試験中のトイレについて
皆さん、こんにちは。
今回は、試験中にトイレに駆け込むのはアリか?という話です。
私が管理栄養士国家試験の試験を受けている最中、午後の時間帯でしたが、途中からお腹が張ってきていました。
痛みは無いものの、グルグルとお腹も鳴り、苦しくなっていました。
集中できないとか我慢できない程ではなかったので、問題をガンガン解いていました。
一通り解き終わり、見直しも終わって少し時間に余裕がありました。
相変わらずグルグル言っていたので、トイレに行こうかなと思いました。
でも、残念ながら行けませんでした。
試験時間終了30分前だったと思いますが、その時間以降、離席する事が認められなかったのです。
私の顔が真っ青で、今にも倒れそうという状態だったら行けたかもしれませんが、そこまで酷くなかったので、我慢して終了時間を待ちました。
今になって思う事は、
「お腹に違和感を感じた時に、さっさとトイレに行けばよかった」
です。
トイレに行けば、違和感を和らげる事が出来たかもしれない。
という理由だけでは無いです。
試験中にトイレに行くという事は、当然立ち上がって歩いて移動する事になります。
今までずっと座った状態から、立って自由に動き回る事が出来るようになります。
私の今までのブログを見てきた方は、ここでピンとくるかもしれないですね。
立って自由に動き回る事が出来るという事は、「リフレッシュと疲労改善」に繋がるからです。
試験時間は前半だけで2~3時間、一日トータルで5時間前後という長時間です。
それだけの長時間ずっと同じ姿勢でいると、どうなるか?
血液やリンパの流れが鈍くなり、肉体的な疲労感が大きくなってしまいます。
そこから精神的疲労感も蓄積して、集中力低下やひらめきが生まれにくくなったりしやすくなります。
ましてや、午後の時間帯は食事休憩をはさんでいます。
その午前中には、普段やらない試験会場までの移動や、午前の部の受験を経てきています。
人によっては眠気も襲ってくるかもしれません。
見えない部分での疲れが溜まっていない訳が無いのです。
我慢していつの間にか試験時間中に瞼を閉じてしまうくらいなら、嘘でもいいからトイレに移動して、リフレッシュをすべきだと思います。
トイレに向かう道中でも、中ででも、身体のストレッチや体操をして、血液を循環させるべきです。
貴重な試験時間を使う訳ですから、何もしないでトイレに行って帰って終わったら、もったいないです。
もし、試験時間がギリギリでトイレに行く暇が無かったり、トイレに行くのが恥ずかしいなら、食事休憩や試験前後に必ずストレッチをするようにしてください。
それだけで頭がスッキリしますから。
可能な限り、同じ姿勢をし続ける事が無いように注力してくださいね。
もう一つ、試験中にトイレに行くメリットがあります。
試験に集中して、一心に回答している受験生の姿を見る事が出来るというメリットです。
指定された席が後ろの方なら、いつでも見渡す事が出来ますが、前方だとそうはいきません。
トイレに行って部屋に戻った時に、受験生の姿を見て下さい。
室内全ての生徒がペンを走らせたり、問題を解くのに苦悩していたりしていますが、問題に本気で取り組んでいます。
そういった本気の姿を見る機会は、なかなか無いからです。
私は、そういった頑張っている姿を見ると、「自分も頑張ろう!」とポジティブになれます。
試験で合格人数が制限されていれば、「お前らも頑張っているけど、自分も負けないからな!」という感情になるかもしれません。
管理栄養士国家試験は、合格ラインを超えれば全員合格出来るので、「自分も頑張るから、みんなで合格しようぜ!」と思っていたので、トイレに行ってたらそんな感情になったかもしれません。
普通だったら、試験官しか見る事が出来ない風景を体験する事ができます。
恐らくほとんどの試験でトイレ利用は可能だと思いますが、皆さんも、ぜひ時間を有効に使ってみて下さい。
最後にですが、女性の方は、試験中にトイレに行くのが正解なのかもしれません。
休憩中は、トイレ待ちの列がかなり長い物になりがちだからです。
寒い廊下で順番を長時間待つストレスに堪えないといけない可能性が、男性より大きいからです。
順番を待つなら、時間を潰すのに必要なものを持参する事が大事だと思います。
もちろんスマホ以外です。
それが嫌だというなら、試験時間を削ることになりますが、その方が効率的な場合も有ります。
理解ある知人男性にお願いして入り口に立っていてもらい、男子トイレを使わせてもらうというのも手だとは思います。
どうしても時間がかかりがちになってしまいますから、上手い事やらないとですね。
今回は、ここまで。