応用力試験対策にどれくらいの時間を割くべきか
皆さん、こんにちは。
今回は前回の続きで、応用力試験対策についての話をしていきたいと思います。
以前の投稿でも話したのですが、私は応用力問題に対して、一つの仮説・判断をしました。
「応用力試験対策って、特にしなくてもいいんじゃないのか?」
という考えに行きつきました。
まず、応用力試験ですが、20問出題されます。
合格するためには少しでも得点が欲しいです。
ですが、応用力試験の問題を見ても、傾向は分かるが、どのような出題をされるかというのは、出題者によって大きく左右されます。
「こんな問題がでるのか?」
良くも悪くもですが、このように感じる内容のものが多いと感じます。
それ以外の部分では、例年の傾向通りに出題されているのが大部分です。
そこまで大きなズレはありません。
例年の傾向通りに出題される問題が、180問出題される事になります。
余程の事が無い限り、100問以上は、基礎的であり例年の傾向通りのものが出題されてきています。
それは、過去問を見ればわかります。
たまに「何だ?この問題は??」というものも出題される事はありますが、全体の中で5問~10問くらいでしょうか?
それぐらい、出題傾向は安定しています。
変化の少ない、大部分の問題に時間をかけるのか?
変化の大きい、少数の問題に時間をかけるのか?
これを天秤にかけ、私は、応用力試験に対する学習時間をほぼゼロにしました。
残り180問で、120点以上とれば良いだけです。
応用力問題については、基礎が出来ていれば半分である10点は取れるんじゃないかと考えました。
そうすれば、例え110点しか取れなかったとしても、応用力問題の分を合わせたら、合格できるだろうと考えました。
ギリギリでも120点以上とれば合格です。
基礎部分を反復学習する事で、180点を占める部分の得点力を大きくしようと考えました。
そういった考え方から、私は、セミナー受講など考えず(仕事の関係上、時間を割く事が出来なかったのも理由の一つです)、ひたすら弱点を潰していく作業を行っていました。
「これさえやれば、絶対合格出来る」
これを、自分に言い聞かせながら、毎日問題集と向かい合いました。
私自身は、社会人で仕事をしながらの受験だったので、限られた学習時間をどれだけ効率良く使うかというのを、最優先に考えていました。
その結果導き出した答えの一つでしたが、おかげで130点以上を確保し、合格する事が出来ました。
これが現役学生であれば、戦略(学習の取り組み方)は違ってくると思います。
学習に割ける時間が、圧倒的に増えますから。
以上の事から、「応用力試験に頭を悩ますくらいなら、基礎をしっかりと身につけるようにしましょう」と言いたくなります。
試験の10%(20問)に時間を割くくらいなら、残りの90%(180問)に全力を投入したほうが、「効率は良い」と考えます。
これは現時点の学習レベルにより、基準が変わってくる内容ですけどね。
今回は、ここまで。