通学と独学のどちらを選ぶのか?
皆さん、こんにちは。
今回は、通学と独学のどちらがいいか?という事についての話をします。
一言で言ってしまうと、
「どちらでも良い」
という事になります。
どちらにもメリットデメリットがあると思いますし、置かれている立場・状況によっても左右されます。
自分にあったやり方でやればいいと思います。
と、言ってしまうと終わってしまうので、少し掘り下げていきます。
前回、社労士挑戦の話をしましたが、その時は資格学校に通いました。
まず、その時の話をしていきたいと思います。
私が置かれた状況は、実家に住まわせてもらいながら専門学校に通うという状態でした。
そして、この資格は合格率10%前後というくらいで、私からみたら、ハードルは高く感じたものでした。
また、学習のやり方やペースをどのようにしたらいいのか?というのも分かっていませんでした。
勉強に専念できる環境というのは、学生時代以来でもあり、近所の書店で「働きながら社労士合格!!」といった感じの本を買って読んだりしていました。
その本には、「経済的・物理的に可能な限り、予備校の通学を第一に考えるべき」とありました。
本を読むという習慣は身につけていたんですが、ペンを走らせ、ノートを取りながら勉強をするという事が、本当に久しぶりでした。
結果としては、受講を選択しました。
資格学校まで30分もあれば大丈夫な場所にも通える距離にありました。
実家にいたため、自宅での勉強とは違う環境で勉強したいとも思いました。
今まで働いていたため、雇用保険の制度に「一般教育訓練給付制度」もあったため、費用の2割(最高10万円)までの支給もありました。
そういった事もあったのですが、通う事をきめた大きな理由は、
・情報収集に、受動的でいられる場合がある事
・周囲に「資格合格」という同じ目的で通う人がいる事
・独学だけでは見落としそうな内容を拾ってくれる事
・これまでの傾向を踏まえた講義をしてくれるので効率が良いと感じた事
・自習室が欲しかった
多分、自分の事、目の前の参考書・過去問を解くだけで精一杯になると予測していました。
情報収集は、ネットでも確認すれば見つかるのですが、時間がかかったり、関係ないサイトをみて時間を奪われる可能性があります。
法律の改正に対応するため、その情報は半自動的に入手できる方が助かります。
市販の参考書にも、「重要度」というような表現の仕方で出題頻度・傾向は分かるのですが、文字だけでなく耳から入る言葉でも確認したかったです。
そして、一番の理由と言っても良いのかもしれませんが、
「自習室という学習場所を確保できる」
という事がとても必要に思えていました。
今でこそ、学習環境を整える事が出来る方法論はあるのですが、当時はわかりませんでした。
実家以外であれば、図書館やファストフード店のような所しかなく、図書館であれば、机の数が少ないため競争が起きますし、店舗では長居がしづらい部分もあります。
何とか、「勉強に集中出来る場所」が確保できる状態に持っていきたかったのです。
実家だと、どうしてもダラダラとしがちでしたから。
それらを基準に考えた時、多くのメリットを得る事が出来そうだという事で、学校に通う事を決めました。
あくまでも一例ですが、参考にしてもらえればと思います。
少し短いですが、今回はここまでにしておきます。
次回は、学校に通ったからこそ分かった、学校のメリット・デメリットについてです。