応用力試験について思う事
皆さん、こんにちは。
前回の続きです。
前回は、少し横道にそれすぎてしまいました。
応用力試験の中身について話をしていきたいと思います。
皆さんは、どのように勉強しますか?
受験経験者であれば、どのように勉強しましたか?
試験の直前期くらいになると、各資格学校では、「応用力試験対策セミナー」のようなものも開催されます。
そういったセミナーに参加されたでしょうか?
私は、勉強はほとんどしませんでした。
出題傾向を確認し、4~5回程度周回して、そのまま放置しました。
その程度です。
セミナーに参加するのも良いですが、1日のみの開催であり、6時間程度?だと思います。
セミナーに参加した方に質問したいのですが、その程度で「いける!!」という確信を持てたのでしょうか?
セミナーを受ける事で、カバーできる範囲は、間違いなく広くなると思います。
ですがそうなると、それを身につけるための学習時間を確保しないといけません。
それまでに
「基礎がガッチリと固まっていて、模試でも合格ラインを安定して超える事が出来ている」
「勉強する時間を十分に確保出来ている」
「より多くの問題に触れたい」
という事であれば、セミナーを受けたり、応用力試験にガッツリ時間を割いてもいいとは思います。
私自身は模試を2回受けましたが、合格ラインにたどり着けもしませんでした。
合格出来ないかもと不安はありました。
ですが、「応用力試験対策セミナー」「直前対策セミナー」のようなものには、一切手を出しませんでした。
その時点で、基礎が全く出来ていなかったからです。
一つ一つの言葉とそれが持つ意味についての繋がりが弱く、多くの場所で、簡単なミスも生まれていました。
そんな状態で、セミナーを受けるために必要な時間やコストを生み出す余裕は無いですし、基礎という土台がもろい状態で、新しい知識を積み上げようとしても、より高い所まで重ね続ける事など出来ません。
なにより、セミナーを受ける事で合格率が上がるという確証は、何もないのです。
セミナー実施者側は、実施者側の都合で行っています。
より多くの利益を上げたいからです。
口で何と言おうとも(受験者のためだと言っても)、経営なので、収益を上げる事が一番の目的です。
その収益を上げる手段の一つとして、このようなセミナーを開催しています。
ボランティアでしているなら、話は別ですが。
合格出来るかどうかわからないと不安な状態の人を、何かを与える事で、不安感を取り除こうという手段の一つであると考えています。
何かに打ち込めるものを与えられると、人間はその不安を「多少は」紛らわせる事が出来ますから。
私自身は、最初から決めていた事がありました。
1冊の参考書
1冊の過去問集
これだけをやりこんでいく
可能な限りお金をかけない
です。
結果的には、模試の事をすっかり忘れていたため、1月に2社の模試を受験しました。
それだけです。
もし、私が応用力試験対策に時間をより多く割いていたら、合格出来なかったかもしれません。
その話を、次回にしたいと思います。
今回は、ここまで。