目標を立てる事でゴールは生まれる
皆さん、こんにちは。
今回も時間管理の事についての話をしたいと思います。
休みの日に、まとめて勉強しようとする人が陥りやすい部分があります。
「今日は8時間勉強するぞ!」
と、意気込む事は素晴らしいと思いますが、これは、目標のようですがそうでは無いです。
この目標設定だと、問題集を1冊終わらせても、2冊終わらせても、8時間勉強すればOKというものになります。
大事なのは、「8時間の勉強の中で、何をどれだけ行なうのか?」という部分です。
8時間という長時間の勉強となると、疲労は蓄積していきます。
適度に休憩を取らないといけないでしょうし、食事をとる必要もあると思います。
食後に眠気がやってきたりするでしょうし、突然携帯が鳴りだすかもしれません。
そんな中で、どのように計画を立てるか?どのように時間を使っていくかが、とても重要になります。
また、目標を立てる事で、ゴールが生まれます。
上記のように、「8時間の勉強」を目標にしていると、8時間を勉強の時間に使えばゴールとなります。
問題集をガンガン解いていこうが、スマホをチェックしながらダラダラやっても、同じ8時間です。
机に向かっていたら、時間は過ぎていきます。
内容は度外視です。
8時間経過後にふり返って、「ここまでやるつもりだった」と思っていても、それがめちゃくちゃ集中してやった事なのか?ダラダラしながらやった事なのかで、結果は大きく変わっていきます。
これを、「この一冊の問題集を8時間勉強し続ける」と目標を立てたらどうなるでしょうか?
やる事は、「一冊の問題集を解き続ける事」です。
8時間かけて、何問解けるか?という事をチェックする事が出来ます。
最初は問題集の半分もいかないかもしれません。
ただ、何日か同じ事を繰り返すうちに、半分がやっとだったのが、1冊終わらせる事が出来るようになったり、一通り解いた後、2周目に入る事も出来るようになるかもしれません。
このようなやり方だと、「8時間」という時間の中で、どのようにしたら問題集を解き進めていけるか?という分析が出来るようになっていきます。
「前回は一周出来たが、今回は出来なかった。何故できなかったのだろうか?」
という考え方が出来る訳ですね。
それがメールをチェックしすぎたせいかもしれないし、食後の眠気に負けたというものかもしれません。
それなら対策として、スマホの着信音や電源を切ったり、眠気が来ないように食事内容を変えてみたりするという事が出来ます。
さらに、同じ時間で前回よりも多くの問題を解く事が出来れば、自分の成長を目に見える形で知る事が出来るようになります。
これが成功体験となり、自分の自信へとつながっていくのです。
勉強をし続けていても、なかなか自信がつかなかったり、やり切ったという充実感が得られない人は、目標の設定とゴール後の分析が不足しているのかもしれません。
やみくもに行っても成長はできないです。
これは勉強に限らず、スポーツや習い事でも同じだと思います。
効率良く成長していくためにも、しっかりと計画を立て、振り返りを行なっていきましょう。
今回は、ここまで。