管理栄養士国家試験合格に向けてチャレンジする人を応援するブログ

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初めての事をすると、記憶に残りやすい

皆さん、こんにちは。

 

前回は私の初めての海外(研修)旅行についての話をしました。

 

思いつくまま書いていましたが、書き終わった後もどんどん細かい記憶が蘇ってきてしまいました。

土産物屋や飛行機内での出来事。

機内での移動中、勉強のために色々と参考書をめくっていましたが、他の生徒から邪魔をされ続けました。
仕方がないのでその生徒を含めた周囲の人間をいじり倒して仕返ししたりしていました。
屋台で食べたタルトの味や、大道芸人との絡みもありました。

まだまだあるのですが、さすがに割愛します。

 

さて、本題んです。

 

皆さんは、初めて行なった事に関しての記憶は強く残っていますか?

 

今回は旅行を例に出しましたが、皆さんも、これまでに多くの様々な経験をしてきたと思います。

大きな出来事はすぐに思いつくと思います。

小さな出来事でも初めての事は、多々あります。

例えば、初めて「〇〇を食べた」時の事を覚えていますか?

私は小さい頃に初めて食べた「明太子」の事を鮮明に覚えています。

嫌いなものになったものを食べた時の不快感を鮮明に思い出せるのと同じような感じだと思います。

 

初めての事をすると、人は記憶に強く残りやすい修正があります。

それは何故か?

初めての事の衝撃が強ければ強い程、脳による記憶ではなく、感情による記憶が行われるからです。
本能部分に近いかもしれません。

火を見ても何も知識が無ければ近づいて触ろうとします。その大事故を防ぐために、あえてちょっとだけ火傷をさせて近づかせる事がないようにしたりしています。

そうして、「火=痛い」という記憶を植え付けるような感じですね。

トラウマというものに近いかもしれません。


私の知り合いで年配の方がいますが、昨日・一昨日の事は、簡単に忘れてしまいます。

ですが、昔の事、例えば青春時代の生活ついてや、人生の転換期に関する事に対しては、凄く生き生きと話をする事が出来ます。
とても詳細に話をしてくれるので、私も話に引き込まれる事が、多々あります。

それくらい感情で記憶するという事は、とても長期的に記憶を残す事が出来ます。

 

以前、話しをしたことがありますが、

「タレントは脳の記憶で話をするんじゃなく、心(感情)で話をするんだ。」

「心に浮かんだ風景をそのまま話すから、その人の話に惹きつけられる。だから芸能界でも抜きんでた存在になれるんだ。」

感情で記憶をしたことに関しては、人の心に響きやすい内容になっている事が多いです。

感情の記憶の話をすると、五感を感じる話し方をするので、イメージを共有しやすいからかもしれません。


皆さんは、ここ数年の間で、どれくらいの数の「初体験」を経験してきましたか?

 

以前の投稿の話ですが、年末に「七味五悦三会」の話をしました。

今年出会った(体験した)7つのおいしかったもの、5つの楽しかったこと、3つの素敵な出会いを除夜の鐘をききながら話をするという風習です。

とても素敵だと思います。


人間の幅を広げるには、

人に会う事
本を読む事
旅に出る事

という3つがあるという話もしましたが、それに似ていると思います。

多くの経験をし、多くの話をする引き出しを増やす事で、人間の幅というのは広がっていくと考えています。

それがほとんどの人がやった事のない事であれば、なおさらです。

 

学生の方にとっては、就職前のとても貴重な時間です。

新社会人としての準備もあると思いますが、今のタイミングでしかできない事に、チャレンジするのはとても有意義だと思います。

今からでも遅くはありません。

数日間だけでも、旅に出ませんか?


今回は、ここまで。