私が資格試験に臨んだ時の話
皆さん、こんにちは。
今回は、私が過去に受験した社会保険労務士について話をしたいと思います。
社労士とも言われるこの資格は、管理栄養士同様、厚労省が管轄する国家資格です。
よくブラック企業の話の時にでる労働基準法・安全衛生法といったものや、社会保険である健康保険法・国民年金法についての専門家という位置づけの資格です。
難易度の目安として合格率を挙げる事ができますが、それが当時は10%を切るくらいでした。(現在は4%前後・・・)
勉強時間の目安として、1000時間程度と言われていました。
ちなみに、調理師試験合格率が60~70%、管理栄養士国家試験が、第32回で60.8%でしたね。
登録販売者ではどうかというと、40%くらいだそうですね。(平成27年に受験資格が撤廃されていたのに驚きました)
社会人から栄養士の専門学生に変わる時に、英語に挑戦してみようかなと思ってたのですが、友人より「こんなものがある」と提案されたのが、この資格でした。
話を聞いているうちに、少しづつ興味も沸いてきて、やってみるかと腰を挙げたのがきっかけです。
「栄養士の資格を持つ社会保険労務士というのは、極めて稀有な存在ではないか?」
と思ったのも理由の一つです。
この試験を、私は期間限定で受験をしました。
栄養士の専門学校在学中の2年間、そして、管理栄養士国家試験を取得するために必要な実務経験を取得するための3年間のうちの2年間。
計4年間挑戦しました。
結果としては不合格でしたが、色々な試行錯誤をする事が出来た期間でもありました。
栄養士専門学校の課題はある程度の時間で終わるので、それ以外の時間を社労士の勉強に費やしました。
それまではほとんど勉強で机に向かうという事をしていなかったので、資格学校に通う事にしました。
最初に訪れた時にカウンセリングのようなものを受け、頑張ろうという事になりました。
「じゃあ、これから参考書と問題集を渡しますね」
と、ドスンドスンと書籍が目の前に積み重ねられていきました。
社労士には、管理栄養士国家試験のように、いくつもの法律による科目区分がされています。
労働基準法
労働安全衛生法
労働者災害補償保険法
雇用保険法
労働保険の保険料の徴収等に関する法律
労務管理その他の労働に関する一般常識
社会保険に関する一般常識
健康保険法
厚生年金保険法
国民年金法
の10科目あります。
という訳で、10冊分の参考書と、過去問題集2冊の計12冊が目の前に積み重なりました。
だいたい1冊の厚さが2㎝を超えていました。
約30㎝近くの高さです。
それを見て、私はこう思いました。
「これをやりこめば、合格出来るんだ」
です。
特に、
「こんなに?」
「嘘?」
「無理だ・・・」
というようなマイナスの感情は全くありませんでした。
やったら合格出来るんだ。
そして、1000時間を目標に頑張れば、合格出来るんだ。
と、感じていました。
それでは、今回はここまでにしたいと思います。
次回は、
どんな勉強の仕方をしたのか?
通学と独学について
という部分に触れていきたいと思います。