自分が体験したことは、相手に伝わりやすい
皆さん、こんにちは。
皆さんは日々、色んな人と会話をしていると思います。
何気ない事、昨日見たドラマやテレビの話、仕事の話等、色んな話をすると思います。
どんな話が盛り上がりますか?
恐らくですが、相手が興味を持っている事については、相手も合いの手を入れやすくなるので、話しも弾んでいくでしょう。
逆に、相手があまり興味ないと、話が盛り上がる事に対して、少しレベルが上がります。
当然です。
「自分の楽しい事 = 相手の楽しい事」
とは限りません。
私はサッカーが好きなのですが、いくら
「サガン鳥栖所属で、今は韓国リーグにレンタル移籍している豊田陽平選手のふくらはぎがエグイ」(誉め言葉)
「ミスタートリニータと呼ばれていた高松大樹元選手が、今議員になっている。しかもトップ当選している。」
という話を熱く語ったとしても、興味のない人にとっては、
「へー、そうなんだー。(棒)」
という事になってしまいます。
とても残念な話ですが。
私が、サッカーの話しかできないとします。
めちゃくちゃ詳しいとします。それも、うんちくを語れるくらい話が出来るとします。
サッカー好きの間なら、勿論話は盛り上がれると思います。
「え?そんな選手の事まで知ってるの?」
「あそこのスタグル(スタジアムグルメ)は絶対買っちゃうよね」
という話で盛り上がる事は可能です。
でも環境が変わって、サッカーに興味がない集団の中にいるとします。そこが職場でも良いです。
そんな状況下だったら、あなたは、何の話をしますか?
少し話がズレるかもしれませんが、ある人を例に出したいと思います。
タレントの有吉弘行さんは、
「人が話しているのを聞いているのが好き。だって、楽じゃん。話が終わったら、「もう終わりかよ」って思う。」
「敬語で話す方が、楽だよね。」
というような話をしたのを聞いた事があります。
「もう終わりかよ」とは思いませんが、敬語で話すのは、確かに楽です。
私はネットをよく覗いていますが、その中で、
「私はコミュ障だから・・・。」
という人がいます。
人と接するのが苦手。
何を話したらいいかわからない。
沈黙の時間が苦痛で逃げ出したくなる。
気持ちは分かります。
でも、自分の事をコミュ障と言いますが、それは、本当なのでしょうか?
先天性のコミュ障なのでしょうか?
後天性のコミュ障なのでしょうか?
吃音が酷くて・・・、という事もあるので、全てがそうとは言いませんが、大部分は後天性だと感じます。
その生活を見ていると、ネットやスマホの中で、自分の時間を費やしている事が多いようです。
大部分はゲーム、動画視聴に費やされている事ではないかと感じます。
オフ会と言われるような事もやっているようですが、どれくらいの割合何でしょうか?
統計を取っていませんが、多くは無いと感じます。
ネットが普及する以前は、情報源の大部分はテレビでした。
番組数も地上波しかないので、子供たちは、昨日の面白かったテレビ番組の内容が話題になる事が多くなります。
「8時だよ全員集合」「俺たちひょうきん族」を始めとしたバラエティーや、「ザ・ベストテン」のような歌番組。
夕方ぐらいの特撮やアニメ、プロレスやプロ野球も同様です。
見てなければ仲間外れになるくらいの勢いなので、それを防ぐためにも見ていた人もいるのではないでしょうか?
その情報を知らなければ、簡単に仲間外れになってしまう。
そうならないように、親と喧嘩してでも意地で見る。
もし見れなかったとしても、相手に話を合わせようとする。
そんな努力があったのかもしれません。
今、40代・50代以上の人は、こういう経験があったかもしれません。
でも現代では、そうはいきません。
チャンネルが多様化し、ネットも普及しています。
スマホは一人一台の時代になってますし、自分の時間を簡単に作る事が出来ます。
あえて他人と同じ時間を作らなくても、一人で過ごしても特に非難される事もありません。
自分のペースで過ごす事が出来るので、現状の方が楽だという人も多くなっていると感じます。
他人と過ごすよりも、独りで過ごす方が楽なので、独りの時間が長くなっていきます。
人は、楽な方を求める習性を持っていますから。
どんどん話が膨らんでいき、迷走している感もありますが、今回は、ここまで。