が捗りやすいです。

これが上記の「1」に該当する事でしょうか?

 

どうなのかな?と感じるのが、「4」です。

管理栄養士国家試験(他でも同様だと思いますが)では、学習教材として、過去問を利用します。

過去問なので、各社同じ問題を採用します。

異なるのはレイアウトと解説内容の量であると感じます。

それに、過去問題集に対応した参考書を選ぶ方が、それぞれでリンクしているため、やりやすくなると思います。

(私の場合は違いましたが)

 

参考書なのに、「自分の実力よりも少し上」とか言ったら、調べるのに無駄が発生しやすく、ストレスになりやすいのではないかと危惧します。

私は、解説量が多く、図説も多く、内容もほぼ全体を網羅していると感じたので、参考書は「QB」を選びました。

基本的には、基礎問しか出ないのに、実力よりも少し上とか言ったら、マニアックな部分まで掘り下げてしまう可能性が高くなります。

そう考えると、「4」と「5」(「6」も?)は、多少矛盾したような印象を受けるのですが、私だけでしょうか?

 

少しのつもりが、かなり長くなってしまいました。

 

次回こそ、本当に過去問題集の中身に触れていきたいと思います。

 

今回は、ここまで。